亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2018年08月

本日は、“叱責”について考えてみたいと思います。

 

数年前のデータになりますが、日本生産性本部が
“叱責”の効果に関する調査結果を公表しています。
それによると、「叱ることが部下の育成につながる」
と答えた上司が
89%であるのに対して、「叱られる
とやる気を失う」と答えた部下が
56%もいるのだそう
です。“叱責”の効果に対する上司と部下の意識の
隔たりがかなり大きいことが伺われます。

 

しかしそれは「受けた“叱責”に対して心からありが
たく思えるようになるのは上司の立場になってからで、
その経験のない人にその価値を伝えることが難しい」
と捉えることもできるように思います。

 

ただ上司の立場にある人は、そういう意識の差がある
ことは認識しておく必要はあるでしょう。
 

そもそも「叱る」とは、ただ相手の問題を指摘し、
改善を促すに留まっていてはいけません。

「叱る」とは、叱られた者に

 

 「心からの反省と、
     あるべき方向に向けた新たな正しい行動」

 

が伴わなければ、ただ単に「怒った」ないしは「指摘
した」だけであって、「叱った」ことにはならないこと
を認識なければなりません。要するに部下が「叱られる
とやる気を失う」のは、上司が正しく「叱る」ことが
できていないからに他ならないのです。

「叱った」結果、前向きな感情を引き出すことができて、
初めて「叱る」ことができたという認識こそが必要なの
です。

 

ちなみに、「部下を褒めている」と答えた上司が80%で
あるのに対して、「上司が褒めてくれる」と答えた部下
は
51%にとどまるのだそうです。

「叱る」ことも「褒める」ことも、なかなか難しいもの
ですね。

 

いずれにしろ、正しく「叱る」ことができるよう、私自身、
常に自らの態度・行動を改めていきたいと思います。

 

本日は、「約束」について考えてみたいと思います。

約束は、『先約優先』が原則です。

倫理法人会で学ばせていただき、また多くの失敗例を
見るにつけ、私自身、実践をし続けていかなければなら
ないと思っている言葉です。

しかし人は、

  社員との約束も「お客様のために」と反故にし、
  家族との約束も「会社のために」と反故にし、
  友人との約束も「仕事のために」と反故にする

ことが往々にしてあるものです。

お客様のため、会社のため、仕事のためと思ってやって
いることなのでしょうが、これではその実、信頼を失い、
結果としてその大切なものさえも守れなくなってしまいます。

そんな事例をいくつも見て来たのにも関わらず、自分のこと
となるとついつい迷いが生じてしまうことがあります。本当に
愚かな生き物です。

一方で、涙を呑んで『先約優先』を実践してみると、意外に
良いことがあるのも事実です。やはり約束を守ることは、
神仏の望むところなのでしょう。

選択に迷ったら、ぜひ『先約優先の原則』を思い出してみて
ください。きっと良い結果を招くことができると思います。

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