本日は、“業界”について考えてみたいと思います。
以前は、ライバルと言えば同じ業界に属する会社が
対象でした。
ところが今では、どの業界においても異業種からの
参入が増えてきて、さらに業界全体を震撼させる
ような状況になっているところも少なくありません。
そのような環境の中で、これまで通り同業者を敵視し、
白兵戦を繰り返しているようでは、衰退の一途を辿る
ことになりかねません。
「競争から共創へ」
と言われて久しいですが、まさにその言葉通りの対応
が求められているように思います。
当社の創業者・佐藤澄男は、何でもかんでも教えて
しまう人でした。
「私がここまでこれたのは、多くの方からさまざまな
ことを教えていただいたから。」
「だから自分がわかることであれば何でもお伝えする
のが当たり前」
と、口癖のようにいっていたことを思い出します。
一方で、先代が業界のために尽くしてこられた会社では、
事業承継後に同業者から苦しめられるようなことはあり
ません。
それどころか、たとえ危機的状況に陥ったとしても、
同業でありながら、「先代にはお世話になった」と、
自社のことを差し置いてまでも力添えしていただける
ことさえあります。
業界に貢献するとは、後の憂いを払い除けることにも
なるのだと思います。
これまでの経験の中から学んだことは、業界のために
公開をしていく。
それが業界全体の発展へと繋がり、結果として自社の
発展へと繋がっていく。とても大切な視点だと思います。
私自身、創業者の精神を受け継ぎ、次代のためにも、
できる限り業界に貢献できるよう尽力していこうと思い
ます。
