亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2019年10月

本日は、“業界”について考えてみたいと思います。

 

以前は、ライバルと言えば同じ業界に属する会社が

対象でした。

 

ところが今では、どの業界においても異業種からの

参入が増えてきて、さらに業界全体を震撼させる

ような状況になっているところも少なくありません。

 

そのような環境の中で、これまで通り同業者を敵視し、

白兵戦を繰り返しているようでは、衰退の一途を辿る

ことになりかねません。

 

「競争から共創へ」

 

と言われて久しいですが、まさにその言葉通りの対応

が求められているように思います。

 

当社の創業者・佐藤澄男は、何でもかんでも教えて

しまう人でした。

 

「私がここまでこれたのは、多くの方からさまざまな

ことを教えていただいたから。」

 

「だから自分がわかることであれば何でもお伝えする

のが当たり前」

 

と、口癖のようにいっていたことを思い出します。

 

一方で、先代が業界のために尽くしてこられた会社では、

事業承継後に同業者から苦しめられるようなことはあり

ません。

 

それどころか、たとえ危機的状況に陥ったとしても、

同業でありながら、「先代にはお世話になった」と、

自社のことを差し置いてまでも力添えしていただける

ことさえあります。

 

業界に貢献するとは、後の憂いを払い除けることにも

なるのだと思います。

 

これまでの経験の中から学んだことは、業界のために

公開をしていく。

 

それが業界全体の発展へと繋がり、結果として自社の

発展へと繋がっていく。とても大切な視点だと思います。

 

私自身、創業者の精神を受け継ぎ、次代のためにも、

できる限り業界に貢献できるよう尽力していこうと思い

ます。

本日は、“古典”について考えてみたいと思います。

 

私は常々経営者の皆さんにお伝えしているのですが、

経営者たるもの、歴史と古典は必ず学ばなければなら

ないと思っています。もちろん、経営者以外の方に
とっても有効な学びです。

 

歴史や古典に向き合う際に大切なのは、「を」学ぶ
のではなく、「から」学ぶ姿勢です。

 

そのような姿勢で古典に触れるといつも感じるのは

「古くて新しい」ということ。大切なことはいつの

時代も変わらないものなのだと思います。

 

だからこそ、先人の教えをありがたく学ばせていた
だく。そういう姿勢が大切だと思うのです。

 

また、古典を学ぶときにおすすめなのは、自分一人
よりも仲間と一緒に学ぶことです。

 

以前私は、「古典の会」なるものに参加させていた
だいていました。

毎回、会員持ち回りで、自分が読んで参考になった
古典に関わる本を持ち寄り、全員で読み合わせし
ながら、短い単元ごとに感想を述べ合う、という会
です。

 

この会では、自分では絶対に購入しないであろう本
との出会いがありました。生い立ちや経験、趣味、
関心の異なる仲間の集まりですから、自分だったら
決して手に取ることはないだろう本から学ぶ機会を
得ることができたのです

 

また参加者の感想が聴けることで、自分の感性では
捉えることができない視点に気付かされることが
あります。

 

同じ文章を読んでも、感じることやポイントが全く
異なります。まさに「目から鱗」の気付きを得る
ことも実に多いものでした。

 

「古典の会」とても良い企画だと思います。
みなさんの仲間同士でもぜひ検討してみてください

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