亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2021年03月

本日は、“働く”について考えてみたいと思います。

 

「はたらく」とは、傍(はた)を楽(らく)にする

こと、すなわち、周囲の人に「楽」をもたらすこと

だと言われます。

 

辞書によれば「楽」とは、

□楽しくこころよい

□身も心も安らかで苦しみがない

□生計が豊かなこと

とありますから、縁あって出会った人たちに、その

ような状態をもたらすことが「はたらく」という

ことと言えるでしょう。

 

まわりを見渡してみれば、この世に生きとし生ける

ものすべてに「はたらき」があります。

 

花には花の、蜂には蜂の、馬には馬の「はたらき」

があります。

 

生き物でなくても、太陽にも月にも、水にも土にも

火にも、この世にあるものすべてに「はたらき」が

あります。

 

それぞれがもっているものを最大限に活かしてはた

らいているのです。

 

もちろん私たち人間にもそれぞれの人の「はたらき」

があります。

 

強い人には強い人の、賢き人には賢き人の、美声の

人には美声の人の生まれもった「はたらき」があり

ます。

 

人間は神の使命、すなわち天命をもって生まれてき

ます。

 

神様は万能ですが、残念ながら人間は何でもできる

わけではありません。

 

それこそ人間の細胞一つひとつに役割があるように、

一部の役割を担って生まれてきます。

 

そしてそれが個性という形で現れ、その個性にあった

「はたらき」というものがあるのです。

 

「はたらく」とは、そのようにもって生まれたはたらき

を最大限に発揮することによって、傍を楽にするという

ことだと思います。

本日は、“新人”について考えてみたいと思います。

 

私は毎年、入社式後のオリエンテーションで少し

お話をさせていただくのですが、その際、いつも

話題にしていることがあります。

 

今年もまた新入社員を迎えるにあたり、その中の

ひとつを皆さんにご紹介させていただきたいと思い

ます。

 

それは

 

「目の前の仕事に全力投球しなさい」

 

ということです。

 

採用する側にとっては当たり前のことではあります

が、採用される側にとっては、当たり前ではない

ケースがあるようです。

 

新卒採用のサイトなどをみておりますと

 

「やりがいのある仕事を探しましょう」

「自分に合った仕事を見つけましょう」

 

などという言葉が並んでいます。

 

そのような気持ちで行っていた就職活動の延長線上

で入社してくる子の中には、

 

「この仕事は本当にやりがいのある仕事だったの

 だろうか?本当に自分に合っているだろうか?」

 

などと、試すような気持ちで仕事に対峙してしまう

ことがあるようです。

 

そして、大した努力もしないうちに、

 

「やりがいがなかった」

「自分には合っていなかった」

 

などと結論付け、同じ会社が運営する転職サイトに

登録をするようになってしまうことがあるのです。

 

しかし、元々やりがいが保証されている仕事など

ありません。

 

「これが天職、私の天職」と信じて仕事をする。

 

その結果、自ずとその仕事にやりがいが感じられる

ようになるものです。

 

また、元々自分に合った仕事などありません。

 

「これが天職、私の天職」と信じて仕事をする。

 

そうすると自ずと仕事が馴染んでくる。

 

いや、仕事に受け容れられるようになるのです。

 

そもそも仕事は選べるものではありません。

 

人が仕事を選ぶのではなく、仕事が人を選ぶのです。

 

やりたい仕事があるならば、その仕事に選ばれる

人間にならなければならないのです。

 

そのことをまず、きちんと理解しもらったうえで

入社をしてもらいたいと強く願ってお話しています。

 

もし参考にしていただけるようであれば幸いです。

 

皆さんの会社におかれましても、仲間となった新入
社員が末永く働いてくれます
ように、また、来年の
新卒採用が本格化してきた今、
よい人材に出会い、
縁をつなげていただくことが
できますようにと、
心からお祈り致します。

本日は、“相談”について考えてみたいと思います。

 

ときに、相談されても回答するにの困ってしまう、

いわゆる「答えようがない相談」というものがあり

ます。

 

そのような相談には、3つの共通点があるように

思います。

 

ひとつは、相談者が

 

「本気で解決しようとは思っていない」

 

ことです。

 

どんなに悩んでいても、本気でその状況を打開し

ようと思っていなければ、まさに「暖簾に腕押し」

状態で、いろいろ質問してみても明確な答えが

返って来ず、結果として何も答えられないという

状況に陥るわけです。

 

やっかいなのは、本人がそのことに気づいていない

場合が多いことです。

 

それは悩んでいる自分に満足してしまっていて、

その先に“解決”という出口があることを忘れて

しまっている状態ともいえます。

 

逆に言えば、本気で相談に乗って欲しいと願うので

あるならば、まずは「本気になって解決しよう」と

する強い意思を固めることが必要です。

 

二つ目は、

 

「すべてを他責にしている」

 

ことです。

 

それは、自分の顔についている汚れを鏡で見ながら、

一生懸命鏡を拭いているような状態といえます。

 

自分が変わらなければ何も解決しないのに、そこに

目を向けようとしない方には、やはり答えを出して

あげることはできません。

 

仮に的確なアドバイスができていたとしても、きっと

「あなたは何もわかっていない」と言われて終わって

しまうことでしょう。

 

最後に、

 

「何一つ行動を起こしていない」

 

ことです。

 

本当に解決するつもりがあるならば、既に何らかの

行動を起こしているものです。

 

そのような場合は、その行動の不足する点や過ちが

見えてきますから、明確なアドバイスをすることも

可能になります。

 

「いろいろ考えていますが、何をやったらよいか

わかりません。教えてください」

 

とおっしゃる方がいますが、たぶんそのような方は、

方法論をお伝えしても、行動を起こされる可能性は

低いと思っておいた方がよいでしょう。

 

アドバイスに従って行動を起こされる方の相談は

 

「いろいろやっていますが、解決できません」

 

がスタートラインになっているものです。

 

よって、相談を有効なものにするためには、

 

「本気で」「自責で」「行動する」

 

という3つの条件が必要なのだと思います。

 

ということは、相談を受けるときは、目の前の

相談者が、この3条件をきちんと満たしている

かを見極める必要があるということです。

 

逆にご自身が相談するときには、まず3条件を

満たしているか、確認してからにしましょう。

 

相談する側も受ける側も、価値のある結果が
出せる
有効な時間になるよう心掛けたいものです。

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