本日は、“働く”について考えてみたいと思います。
「はたらく」とは、傍(はた)を楽(らく)にする
こと、すなわち、周囲の人に「楽」をもたらすこと
だと言われます。
辞書によれば「楽」とは、
□楽しくこころよい
□身も心も安らかで苦しみがない
□生計が豊かなこと
とありますから、縁あって出会った人たちに、その
ような状態をもたらすことが「はたらく」という
ことと言えるでしょう。
まわりを見渡してみれば、この世に生きとし生ける
ものすべてに「はたらき」があります。
花には花の、蜂には蜂の、馬には馬の「はたらき」
があります。
生き物でなくても、太陽にも月にも、水にも土にも
火にも、この世にあるものすべてに「はたらき」が
あります。
それぞれがもっているものを最大限に活かしてはた
らいているのです。
もちろん私たち人間にもそれぞれの人の「はたらき」
があります。
強い人には強い人の、賢き人には賢き人の、美声の
人には美声の人の生まれもった「はたらき」があり
ます。
人間は神の使命、すなわち天命をもって生まれてき
ます。
神様は万能ですが、残念ながら人間は何でもできる
わけではありません。
それこそ人間の細胞一つひとつに役割があるように、
一部の役割を担って生まれてきます。
そしてそれが個性という形で現れ、その個性にあった
「はたらき」というものがあるのです。
「はたらく」とは、そのようにもって生まれたはたらき
を最大限に発揮することによって、傍を楽にするという
ことだと思います。
