亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2021年08月

本日は、“育成”について考えてみたいと思います。

 

わかりやすく、成長スピードの速い人とそうでない

人との違いを比較することで、そのポイントについて
説明してみたいと思います。

  

営業パーソンを例にとり、少々極端に表現しますの

で、その点ご了承ください。

 

前者をAさん、後者をBさんとしましょう。


(1)先々の予定を組ませる
Aさんは先々のアポイントを入れていきますが、
Bさんは目先のアポイントしか入ってきません。

 

Aさんはアポ入れに余裕がありますから、そのとき

そのときで訪問が有効なお客様を選別することができ
ます。

 

しかしBさんは、アポ入れそのものに汲々としています

から、とにかく入れられるところを無理やりにでも入れ

ようとします。

 

結果は、推して知るべしです。

 

やはり先々の予定を組むことができることが大切です。


(2)段取り ・準備を徹底させる

Aさんは訪問先の事情をきちん整理し、どのような
アプローチをしたらよいかを考え、事前に上司や

先輩にアドバイスを求めます。

 

Bさんは何の準備もなく、ただただ訪問するだけです。

 

事前にきちんと段取りしておくことが大切です。


(3)自己成長意欲を高める 

Aさんは訪問後、その結果を上司に報告するとともに、
自分自身、何を改善すればよいかを尋ねます。

 

Bさんは、報告もアドバイスを求めることもありま

せん。

 

やはり自己成長意欲が高いことが求められます。

 

また、Aさんは報告書の提出も早い。

 

できるだけ頭の中が鮮明な内に文章にまとめ、学び

や気づきを確実なものとするとともに、内容に漏れ

がないかを少しでも早く知ろうとします。

 

Bさんは上司から声をかけない限り、いつまで経って

もでてきません。

 

これも成長意欲の表れといえるでしょう。

 

これらの内容は、営業に限ったことではありません。

 

当社の創業者・佐藤澄男がよく、伸びる人間の要素と

して「素直さ」「勉強好き」「プラス発想」が大切だと

言っていましたが、まさにその通りだと思います。

 

これらの点を社員育成のポイントとして考えていただけ

ればと思います。

本日は、“営業”について考えてみたいと思います。

 

営業とは、お客様へのヒアリングを通じて課題を

探り、自社の商品やサービス(以下商品)で解決

できる課題を見つけ、その商品を利用することに

よって課題を解決できるイメージを鮮明にもって

いただいたうえで購入できない理由を潰し、最終

的にご契約いただく、という仕事です。

 

よって営業には

 

1.課題を特定するためのヒアリング力

 

2.自社の商品によって課題解決できるイメージ

をもっていただくための説明力・説得力

 

3.購入できない理由をみつけ、契約までに導く

ための対応力・反駁力

 

が求められます。

 

特に重要なのがヒアリング力、すなわち“聴く力”で、

ヒアリング不足で、課題が十分に抽出できていない、

さらには最も重要な課題が引き出せないまま「2.」

の説明・説得に入ってしまうと、その後のやりとり

は、空回りになってしまいます。

 

しかも、的外れな提案を繰り返しされると、

 

「この人は私のことをわかってくれない人

 (わかってくれようとしない人)」

 

とのレッテルが貼られてしまい、その後、聴く耳を

持ってくれなくなってしまう恐れさえがあります。

 

これは実にもったいない話です。

 

営業に限らず、あらゆる課題解決の場面においては、

何よりヒアリング力・聴く力が大切です。

 

「聴いて、聴いて、聴きまくる」

 

「お互いの考えや思いが完全に一致したと思える

まで聴く」

 

そういう姿勢が必要なのです。

 

ぜひ聴く力を醸成していっていただきたいと思います。

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