亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2021年09月

本日は、“教育”について考えてみたいと思います。

 

ときに、若手社員の教育に関する相談があります。

 

 「返事はいいが、やるべきことをやらない」

 「叱った後はやるが、時間が経つと元の木阿弥」

 「現状に満足し、成長意欲が感じられない」

「相談がない」

 

などといった内容です。

 

このような状況に対して、

 

「最初のうちは、まあ、いずれできるようになる

だろうと笑っていたが、あまりの変化のなさに

イライラしはじめ、徐々に厳しい姿勢になり、

遂にはもう、諦めるしかないか・・・と思って

しまう」

 

という声さえ聴かれます。

 

皆さんはそんなことありませんか。

 

私が心配するのは、このような状況に「ゆとり世代

だから」の一言で片付けられてしまい、彼らの更生

と成長の機会が奪われてしまうことです。

 

“ゆとり教育”とは、「物わかりのいい大人」を演じたい

現場を知らない者たちが、

 

自分たちが言うべきことを言わず、

叱るべきことを叱らず、

立ち向かうべきところを立ち向かわなくても済むよう

にできる

 

要するに、自分たちが楽をするための教育システムと

思えてなりません。

 

行動が伴わなくてもいい返事をすれば褒め

結果が出なくても頑張っている姿勢さえ見せれば褒め

成長が感じられなくても、言ったときに言ったこと

さえやっていれば褒める

 

自分たちが楽をして、「いい人」と言われるように

するための仕組みに過ぎないように感じるのです。

 

結果として、前述のような子供たちが育ってしまう。

 

このような環境で育ってきた社員に対して、行動が

伴わなくても、結果が出なくても、成長意欲が感じ

られなくても、「もう、諦めるしかないか・・・」

と育てる義務を放棄してしまったら、“ゆとり大人”

の仲間入りをしてしまうことになってしまいます。

 

これだけは何とか避けなければなりません。

 

そもそも教育とは、

 

社員が素晴らしい人生を歩んで欲しいと心から願い、

厳しく指導・叱責し、

できるようになるまで忍耐強く待つ

 

ことです。

 

ここでいう厳しさとは「強く言う」ことではなく、

「許さない姿勢」です。決して諦めてはいけません。

 

先のような環境で育ってきた社員です。今、そうで

あることは仕方がないのかもしれません。

 

それはそれで受け入れる。しかしそれを許しては

いけないのです。

 

人生80年、20歳で入社してきた社員であれば、

まだ人生の1/4しか経過していません。

 

1日でいえばまだ午前9時です。会社によっては、

やっと始業したばかりです。

 

残りの人生を考えれば、決して諦めてはいけません。

 

縁あってわが社に入ってくれた彼らのこれからの

人生が、もっともっと素晴らしいものになるよう、

諦めることなく、忍耐強く、大いに期待して育てて

いきましょう。

本日は、“自業自得”について考えてみたいと思います。

 

身に起こることは、よいことも、そうでもないことも、

すべては自業自得です。

 

「そんなことはない。すべてが自分の責任とは言えない」

 

という声も聴こえてきそうですが、やはりこの世は自業

自得、そういう認識が必要です。

 

私たち名南経営には、「改善の前提」と名付けられた

10か条があるのですが、その内容は次のようなものです。

 

・自分が変われば相手も変わる。

・常に原因は自分にないかと反省すること。

・常に相手に良い影響を与えること。

・常に相手に思いやりを持つこと。

・常に相手に迷惑をかけないようにすること。

・常に相手との信頼関係を確立すること。

・常に相手に自分の意思を伝えること。

・常に相手に感謝すること。

・常に甘えの精神を捨てること・

・常にけじめをつけること。

 

このうち、最初の2項目は、まさに“自業自得”と教えて

くれています。

 

そしてこの考えは、創業者・佐藤澄男が、私たちに残して
くれた財産のひとつです。

 

身に起こることは、自責で捉えることも、他責にすることも

できます。

 

しかし、他責の心では、何も解決することができません。

 

「何事も自業自得」と考え、解決していこうという意思と
意欲をもてたとき、はじめてその課題は解決していくこと
ができるのです。

 

明日は“中秋の名月”です。

 

満月はとても美しいものですね。

 

しかし月は、「美しいと言って欲しい」「褒めて欲しい」など

とは思っていません。

 

月はただそこにあるだけです。

 

その月を「美しい」と思う“私”がいるだけです。

 

その月を覆い隠す雲が出てきたら、「邪魔だ!どけ!」と

思うのは、“私”です。

 

雲はただそこにあるだけです。

 

要するに、“私”の捉え方次第で物事は変わります。

 

そして「すべては私の自業自得」と捉えたとき、すべての

問題は解決に向かうことができるのです。

 

「自分が変われば相手も変わる」

「常に原因は自分にないかと反省すること」

 

誰しもが常に心にとどめておきたい言葉だと思います。

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