本日は、“役割”について考えてみたいと思います。

 

ときに、「自分の果たすべき役割は何か?」について

迷い、悩まれることもあるかと思います。

 

「やりたいことはたくさんあるが、何が一番よいか

 答えが出せない」

「周囲から求められる役割があるが、本当にそれが

 私の役割なのかがわからない」

 

などなど、状況はさまざまでしょうが、自らの役割

を明確にできないという状態です。

 

そのような悩みの相談を受けたとき、私がお伝えして

いるのは、次のような内容です。

 

「自分のやりたいことを考えたらきりがありませんし、

人から求められることも山ほどあるでしょう。

 

しかし、自分自身を客観的に見詰め直し、その個性、

その経験、その立場に思いを巡らせば、自ずと答えは

見えてくるものです。

 

自分自身を将棋の駒と見立て、その駒をどう使うこと

が最も望ましいかを、組織のトップの立場に立って

考えてみてください。

 

答えは一つに収斂されてくると思いますよ。」

 

と・・・

 

組織全体を俯瞰した上で自己を客観視し、自分を将棋の

駒と捉え、

 

「今の今、自分という駒をどう使うことがベストなの

か?」

 

と考える習慣をつければ、常に正しい役割選定ができる

ものだと思います。

 

もちろん、直ぐには答えを出せないことも多いのですが、

決めた後の肚括りは、格段に高まることでしょう。

 

みなさんもぜひ、そのような視点で自分の役割を考えて

みてください。

 

きっと気持ちが楽になると思います。