亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2023年03月

本日は、“新規事業”について考えてみたいと思います。

 

事業とは、「誰に」「何を」「どんな方法で」提供する

のかを明確にしたものです。

 

よって、新規事業を考えるということは、

 

・既存のお客様ではない方々に商品やサービスを提供する

・これまで扱ってこなかった商品やサービスを提供する

・これまでとは違った方法で商品やサービスを提供する

 

ことを考える、ということになります。

 

この検討は、大きく2つの効用をもたらします。

 

ひとつは、“現状安住”思考からの脱皮です。

 

人は一つの仕事を与えられると、その仕事の質を高めよう

と努力をします。

 

「今のお客様にもっとご満足をいただくためには、どう

したらよいだろうか?」

 

「今の商品をもっといいものにするためにはどうしたら

よいだろうか?」

 

「もっと効果的・効率的なお届けの仕方ができないだろう

か?」

 

などと考えて仕事をしてくれます。

 

これはとても素晴らしいことです。

 

ところが、これが行き過ぎると、自己満足や外部否定に

繋がりかねません。

 

ともすると、引き籠り状態に陥ってしまうことすらある

のです。

 

常に新規事業を考える習慣がつくと、この2つの弊害を

排除することができます。

 

新規事業検討の前提は、

 

「今のお客様に、今の商品・サービスを、今の方法で売って

いて、本当に将来が保証されるのだろうか?」

 

という疑問から生じます。

 

まずはその疑問を持ってもらうことそのもの、すなわち

現状安住の精神に警笛を鳴らすことに価値があります。

 

二つ目が、“事業家意識”の醸成です。

 

人は、新規事業の検討によって、“外を見る目”を作ること

ができます。

 

新規事業を検討しようと思えば、これまで以上に外部の

情報をどん欲に求めなければなりません。

 

自社を取り巻く環境がどのように変化していくのかに興味・

関心を持たざるを得なくなるのです。

 

この意識こそが、事業家意識の第一段階と言ってよいもの

です。

 

社員さん一人ひとりが、常に新規事業を考える習慣を持って

いる、そういう会社にするためにどうしたらよいのか、常に

考えていきたいものです。

本日は、“指摘”について考えてみたいと思います。

 

人には“我”というものがあります。この“我”は、

自己の成長や革新を阻害します。ときには、

人間関係も悪化させることさえあります。

 

一方で、この“我”を取り除くことは実に難しいもの

です。

 

神社の御神体である「かがみ」の意味するところは、
それにわが身を映し、真ん中の“が”を取れたときに、
「かみ」になれる、との言い伝えもありますが、
自らこれを取り除くことは、至難の業と言っても
過言ではないでしょう。

 

そこで必要となるのが、人からの指摘やアドバイス

です。

 

仮にその時点では理解できなくとも、いつか

 

「そういえば、あの時そう言われたことがある」

 

と振り返ることができるものです。

 

人からの指摘やアドバイスというものは、それほど

的確なものだということでしょう。

 

「ガミガミ」言ってくれる人は、濁点、すなわち、

心の濁りを取り去って耳を傾ければ、神々さま。

「ブツブツ」言ってくれる人は、仏さま。

 

そういうものだと思います。

 

一方で、指摘する側には、それ相応の覚悟が必要です。

 

「言うべきは言う」
「疎まれようが、嫌われようが、言うべきは言う」

 

指摘をするときには、そのような姿勢が必要なのだと
思います。

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