本日は、“顧客情報”について考えてみたいと思います。
お客様満足を高めるためにも、より多くのご利用をいた
だくためにも、またより効率的に業務を行うためにも、
顧客情報の整備は欠かせません。
しかし、意外に整っていない企業が多いようです。
具体的には、
□思い付き情報の羅列になってしまっている。
□登録項目が統一されておらず、ばらばらな内容になって
しまっている。
□担当者の手元にしか情報がない。
□更新されずに、古い情報がそのままになっている。
□同じような内容ばかりで、代り映えがしない。
られます。これではとても有用な情報とは言えません。
みなさんの会社も、このような状態に陥っていませんか?
さらに問題なのは、その状況に問題意識を感じていない
人が多いことです。
その最大の理由は、顧客情報が、担当者の個人的財産、
ないしは特権のようになってしまっていることにある
ように思います。
それは組織にとっては大きな損害といえると思います。
そこで、次のような取り組みをすることをお勧めします。
□どのタイミグで、どのような情報が必要になるかを
明確にする。
□その上で、知っておいた方がよいお客様情報には
何があるかを明らかにする。
□その情報を、必要な人が、必要な時に見ることが
できる保管場所を明確にする。
□閲覧・追加・更新のルールを明確にする。
(誰が、どのタイミングで、どういう方法で)
□情報の追加・更新をする者を評価する仕組みを作る。
これらの整備は、一日早く実施すれば、一日早く成果
を感じることができるようになるものです。
実際に、取り組まれた会社では、業績向上に直結する、
具体的な成果を上げておられます。
みなさんもぜひ取り組んでみて下さい。
