亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2023年05月

本日は、“健康”について考えてみたいと思います。

 

今月8日から、新型コロナウイルス感染症の

感染症法上の位置づけが5類になりました。

 

厚生労働省によれば、「変更ポイント」は以下の

4点とのことです。

 

●政府として一律に日常における基本的感染対策を

求めることはない。

●感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚

接触者の外出自粛は求められなくなる。

●限られた医療機関でのみ受診可能であったのが、

幅広い医療機関において受診可能になる。

●医療費等について、健康保険が適用され1割から

3割は自己負担いただくことが基本となるが、
 一定期間は公費支援を継続する。


https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html

 

実際に、マスクを外される方も徐々に増えてきた

ように思います。

 

一方で、感染リスクがなくなったわけではありません

から、身を守る努力はし続けていく必要があります。

 

お恥ずかしい話ですが、以前、インフルエンザに
ひと冬に2回罹ってしまったことがありました。

 

その際、自分自身の免疫力の低さを大いに反省し、

免疫力低下の原因を調べたところ、そのひとつに、

体温の低さがありました。

 

当時の私の平熱は35.2度。まさに感染症の温床と

いってもよい状態にありました。

 

そこで始めたのは、次のような取り組みでした。

 

 ・朝食を摂る

 ・タンパク質の摂取を心掛ける

 ・夜、ゆっくりお風呂に入る

 ・移動の際、極力「歩く」「階段を上る」を選択する

 ・腹巻をする

 ・お酒を控える

 

そして、わずか1週間で理想とされる36.5に届くまでに

なりました。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言いますが、実際に、

既にやらなくなってしまった項目もあります。

 

新型コロナウイルス感染症の5類移行を受けて、

改めて正しい生活習慣に取り組んでみ来たいと思います。

本日は、“提携”について考えてみたいと思います。

 

先日、ある企業と、提携の可能性を探るための

面談を行いました。

 

結局、継続的な検討をしていくことに落ち着いた

のですが、業種も、生い立ちも、企業文化も違う

組織が、一つの方向性を目指すことの難しさを

感じました。

 

提携には何より、相互理解が前提条件になります。

 

いわゆるコミュニケーションが十二分に取れて

いなければ、決して成功することはないでしょう。

 

提携やM&Aが失敗する理由の多くは、その点に

あると思います。

 

コミュニケーションとは、互いに思っていること、

感じていること、考えていることを分かり合える

ことが真のゴールでなければなりません。

 

しかし、「言うは易し」で、とても難しいことです。 

 

そもそも人は皆、生まれ育った環境も、受けてきた

教育も、積んできた経験も、歩んできた生い立ちも、

まったく異なっています。

 

産み育ててくれた親とであっても、物心つく前から

一緒に住んでいる兄弟姉妹であっても分かり合える

ことは難しいのに、大人になってから出会った職場

の仲間や協力会社の方々、またはお客様と分かり

合うのは、なかなか難しいものです。

 

さらには、胸襟を開いて付き合うことができる親友で

あっても難しいのに、突然現れた「提携しませんか」

とお声掛けいただいた方とにわかに分かり合うことは、

まさに“至難の業”といえるでしょう。

 

少し大げさかもしれませんが、提携とは、その至難の

業にチャレンジすることだと感じています。

 

一方で、互いに異なる強みを持ち、その強みを活かし合い、

相乗効果を発揮することで新たな価値を創造することが

できるならば、とても素晴らしいことです。

 

より一層の社会貢献ができるようになるために、提携にも

積極的に取り組みたいものです。

 

そのような機会があれば、分かり合えたと確信がもてる

まで、じっくりと時間を掛けてコミュニケーションを

図っていきましょう。

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