亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2023年06月

本日は、“コミュニケーション”について考えてみたいと

思います。

 

「伝えたいことがあるのに、なかなか伝わらない」と

感じることが多いのではないでしょうか。

 

コミュニケーションとは、とても難しいものなのです。

 

その原因にはいろいろありますが、まずは

「人は、人の話を聴くよりも、自分の話がしたい」

という、人間の特性が挙げられます。

 

伝えたいことがあるのに、その時点において、相手は

「全く聴く気がない」というのですから、大変です。

 

また、育った環境も、受けてきた教育も、積んできた

経験も、歩んできた生い立ちも違うわけですから、

「考えていること」「思っていること」「感じていること」

が違って当たり前で、同じものを見ているのに、全く

違って見えているとしても、仕方がないことです。

 

その上、同じ人間でも、立場や状況が変われば言うこと

も変わります。耳に入った情報によっても変化します。

困ったことに、その時々の気分によっても変わってしまう

のですから、『分かり合う』ことはとても難しいことです。

 

だからこそコミュニケーションでは、伝え手と受け手

双方が“寄り添う”気持ちをもつことが何より大切です。

 

互いに相手に対して最大の関心を寄せながら、

「考えていること」「思っていること」「感じていること」

を分かり合う努力を怠らない。

 

その努力の末に、好ましい人間関係を構築することが

できるのだと思います。

 

難しいことではありますが、少しずつでも理想の関係を

構築するため、できることからひとつずつ実践をして

いきたいものです。

本日は、“面談”について考えてみたいと思います。

 

6月に入り、そろそろ夏の賞与に関わる評価をはじめ

られている会社もあると思います。

 

当社では、昇給・昇格や賞与評価時には、『個別面談』

を実施しています。

 

この面談は、評価する側、される側の両者が納得感を

もてる状態にすることを目的に行います。

 

しかし、それ以上に意識しなければならないのは、

“モチベーションアップ”であり、その動機付けを

通じて、さらなる成長への原動力にすることです。

 

処遇をよくすることは、一時的にはモチベーション

アップに繋がることは確かですが、決して長続き
するものではありません。

 

それどころか処遇は、不満をもたらす最大の要因で

あるとの認識をもつ必要があります。

 

よって、仮に処遇に対して十分な納得感を得ることが

できなかったとしても、結果的としてモチベーション

アップを実現する、という、困難極まりないゴールを
目指さなければなりません。

 

そのために当社では、まず『自己申告書』の提出を

求めます。

 

具体的には、

 

「成果の実現度」「業務の遂行度」「能力の向上度」

 

3つの視点で、自らこの1年間の状況を定性的・

定量的に整理してもらい、7段階で自己採点をして

もらいます。

 

この段階で、その評価が高いか低いかは別にして、

「自己評価≒上司評価」の場合は、面談もスムーズです。

 

また「自己評価<上司評価」の場合は、それだけで

モチベーションアップしやすい状態であり、評価する
側にとって、「ありがたい面談」といってもいいでしょう。

 

残念ながらその逆、すなわち「自己評価>上司評価」の

場合は、まず評価のすり合わせから行わなければならない
分けですから、大変困難な面談といえるでしょう。

  

しかしそれでも、面談終了後にはモチベーションが

上がっている状態を作らなければなりません。それが

評価者の役割というものです。

 

“面談”の目的は、“モチベーションアップ”にあると心得、

その認識の下に、自己申告書に基づく個別面談を実施
されることをおすすめ致します。

 

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