亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

2023年10月

本日は、“定義”について考えてみたいと思います。

 

皆さんの会社では、

 

『商品・サービスの定義』

 

を明確にされているでしょうか。

 

またその考えは、社員さんにきちんと浸透し、定着

しているでしょうか。

 

同じ商品・サービスを提供しているにも関わらず、

業務に携わっている人たちの認識が一致している

とは限りません。

 

実際に、一人ひとりにヒアリングしてみると、

 

「人によって考えていることがまったく違っていた」

 

ことに驚かれるケースが多いものです。

 

そこで、一度確認いただきたいのが、

 

 ①自社の商品・サービスの定義は明確になっているか?

②その定義は、社員全員に共有されているか?

 ③その定義は、お客様と共有されているか?

 

という点です。

 

ここでいう“定義”とは、

 

 □自社の商品・サービスがもつ特性

 □その特性から得られるお客様の喜びや満足

 □その商品・サービスを取り扱う者の喜びや人生に

おける価値

 

などを含むものです。

 

ここまでの内容となりますと、共有されていないことが

多いのではないでしょうか。

 

少なくとも全員が自信をもって、淀みなく答えることが

できるとは、言い切れないのではないかと思います。

 

ぜひこれを機に、商品・サービスに対する定義を見詰め

直し、社員さんおよびお客様との共有化を図っていただき

たいと思います。

 

その先には、素晴らしい組織風土の実現が待っていると

思います。

本日は、“縁”について考えてみたいと思います。

 

コミュニケーションに関する研修講師をさせて

いただくと、ときに、受講生の方から

 

「嫌な客、鬱陶しい上司、言うことを聴かない部下に

対しては、とてもコミュニケーションを取ろう!

という気持ちになれないのですが、どうしたらよい

ですか?」

 

という質問を受けます。確かにその通りですよね。

 

このような質問に対して、私は

 

「人は、縁のある人としか出会わない。

それがたとえ“悪縁”であったとしても」

 

とした上で、まず“四苦八苦”のご説明をします。

 

四苦八苦とは、「生」「老」「病」「死」という4つの苦に、

 ・愛別離苦:愛する人と別れ、離れなければならない苦しみ

 ・怨憎会苦:怨み、憎む人と出会ってしまう苦しみ

 ・求不得苦:求めるものを得ることができない苦しみ

 ・五蘊盛苦:5つの欲望が盛んで、尽きることがない苦しみ

を加えて八苦となります。

 

その中で、先の質問をされる者を苦しめているのは、

“怨憎会苦”です。

 

そもそも四苦八苦は、人間である以上、逃れることが

できないものであり、「悪縁であっても縁は縁」なのです。

そこは肚を括らなければなりません。

 

一方で、いい人ばかりに囲まれていたらどうでしょう。

 

今の状況を変える必要はありませんから、今の自分を

変える必要も、成長させる必要もありません。

 

実は、思い通りにならない環境が、人に人間的成長を

もたらすものなのです。

 

よって、悪縁と思えるような人や環境、状況などに

出会ったら、

 

「これで私は一層人間的に成長できる!」

 

と喜ばなければなりません。

 

そのような出会いに対しては、「ありがとうございます!」

と深々と頭を下げるくらいでちょうどいいのです。

 

但し、ただ喜んでいるだけではいけません。

 

・自分が変われば相手も変わる。 

・常に原因は自分にないかと反省すること。

・常に相手に良い影響を与えること

・常に相手に思いやりを持つこと

・常に相手に迷惑を掛けないようにすること

・常に相手との信頼関係を確立すること

・常に相手に自分の意思を伝えること

・常に相手に感謝すること

・常に甘えの精神を捨てること

・常にけじめをつけること。

 

これは私どもが毎朝唱和している『改善の前提』という

当社社員の“行動指針”のようなものですが、まさに

このような心情で接することが大切です。

 

「“悪縁”こそ喜ぶ」

 

素晴らしい人生を送るために必要な心情だと思います。

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