本日は、“学び”について考えてみたいと思います。

 

当社では、経営者・後継者・経営幹部の方々を対象と

した、12日全12回の勉強会『経営者大學』を

年に2回開催しています。

 

意思決定権が社長に集中している中堅・中小企業に

おいては、一般社員の教育よりも、経営陣が学び続ける

ことが何より大切です。

 

経営陣が勉強しなくなった時点で、その会社は衰退の

道を歩み始めたといっても過言ではありません。

 

また、経営陣が優秀であるにも関わらず、社員さんが

凡庸である、というようなことはあり得ません。

 

もしそうであるとすれば、その優秀さは、短期的

あるいは一定の条件下・環境下においてのみ有効性を

発揮し得る程度のものであり、より長期的な観点に

立って眺めてみたときに、その経営陣が充分優秀で

なかったことは、後日間違いなく証明されるでしょう。

 

やはり、経営陣の成長そのものが、企業の成長に

直結しているのです。

 

その経営陣の成長のお手伝いをさせていただくことを

目的に開催しているのが『経営者大學』です。

 

経営者大學では、まず経営のセオリーをきっちり

学んでいただきます。

 

しかし経営は、なかなかセオリー通りにはいかない

ものです。

 

「当社では」「うちの業界では」「この地域では」などの

特殊性が必ず存在し、セオリー通り実践しても、期待する

結果を得ることは難しいものなのです。

 

そこで必要なのが、「当社」「うちの業界」「この地域」

ならではの特殊な、そして、実践からしか得られない

本物の“智恵”です。

 

経営者大學では、セオリーに基づいて自社を分析し、

必要な実践事項を抽出した上で、不退転の覚悟で

実践を繰り返していただきます。

 

その365日間の百戦錬磨の実践から本物の“智恵”を

修めていっていただくのです。

 

皆さんも、常に自分を成長させていくための

勉強の機会を意識的に作り、学びの実践を継続的に

していっていただければと思います。

 

そして、その学びを通して、

 

「自分の成長こそが会社の成長」

 

との認識を新たにしていただければと思います。

 

次回の経営者大學は、4月に開講致します。

関心のある方は、お気軽にお声がけください。