本日は「言葉」について考えてみたいと思います。

言葉というのは恐ろしいものです。一度口から出てしまうと、
もう取り戻すことができません。仮にそれが言い間違えで
あったり、本心でなかったとしても、取り返しがつかないもの
なのです。「実に恐ろしきは言葉なり」です。


しかし、思ってもいないことが口から出てくることはそれほど
多くはないでしょう。仮に顕在意識にはなくても、もしかすると
潜在意識の中にあるのかもしれません。


また、その言葉が相手を不愉快にさせたり、傷つけてしまう
ことなるとはまったく気付いていないがために、平気で口に
できてしまうというケースもあるでしょう。


いずれにしろ、口から一度出てしまったものは、引っ込める
ことはできません。これを機に、顕在・潜在を問わず、自分
自身の意識の中の改めなければならない自分、ないしは
本来持つべき正しい意識・見識を、人間の根源に立ち返って
考え、新たな正しい言葉遣いを実践していく機会とするしか
ないのです。


また言葉というものは、愛の薬になることもあれば、人を殺す
ほどの毒になることもあります。だからこそ一言一言を大事
に口にすることが大切です。


かといって委縮してしまう必要はないと思います。逆に言えば、
どんなに気を付けていても、出る時は出てしまうものです。
ときに私は「神様に言わされたんじゃないか?」と思うことさえ
あります。


また口が滑ることによって、自分の至らなさや間違った考えや
行いなどに気付くことができると考えるならば、「口が滑る」のは
自己革新のための必然なのかもしれません。


繰り返しになりますが、口に出たものはしょうがありません。
それを機に、何が悪かったのか、どうすれば良かったのかを
心から反省し、新たな正しい行動を取っていけばよいのです。

その真摯な姿勢が、仮に一旦は心が離れてしまったとしても、
必ずや信頼の絆を手繰り寄せ、より一層強固な関係を構築
することができるようになるのだと思います。