本日は、“聴く力”について考えてみたいと思います。

 

“聴く力”は、コミュニケーションにおいてとても重要

です。私たちコンサルタントにとっても、最も大切な

能力の一つが“聴く力”です。

 

「お客様の現状」「求められていること」「一番解決したい

悩み」などをトコトン聴かなければ、正しく、好ましい

コンサルティングはできません。

 

何故ならば、コンサルタントの仕事とは「既に相手の中に

ある答えを引き出す」ことから始まるからです。

 

人の頭は常に何かを考えていて、思考はとりとめもなく

回遊を繰り返しています。人は「一日に8億個の煩悩が

沸き起こる」といわれますが、満更おかしな数字でもない

ように思います。

 

その混沌とした思考を整理しなければ、正しい方向性を

導き出すことはできません。だからこそ“聴く力”が

欠かせないのです。

 

その“聴く力”を醸成するために一番大切なのは

 

「相手のことを知りたいという欲求」

 

です。「知りたい、知りたい、知り尽くしたい」という

強烈な欲求が、“聴く力”を醸成するのです。

 

その欲求は相手を思う心、すなわち「思いやりの心」と

言い換えてもよいかもしれません。

 

これは「言うは易し」で、「聴いたつもり」で終わって

しまっていることが案外多いものです。

 

そのためにも、「もっと聴いておかなければならない
ことは
ないか?」「もっと関心を持たなければならない
ことは
ないか?」と自らに問い掛ける習慣が必要です。

 

 「人は、自分に関心を持ってくれる人に関心を持つ」


ものです。その意味においても、「聴く」ことは、豊かな

コミュニケーションの入口といっても過言ではありません。

 

ぜひ“聴く力”を醸成し、コミュニケーション力を高めて

いっていただきたいと思います。