本日は、“実践”について考えてみたいと思います。

 

先日、あるセミナーでお話をさせていただいた後、

ご参加いただいた方から「よくあそこまで自社の

ことを赤裸々にお話になられますよね」との言葉を

いただきました。

 

赤裸々というほどの内容ではなかったとは思うの

ですが、自社の取り組みをありのままご紹介する

のは、私たちにとっては半ば当たり前のことです。

 

当社の創業者・佐藤澄男は常々、

 

「いろいろな方から自ら取り組まれてきたことを

教えていただいたおかげで今の当社がある。

 

自分たちが取り組んできたことがお役に立つの

であれば、どんどんお話をさせていただく」

 

といっていました。

 

そのDNAが私たちにそうさせているだけなのです。

 

一方で、同じように自社の取り組みをご紹介される

方から

 

「どんなに話をしても、実行に移されるのは1割、

更に成果が上がるまでやり続けることができる

のはそのうち23割」

 

というお話をお聴きしたことがあります。

 

要するに100人に23人しか成果を出すことが

できない、というのです。

 

それほど「いい話を聴いた」で終わってしまう人は

多いということです。

 

しかし、実行しなければ何も変わりません。

 

また、取り組みは始めるものの長続きしないという

話もよくお聴きします。

 

これは、ご自身一人のことであればまだしも、会社

全体の取り組みだとすれば最悪で、やると決めて、

やらないことを許すことは、

 

「会社の指示・命令など、聴かなくてもよい」

 

という教育をしているようなものだと認識する必要

があります。

 

もちろん、すぐに成果が出るようなケースは少ない

でしょう。

 

また新たな取り組みは、これまでからすれば余分な

仕事で、取り組み始めてもすぐに成果が出なければ、

やりたくなくなるのは人の常です。

 

しかし、成果を信じてやり続けることによって

「できない理由」が明らかになり、「どうしたら

できるようになるか」の知恵が湧いてくるもの。

 

「やる」と決めたことを継続して実践することで

しか新たな成果を上げることはできないのです。

 

ただ、「何でもかんでも」は困ります。

 

限られた時間の中で、優先順位というものがあるの

です。

 

そうでなければ現場が疲弊してしまいます。

 

そしてその選択の善し悪しが、後の成果を決定して

しまうものなのです。

 

・よい話を聴いたら、今取り組んでいる内容を棚卸し、

優先順位を付け直す。

 

・優先順位が高いと判断したら即実践する。

そして成果が出るまでやり続ける。

 

・但し同時に、やめることも決める。

 

自社をよりよい会社にするためは、このような姿勢が

必要なのだと思います。