本日は、“場”について考えてみたいと思います。
以前、一般社団法人 日本チームビルディング協会の
方とお会いする機会がありました。
当協会では、チームビルディングを
「人材が成長し、高い組織力を発揮するための手法と
取り組み」
と定義付け、個々の力を積み上げて、期待以上の成果を
上げることができる組織づくりに向けて、さまざまな
取り組みをされているとのこと。特に、
「組織構成員一人ひとりのチーム意識の醸成」
を前提とした、ボトムアップ式のアプローチに重きが
置かれています。
その中でも一番印象に残ったのは、
「何でも言い合える“安全な場”が何より必要」
であり、そのような場とは、
「柔らかい雪を敷き詰めたゆりかごの中で、雪の玉を転がす」
ような場との説明でした。
そして雪の玉は、ゆりかごが揺れるたびに大きくなってく。
一方でそうでない場とは、
「針のむしろを敷いたゆりかごの中で、雪の玉を転がす」
ような場なのだとか。
転がるたびに雪の玉は削られ、そしてなくなってしまう。
その針とは、批判、非難、否定、罵倒などなど・・・。
この話をお聴きした時、私自身、より一層“安全な場”を
作っていかなければならないと、強く思いした。
皆さんの会社では、“安全な場”の提供ができているで
しょうか。
一度、組織の見直しの機会にしていただければと思います。
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