本日は、“場”について考えてみたいと思います。

 

以前、一般社団法人 日本チームビルディング協会の

方とお会いする機会がありました。

http://jtba.jp/

 

当協会では、チームビルディングを

 

「人材が成長し、高い組織力を発揮するための手法と

取り組み」

 

と定義付け、個々の力を積み上げて、期待以上の成果を

上げることができる組織づくりに向けて、さまざまな

取り組みをされているとのこと。特に、

 

「組織構成員一人ひとりのチーム意識の醸成」

 

を前提とした、ボトムアップ式のアプローチに重きが

置かれています。

 

その中でも一番印象に残ったのは、

 

「何でも言い合える“安全な場”が何より必要」

 

であり、そのような場とは、

 

「柔らかい雪を敷き詰めたゆりかごの中で、雪の玉を転がす」

 

ような場との説明でした。

 

そして雪の玉は、ゆりかごが揺れるたびに大きくなってく。

 

一方でそうでない場とは、

 

「針のむしろを敷いたゆりかごの中で、雪の玉を転がす」

 

ような場なのだとか。

 

転がるたびに雪の玉は削られ、そしてなくなってしまう。

その針とは、批判、非難、否定、罵倒などなど・・・。

 

この話をお聴きした時、私自身、より一層“安全な場”を

作っていかなければならないと、強く思いした。

 

皆さんの会社では、“安全な場”の提供ができているで

しょうか。

 

一度、組織の見直しの機会にしていただければと思います。