本日は、経営者の“夢”について考えてみたいと思います。

 

ときに「経営者は孤独だ」という話をお聴きします。

 

それに対して私は、ある面正しく、ある面間違っていると思います。

 

最終的に、すべての責任を負わなければならない点については

確かに孤独と言えるでしょう。

 

一方で、次の2点については、そうではないと思うのです。

 

ひとつは、夢を一緒に叶えることができる社員さんがいること。

志を同じくする者が、その山を一緒に登ることは、

何より幸せなことです。

 

もうひとつは、同じような悩みを抱える経営者仲間がいること。

経営者仲間は、グチ・ボヤキのはけ口ではなく、

共に良い会社を作っていくための相談役です。

そんな仲間がいることは、最上の喜びと言えるでしょう。

 

よって、孤独から逃れるためにはまず、

 

□どんな会社にしたいか考え、

□どうしたら社員さんと一緒になって

理想の会社を作っていけるようになるかを検討する

 

ことが必要です。

 

そして、その内容に自信が持てなかったり

確信が得られないようであれば、経営者仲間に相談する。

 

それができれば、決して孤独とは言えません。

 

一方で経営者は、

 

「社員に夢を与える仕事である」

 

という認識を明確に持たなければなりません。

 

経営者のみなさんには、改めてその役割について

深く考えていただきたいと思います。