本日は、“配慮”についてお話ししたいと思います。

 

以前、ある方から

 

「5つの“配り“が必要」

 

と教えていただきました。

 

“五配り”と名付けられたその内容は、

次のような意味合いでした。

 

□目配り

・いろんなところに注意を行き届かせること

□手配り

・何か物事をする際、人をそれぞれに振り当てて

準備すること

・必要なものを用意したり、段取りを付けたりすること。

□足配り

・足を運ぶこと。

□気(心)配り

・あれこれ気を遣うこと。

・手抜かりがないように注意すること。

□金配り

・お金を使うこと。

 

中でも、「金配りが一番難しい」と重く低い声で言われたのが

深く印象的に残っています。

 

「金額」「出すタイミング」「使う場所」「渡し方」などなど・・・。

 

確かにすべてが難しい。

 

「人間としてのいろんなものが絡んでいる」

 

との解説に、唸るばかりでした。

 

 

「人間としてのいろんなものが絡んでいる」ということは、

“金配り”はまさに自分の人格、人間性の表れということ。

 

個人の問題に限らず、会社における“金配り”も、

社格や社会性の表れと考えられます。

 

そして会社における“金配り”は、

まさに経営者の器の証といえるでしょう。

 

みなさんもこれを機に、 “金配り”に心を配り、

人格・人間性を高めていける使い方を心掛けてみてはいかがでしょうか。

 

私も今一度自分のありようを見詰め直してみたいと思います。