2012年01月

2012年01月28日

コウノトリも舞う地域づくり 希少種もすむ21住区づくり

「コウノトリが再び豊岡の空に帰ってきて、田んぼはずいぶん変わった(風景が52年前に戻った)。田んぼの風景が一番変わったのは、子どもたちも田んぼに帰ってきたこと」
  今や野生の生息環境再生では世界に誇る豊岡市の中貝市長さんの言葉の一つ。文が長くなるので、また別の機会に、他の言葉は伝えましょう。


 今日は、野田市役所で開催された『自然と共生する魅力的な地域づくりを目指して』のシンポジウムを聴いてきました。200人の会場は満員御礼で、根本野田市長さんの講演、野田市が積極的に進めている『コウノトリと共生するまちづくり』への市民団体(環境団体だけでなく、農業協同組合や農事法人や小学校の子どもたち)のエール、中貝豊岡市長さんの講演、両市長のパネルと、たいへん豊かな時間を過ごしてきました。


 コウノトリの放鳥については、いろいろ反論もありますが、今日のお話を聞いて、完全に納得しました。


 日本のコウノトリの最後の生息地だった豊岡市の目指したコウノトリの野生化とは

○コウノトリ野生化3つのねらい

 1)コウノトリとの約束 2)野生生物の保護 3)コウノトリも住める豊かな環境の創造

 1)は、昭和57年に最後のコウノトリを人工育成により絶滅から救おうと捕獲したとき、「必ず空に帰す」と約束したから、約束は守らなければいけないと語られたときには、思わず、涙が出ました。

 3)は、コウノトリが主役ではなく、コウノトリ住めるという、「」に力点があります。コウノトリは、典型的な高次消費者。肉食で、低湿地に住む魚やカエルやヘビを食べます。これらのいる環境、昔の里山(田んぼだけではなく、たとえばニホンアカガエルが移動する林があり、魚が産卵のために小川と田んぼを移動できる魚道があるなど)環境を取り戻し、生きものいっぱいのまちは、人間にとっても幸せな環境であるというのは言うまでもないでしょう。

 これは、私たちが主張している「希少種も含む豊かな生態系を活かした21住区のまちづくり」とまったく同じでした。



b613rokoko at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月25日

黒田大三郎さんをおたずねして

1月のとある日、環境省に黒田大三郎さんをおたずねしました。元自然環境局長を務められた黒田さんは、ああ、あのひげの人ですね、と、ご存じの方も多いでしょう。

ケビン・ショートさんとの交友があるとかで、われらがケビンさんにも付き添っていただきました。2時間という長時間、私たちの話に耳を傾けてくださり、貴重な助言をくださいました。

事前にホームページや資料を読まれていて、状況を把握していらっしゃったので、私たちの会の取り組みの問題点をきっちり整理して、さまざまな角度から意見を出されました。

 ●遠まわりであっても、生物多様性地域戦略(印西市戦略)などの広域的、長期的ビジョンを定め、その中で、この地域の有する全国的・全県的な特徴や重要性を整理し、保全あるいは再生すべき自然のシステムや実施すべき活動・事業を位置づける必要性があること、
●この地域に何らかの関わりを持つ親子(子供とお母さん)、地元農家、企業など多様な仲間を増やすこと、この2点がとりわけ大切であると強調されました。

 このほかにもたくさんの貴重な助言をいただき、大きな励ましを受けました。




b613rokoko at 10:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月21日

毎日新聞の記事(1月21日掲載)

20120121毎日新聞


b613rokoko at 11:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月20日

21住区 URが育んだ自然

 本日、21住区の公園予定地等の整備について、専門家による検討委員会の提言が出されました。公園予定地だけでなく、古新田川上流部を一体と捉えて、提言してくださったことは、大きな感謝です。特定の希少種の生息環境の保全について、具体的に踏み込んだ内容となっていますので、水系とその周辺の多様な自然環境を残そうという点については、大きな前進です。残念ながら21住区全体に残る豊かな生態系全体を考察する検討会ではなかったので、その点は今後の課題として残ります。40年という歳月をかけて残された自然です。URが育んだ貴重な環境ですので、提言に則った対応がなされると確信していますが、市民もしっかりと協力しましょう。
 ところで、もう去年の12月のことになりますが、毎日新聞が、この21住区の件を大きくとりあげてくださったことがあります。千葉版にどーんと載っています。当会のS@Nさんの写真入りでした。
20111221毎日新聞

b613rokoko at 22:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

検討委員会から提言が提出されました

検討委員会の提言が提出されましたので、速報としてお知らせします。
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1326332946413/files/teigen.pdf

b613rokoko at 10:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月15日

ノスリ・・・空高く何想う

ノスリは丘陵地や山地で繁殖し、秋になると平地に下りてきて、農耕地や草地などの開けた場所で狩りをしながら冬を越します。林縁の木の枝や電柱などに止まったり、または飛びながら地上にいるネズミや鳥などを探している姿をよく見かけます。

ノスリのような猛禽類は食物連鎖の頂点にいるため、より広い自然環境が必要であり、また21住区のように樹林地と広い草地が分断されずに、連続性をもって存在していることがとても重要になります。


ノスリブログ

ノスリは21住区の空を舞いながら何を思っているのでしょうか。「わしらの棲みかをこれ以上破壊するのはもういい加減にしてくれないか」・・・そう思っていることでしょう。(S@N)




s2003oct at 19:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月12日

川の幸

先日の救出作戦のとき、救出した生きものは再生区域に放流しました。でも、一部、人間のお腹に放流されたものもあります。野生児と野生おじさんが食したという話は、すでに紹介しましたが、野生児のI君が料理後のどじょうとエビの様子を知らせてくれました。

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 小さな川ですので、みんながこんなことをすると、絶滅してしまうのは、おわかりでしょう。もともと生態系の資産価値という言葉が出てきたのも、このまま魚を捕り続けると海の生きものが絶滅するという論文(たしか1960年代だったような)も参考に引き出されていました。

でも、ときには、昔の暮らしの疑似体験ができるせっかくの機会を役立てようということです。あくまでも救出作戦のおこぼれですから。

自然の恵み、とりわけ野生のたんぱく質を口にすることが少なくなった現在、野生児たちの存在は、かなりユニークです。Hさんは、もともと釣りが大好きで、保護にも熱心な川の専門家ですが、I君は、野生のものを食べるのが大好き。先月のクリーン作戦の折には、鴨場で捕まえたカモをもらって、羽をむしり、家で調理して食べたというつわものです。

自分でそこまでしたいとは全く思いませんが、命をいただいているのは同じ。命をとる瞬間が見えるか見えないかの違いです。ザリガニ駆除をしたときは、清水の舞台から飛び降りる気持ちでザリガニを食べました。(このとき、料理してくれたのもI君でした)生きものの死を無駄に殺したくないという思いですが、そのときだけの欺瞞かもしれません(庭の花についているアブラムシやゾウムシは平気で殺しますもの)よく思いだすのが、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のサソリのつぶやき。溝だったか穴だったか忘れましたがおっこちて死を待つ時のセリフ「こうやって死ぬのなら、あのときイタチに食われてやればよかった」とかなんとか。今、手元にないので、不確かでごめんなさい。

とにかく、地球上で、生産者は植物だけ。あとはみな消費者です。命をいただいていることを感謝しつつ、感謝の心を行動でも示せればと願っています。

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2012年01月09日

亀成川生きもの救出作戦(冬季)

20120108救出作戦




b613rokoko at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年01月08日

 明日から生き埋め開始

 おどろおどろしいタイトルですが、事実です。本日は、昨日の寒さとは打って変わって、風もなく、お天道様も当会に味方してくれました。工事がすでに始まっていますので、本日は本来なら工事を続けたかった施工業者とURの理解を得て、救出作戦となりました。13人が参加し、10時から16時近くまでがんばって、生きものたちを救出しました。お魚さんたちはもちろん、ミズカマキリやコオイムシ、ヤゴなど。でもカエルは深くもぐっていて、姿は見られませんでした。助かりたかったら網に入ってと言っても土の中やマコモの根っこに隠れてしまうので、こちらの気持ちが通じないのがとても残念です。今日の救出の模様はまたレポートします。

 今回の写真は、関東のいい川づくりの2012年のカレンダーです。9月の生きもの救出作戦の様子(当会のSさんの撮影)とURがカゴマット工法の箇所に再生を施した写真が掲載されています。
2012関東のいい川づくりカレンダー8月

 以下は説明文ですが、実際は、生きものの生息環境がなくなるので、救出作戦を行ったのです。確かに、生きものの生息環境を取り戻すために、再生作業をし、また生きものいっぱいの川となってほしいと願って、救出作戦を寒い冬も実施したのですから、説明文にある通り、今後ともぜひもとの環境を取り戻すために、行政とURのご協力、よろしくお願いいたします。
「亀成川は千葉県北西部に位置し、谷津田の中を流下しながら下手賀川に流入する一級河川です。亀成川上流部の改修では、地元住民や地元環境団体からの意見を踏まえ、生き物の生息環境を取り戻す取り組みを行っています」


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2012年01月07日

亀成川生きもの救出作戦!! 亀成川の生きものの命を助けて!

亀成川最終工事が始まりました。工法は土水路となり、自然にもっとも近い形の川になりますが、それでも、ニュータウンの治水対策のための巨大な川に変身です。

工事は、現在う回路の水路が完成し、明日から、川の水を抜いて、そこの埋め立て工事に入ります。

工事関係者の協力を得て、水抜き後の川で救出を行います。寒い中での作業ですので、体力に自信ある方の参加をお願いいたします。亀成川の生きものを生き埋めにしないための最後のチャンスです。

 記

1 日時 201218日(日)午前10時から12

2 集合場所 午前950分 ジョイフル本田 北側駐車場(給食センター横)

3 服装 胴長はこちらで用意します。暖かい服装。万一濡れたときのための着替え

4 持ち物 飲み物、あればバケツ長いビニール手袋

5 連絡先 事務局 080-5081-6046

  kamenarilove@yahoo.co.jp 



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