2012年03月

2012年03月31日

中根地区クリーン作戦の成果

226日のブログでご報告した中根地区の不法投棄ごみの撤去作業、クリーン推進課から報告書をいただきました。

なんと20名が参加して、25,570キログラム、2トントラック50回分のごみを回収したとか。先日のコウノトリの話し合い、南関東エコロジカルネットワーク検討委員会でも、市長さんがこの活動を紹介されていました。この地域は、大きなエノキがシンボルで、多くの方がご存じだと思います。地域の方々が昔の入り合い権を現代版にした法人を結成されていて、地域ぐるみで里山保全に取り組んでいるというすごい場所です。

今、日本中で里山が荒れてきています。印西でも竹に占領されてしまった林や不法投棄ごみで荒れた場所がいくつもあります。里山が人間に利用されていた頃(昭和30年代まで)は、こんな山はどこにもありませんでした。下草がきちんと刈られ、雑木林も定期的に手入れされ、薪炭林として利用されていました。明治初期に1人で日本を旅行したイギリス人女性イザベラ・バードは、日本はどこを見ても庭園のように手入れされていて美しいと著作(『日本奥地紀行』興味ある人はどうぞ。醜い日本人とあるのは、むかつきますが、他はおもしろいですよ)に書いています。手入れされた二次的自然の中、人間のおかげで、さまざまな生きものも生活を営んでいました。

里山が荒れると生きものも生活環境が変わり、どんどん数が減ってきました。身近なものでは、カエルが一番わかりやすいでしょう。

このような状況の中で、里山が残るとしたら、それは、都市近郊の里山です。田舎では、人口減少とともに、里山は文字通り消失していっています。でも、千葉ニュータウンのような都市近郊で里山が残っている地域は、ニュータウン市民が協力することで、里山の手入れができる可能性が大です。しろい環境塾がやられているのがまさにその例ですし、ラーバン千葉ネットワークも草深の森で実践しています。

印西では、まだまだ童謡に歌われるような里山がたくさん残っています。都市化して建物ばかりの町ではなく、緑豊かな町が印西のまちづくりのコンセプトです。この美しい里山の風景をぜひ残していきたいものです。これは、まさに未来から預かっている宝物。私たちには壊す権利がないでしょう。



b613rokoko at 14:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月29日

ノウサギいっぱいの野原

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写真は何でしょう? わかりにくいと思いますが、左端の真ん中あたりに、丸いモスグリーンのてらてら光るものがありますね。それは、まだ湯気が出そうなウサギの糞です。最近、21住区の草地にでかけると(許可を得て立ち入っています)、とにかく糞だらけ。きれいなつやつやの緑色の玉から、もうバラバラになりそうなかさかさの白い玉まで、姿は様々ですが、どんだけウサギがいるのだろうという数で、場所によっては、踏まずに歩くことができないくらいです。人間にはぞっとする話ですが、ウサギは自分の糞を食べます。糞を餌としたり、赤ん坊に与えたりする動物はけっこういますよ。吸収しきれなかった栄養が含まれているからです。赤ちゃんには消化しやすい栄養ですしね。写真の糞はたぶん第一回目の糞でしょう。栄養満点です。

糞もすごいですが、足跡もいっぱい。小さいのもあって、親子でぴょんぴょんしているのかな、キツネさんに追いかけられたのかな、など、いろいろ思い描いてしまいます。

これだけいるのなら、キツネも餌には困らないだろうと、変な安心もします。



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2012年03月28日

四季の手賀沼周辺散歩

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この冬も、21住区は、鳥たちの楽園でした。人間が近づかない間はサンクチュアリとなっています。どんな鳥がいるのか、この欄でも何度かご報告しているように定例調査をしています。そのときに、たいへんお世話になっているのが、我孫子野鳥を守る会です。間野会長さんをはじめとして、23年度はとりわけお忙しかったにもかかわらず、ご協力をいただいています。

とりわけお忙しかったというのは、我孫子野鳥を守る会が、設立40周年を迎えられたからです。記念講演会やパネル展の他、写真の冊子や記録など、記念事業を精力的にこなしていらっしゃるのです。

講演会やパネル展に参加できない方へのお勧めがこの冊子です。手賀沼の散歩手引きとして出版されたものです。先日の朝日新聞でも取り上げられていました。それぞれの散歩コースにそって、鳥を中心にどんな生きものや植物を楽しめるか、文化や歴史も忘れずに紹介されています。文章もわかりやすくて、写真もすてき。会員さんが何度も歩いて自分の目で見て確かめて作られたものですから、手賀沼のすばらしさを伝えたいという心がこもっていて、読みながら、あたたかいものがこみあげてきます。

1500円です。http://abikoyacho.org/other/20120228.pdfをご覧ください。



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2012年03月26日

アカガエルの卵塊

アカガエルの卵塊

21住区内の池でニホンアカガエルの卵塊を確認しました。

普通ニホンアカガエルは2月から3月にかけて、水深が510cmくらいの浅い止水域で産卵します。15cm以上の深い所でも見かけますが、そういう深いところでは産卵の時に溺れて死んでしまうこともあるようです。また深いと溶存酸素が低いので、卵が酸欠で死んでしまいます。逆に浅いと水枯れという危険もあるため産卵場所の選択はとても重要になります。



s2003oct at 20:26|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

結いの丘にコウノトリが舞う日

今日は、第5回南関東エコロジカルネットワーク検討委員会が開催されました。印西市長も検討委員の一人として、印西の状況を報告されました。野田市で24年度にコウノトリが飼育開始され、25年度には放鳥の予定です。そのときに、印西に餌とりにやってきてくれるよう、餌場の確保に向けて、調査が開始されました。

コウノトリが実際来るかどうかはともかく、コウノトリが生息できる環境を目指して、国交省が音頭取りをしている事業です。コウノトリもいる豊かな環境(田んぼや野原や樹林地のある環境)は、ふるさとの原風景です。昭和30年代の風景や生活をなつかしむ映画がヒットしていますが、まさに、そんな光景が残る印西は、宝の宝庫です。

今日の会議の資料で、印西市の発表に使われた資料です。

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さらに付け加えれば、鳥の専門家によれば、水質の確保が一番大切とか。亀成川の水源涵養地である21住区は、エコな町を目指しているので、うってつけです。



b613rokoko at 20:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月22日

オシドリ

2012年2月号議会オシドリ写真s
春の到来とともに、水鳥たちもそろそろ姿を消そうとしています。

写真は、印西市議会の広報2月号の表紙です。当会の副会長の撮影による21住区にやってくるオシドリの写真です。この広報では、12月議会に提出した21住区の保全についての請願が採択したことが掲載されています。



b613rokoko at 22:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月21日

結いの丘 まきのはら 読売新聞に掲載

当会の取り組みが紹介されました。当会の会長が、結いの丘、まきのはらにあるコスモス公園(牧の原公園)で、毎年秋に実施しているコスモス里山まつりの主催団体NPO法人ラーバン千葉ネットワークの理事長であることから、取材してくださったものです。

201203021読売新聞



b613rokoko at 10:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月17日

タラヨウ


タラヨウ2

 タラヨウの葉は15cm以上と大きく肉厚なのが特徴です。 
本来、この地域には生育していませんので、近くに植えられたものを鳥が種を蒔いたのかもしれません。



タラヨウ1

 葉の裏を棒で引っ掻くと茶色く変色しますので、ペンがなくても字が書けます。そのため「ハガキの木」とも言われているそうです。

 以前、葉の裏に字が書けますと言ったところ、ボールペンで書かれた方がいて「ホントに書ける!」と感動していました。ボールペンならタラヨウでなくても書けると思いますが・・・。なかなかユーモアのある方でした。写真は書いてから数分後に撮影したものです。(S@N)



s2003oct at 20:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月14日

リョウブ

昨日のナポレオンそっくりさんは、リョウブ。21住区ではなく、北総花の丘公園でとられたものですが、二次林に見られる木です。花も咲きます。漢字では、「令法」。昔、飢饉に備えて令によって植えられたものであるとものの本にありました。昔の人は自然と共生する知恵をいくつも持っていました。

ナポレオンの帽子は飛ばされやすいとか。若芽が食べられるそうです。

b613rokoko at 22:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月13日

ミレニアム 

名探偵カッレ君はともかく、リスベットには絶対にとけない謎です。里山大好きの人もさすがにむずかしのではないでしょうか?

もう少し現場について詳しく述べますと、写真にある通り、アスファルトの上です。21住区内、都市計画道路のうち、まだ通行許可されていない場所です。すぐそばに電柱があり、鳥の糞がいくつか落ちていました。

正解は、まだまだ素人の筆者には?ですが(ごめんなさい、期待に応えられなくて)、ミステリーにはまっているものとして、推理はできます。

まず、被害者については、ノウサギ。これはSNさんの見立てですし、脚の形からも皆さまには納得していただけるのではないでしょうか。なにしろ、21住区のノウサギは本当にたくましいのです。

では、プレデターは誰か、となると、これはあくまでも希望的観測ですが、アカギツネ。あの監視カメラに写ってくれたハンサムなアカギツネ(いつぞやのブログで紹介しています)だと信じたいのです。キツネの食べ残しをカラスか何かかっぱらって電柱で食べていて、落してしまった……。どうでしょうか。

被害者のノウサギさんにはもうしわけないのですが、あのやせほそったキツネさんのことを思うと餌になってくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。ですから、S@Nさんといっしょに、残った亡きがらを土に埋めてねんごろに弔いました。

(ノウサギさん、ごめんね。でも、『北極のナヌー』という映画を見た人はおわかりでしょう。あれは、つぎはぎのやらせ映像でしたが、ナヌーが飢え死にしそうなときは、アザラシさん、どうかつかまってくれーーと願いました。でも、アザラシ目線の映像だと、どうかつかまらないで生き延びてとなるのです。)前にも書きましたが、地球上で生産者は植物だけ。人間も含め、生きものは、植物か、植物を食べて育つものを食べて生きているわけで、弱肉強食の頂点に立つ人間が一番残酷で身勝手です。かくゆう私もベジタリアンではありません。命をいっぱいいただいています。

またまた脱線してしまいました。

では、せっかくつきあってくださった里山好きの人のために、里山の早春の楽しみ、これは誰だ?の第二弾。

この将軍の正体は? 答えは明日。撮影はSさんです。
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b613rokoko at 22:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)