2013年02月

2013年02月26日

葉痕

葉が落ちた後の葉痕には、種によって人や動物の顔に似ているものがあります。

水や養分の通り道になっている維管束の痕が3個あると目や鼻となり顔に見えてしまうようです。

サンショウ

サンショウ
オーケストラの指揮者を想わせます。



オニグルミ

オニグルミ
これは誰が見てもヒツジです。とても朗らかな気分になります。


オニグルミ2

ある先生が「眠り薬の木」と言っていました。

羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹・・・zzzzz




s2003oct at 22:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年02月25日

タゲリ

 先日、野鳥大好き会員Fさんから「タゲリがいっぱい来てるよ。今来たら見られるよ」との緊急電話。タゲリは、物語で名前を知って(変な名!)、写真で姿を見て、ぜひ見たいと思っていた鳥です。大急ぎでかけつけていくと、いました、いました。17羽。思ったよりずいぶん大きな鳥でした。それに、冠も羽もそれは美しい。近くにツグミがたくさんいましたが、それがスズメほどにしか見えません。ハトより少し小さめの鳥でしょうか。ツグミは、このあたりでは、跳馬(チョウマ)と呼ばれる名のとおり、ぴょんぴょん駆け回っていますが、タゲリは、じっと動きません。虫の出てくるのをひたすら待っている様子です。後日のFさんの報告によれば、「耕耘機と仲良し」だとか。アマサギなどが、耕運機のあとをついていく姿はよく見られますが、このタゲリもちゃっかり人間の営みに便乗しているのです。冬のやや湿った田んぼで見られます。

写真はFさん。亀成川流域です。
DSCN5614[2]


b613rokoko at 09:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年02月23日

ハタネズミの巣穴

江戸川付近を散策中に堤防の草地でハタネズミの巣を見つけました。最初は杭をさした跡かと思いましたが、一つではなくたくさんありました。穴の直径は地表では34cmですが、枯草を突っ込んで調べたところ、中は壺のように少し広がっていて横穴が空いていました。

ハタネズミは農作物に害を与えることもありますが、捕食者であるキツネや猛禽類が生息していれば害は減りますので、これら食物連鎖の上位種が生息できる広い自然環境を残しておくことが、田畑を守るうえで重要です。


巣穴1


巣穴2

写真に写っている巣穴は全部で7つありますが、地中ですべて繋がっているようです。




s2003oct at 22:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年02月22日

冬芽 イヌシデとアカシデ

冬季のイヌシデとアカシデは樹皮や樹形が似ているため識別は困難ですが、冬芽を見れば違いが分かります。そのため冬芽は樹木調査において重要な情報源になります。

イヌシデ

イヌシデ
ずんぐりしていて先端は少し尖る。一年枝には毛が多い。


アカシデ

アカシデ
イヌシデより細く先端が尖る。枝は赤褐色で毛が無い。


※この地域には千葉県の絶滅危惧種であるクマシデが生育していましたが、昨年暮れに伐採されてしまいました。こうやって生き物は絶滅していくのです。しっかり調査をしていれば貴重な財産を失わずにすんだのですが・・・。



s2003oct at 19:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年02月21日

企業と生物多様性セミナー

 千葉県生物多様性センター主催のセミナーに参加しました。講演者は、博報堂広報室CSRグループ部長の川廷昌弘さん。この方の講演を聴くのは二度目。ふつうに『情熱大陸』(これはいい番組だと思ってました)などに携わっていたという博報堂のエリート社員だったところが、40歳から環境を学んで、今や国際的にも活動する生物多様性推進のリーダーです。企業の生物多様性保全における役割などについて、語られたのですが、心に残ったのは、「自然が育つ時間への配慮を忘れてしまった」社会への警告です。渋沢栄一が「道徳経済合一説」を唱えていた時代から、日本企業には生物多様性の精神が息づいており、これは何も新しい概念ではないということ。「いただきます」という言葉に日本人の生物多様性の心がわかるとおっしゃっていました。

 企業のCSRは、CSR2.0(市民の環境活動などを支援したり、木を植えたりする)から、CSR3.0に向かっているという話は新鮮でした。つまり、企業の事業の本体の中で果たす企業責任です。たとえば、造成事業をしている某U会社などについていえば、生物多様性を阻害しない事業、もしくはミティゲーションをしっかり確保する事業などが、求められている時代ということです。

b613rokoko at 19:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

マヒワ

利根川付近を散策中に堤防の草地でマヒワの大群を見つけました。人が来ると近くのケヤキの木に避難し、辺りをうかがい安全を確認してから地上に降りて草の実を探すという行動を繰り返していました。

マヒワ
ケヤキの木に避難したマヒワ。


マヒワ群れ
地上に降りているマヒワは枯野に溶け込んでしまい、鳥を見つけようという気持ちがないと気付かないこともあります。


s2003oct at 17:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年02月20日

そうふけっぱらのキツネもいる生態系

21世紀ももう10分の1以上が過ぎて、いまだに大規模造成が行われている印西。自然と都市機能の共生をうたっているまちづくり構想もなんのその。今ある自然を大切にしたいと思っている多くの市民の意思もなんのその。キツネも住んでいるという自然もなんのその。今日もブルドーザーは破壊すると戻ってこない自然を破壊しています。
IMG_0613



b613rokoko at 18:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年02月18日

会長は百人力

 本日は小雨のぱらつく寒い日でしたが、亀成川のモニタリング区域の看板の付け替えをしました。6か所に設置していた看板を、千葉県印旛土木事務所の助言により、より見えやすい場所に移すというものでしたので、看板を引き抜いて、道路際に立てるという力仕事です。ここでも活躍したのが、当会の会長です。やはり十人力だねというと、百人くらいでしょう、とNさん。今日は、看板だけでなく、市役所まわりやその他いろいろのところで活躍の会長でした。

20130218看板取り付け
20130218看板文面



b613rokoko at 18:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年02月17日

キツネのうた

 9日開催の「奇跡のはらっぱ そうふけっぱらのキツネを守ろう」のシンポジウムに参加してくださった方で、感想を「うた」に託した方がいらっしゃいました。素話の篠原先生に送られたものですが、ぜひにと頼んでこの欄でも紹介させていただきます。作者は安孫子正子さんです。下に直筆原稿も載せました。
 私たち会にとってもとてもうれしい感想です。ありがとうございました。


 「そうふけっぱらのキツネ 2529


 語り部に心惹かれて訪ひ来たる明るきホールに開演を待つ
 印西のそうふけっぱらのきつねとふ民話静かに広がりてゆく

 語り部の優しさのせて語らるる印西民話心楽しも

 一様に耳を傾け民話聞く集ひし人の心和ぎゐん

 印西に三十余年を住みながらこの富める原を知らず過ごしき

 八百種の動植物の生き集ふ印西の原っぱは奇跡とぞ聞く

 開発にやがてはこの原も消滅とその危機憂ふる人々多し

 原を守る会の人々の輝ける瞳思ひつつ家路につきぬ

 

 

 キツネのうた1


キツネのうた2


 



b613rokoko at 19:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年02月16日

チョウゲンボウ

 片脚をちょこんとあげているこのハンサムさんは、チョウゲンボウ。寒いので片脚をあげているのだそうです。Mさんの50倍カメラの作品です。

 210日の会の定例生き物調査は、風のない美しい冬日和でした。青空がさえわたり、ぽかぽかと気持ちがよく、風はさわともしない。生き物調査といいつつ、やっぱり野鳥調査になりました。

 このチョウゲンボウは、野鳥に詳しいKさんが、川の向こうの電線にとまっているのを見つけたもの。電線に猛禽類がとまっているなんて、思ってもみない光景でした。オレンジの模様の美しい小鳥みたいでした。しばらくとまっていましたが、やがて私たちの方へやってきて、とまったのがここでした。ずいぶん長い間、美しい姿を見せてくれました。

 この日は、ノスリ、オオタカ、トビ、ハイタカ、チョウゲンボウと、猛禽類が何度も現れました。トンビやカラスとおっかけっこをしているのもいつもの風景でした。

 ついでに、そのあと、別の個所でチュウヒとミサゴも見たので、猛禽の日となりました。

IMG_1141
 



b613rokoko at 11:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)