2013年12月

2013年12月18日

請願採択されました。

本日の印西市議会第4回定例会本会議において、当会から提出した、21住区の未造成地に残る貴重な生態系を活かしたまちづくりをするための協議の場を求める請願が、賛成18により採択されました。

会員を含め当会関係者18人(議会傍聴定員36名の半分)が傍聴し、議員の討論に耳を傾けました。

 



b613rokoko at 20:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年12月17日

印西市議会で請願審査 明日18日


明日18日の印西市議会本会議において、当会からの請願が審査されます。おそらく午後からの審議です。

当会からも傍聴します。

以下は、請願事項についての補足説明です。

「千葉ニュータウン21住区の未造成地に残る貴重な生態系を活かしたまちづくりのための協議の場を求める請願」追加説明

亀成川を愛する会

(説明項目)

1 生態系を活かしたまちづくりとは

2 人が入らないで放っておくのが、自然にとって一番いいのではないか。

3 千葉ニュータウン事業に投入された税金を回収しなくてはならないのではないか

4 日本生態学会のこれまでの要望書提出状況

5 21住区未造成地のいわゆる「奇跡の原っぱ」が重要なわけ(奇跡と言われるわけ)

6 21住区保全の価値や効果(希少な生物生育・生息以外)

7 調整池や別所公園池の水辺とその周辺の樹林は保全が決まっている。それだけでは足りないのか。

8 21住区未造成地の保全のイメージ(一例)

9 周辺の里山自然と奇跡の原っぱの違い

1 生態系を活かしたまちづくりとは

道路や建物を作ることだけがまちづくりではない。自然を保全することもまちづくりである。

印西市では、従来から「自然と共生するまちづくり」をコンセプトにして、印西市総合計画など様々な計画を立てており、生態系を活かすまちづくりもそのコンセプトの中に入る。

なぜ、わざわざ「生態系を活かす」という表現になったかというと、今回協議の対象としている21住区は、ニュータウン事業区域として造成が決まっているため。

里山などの生物多様性豊かな生態系を保全しようという時には共生と言う言葉がぴったりである。

千葉ニュータウン21住区は造成区域であり、1㎡の取引価格が5万円以上もすると言われている場所だが、これを売らずに残す方がまちづくりに有利に働く、ニュータウンを発展させるのに役に立つと考えている。

「奇跡の原っぱ」があるニュータウンという方が、企業を誘致するにしても、デベロッパーをお誘いするにしても、住宅を探している人にも、アピールとなるのではないか。この21住区の関東にもまれな生態系がニュータウンの魅力になる。


2 人が入らないで放っておくのが、自然にとって一番いいのではないか。

(1)原生自然でない里山の自然は、手入れしないと、自然が失われていく。

 印西市の緑地は、ほとんどが田畑と雑木林であり、そこに豊かな自然(生物多様性)が残っている。里山や雑木林の自然は、人の手が入って守られている。

手入れされている里山や雑木林には、生きものと人間の共生がある。

しかし、手入れしないとどうなるか。雑木林の下草を刈らないでおくと竹が生えてきて、竹林になると生物の種類や数が急激に減る。田んぼを耕作しなくなると、ヨシやガマが生えてきて、木が育ってくる。湿地だった田んぼから乾いた土地に変わっていくと、生物の種類が激減する。

印西の谷津(斜面林という雑木林と田んぼ)は、生きものの種類が多く、生物多様性が高い。これは、湿地、水辺、樹林、草地の多様な環境がそろっているためである。生き物はいろいろな場所を行き来している。

例・カエルのように、水の入った田んぼで卵を産むなど、田んぼを生活の場の一部としている生きものは多い。カエルも田んぼだけで暮らすのではなく、田んぼと林(斜面林)を行き来しているものも多い。

 ・環境省の絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)のサシバは印西の谷津や原っぱで餌を集める。

(2)日本における草地は、人の手が入らないと森になる。

 雨が多い日本では、高山や北海道の一部を除いて、草地は、草刈をすることによって維持されている。昔は茅を育てて刈っていた場所が草地だった。

 今は茅刈りの場として使われることがほとんどなくなり、草地として残っているのは、放牧場やスキー場となっている。いずれも定期的な草刈が必要である。

 21住区の草地も原則手入れが必要である。


3 ニュータウン事業に投入された税金を回収しなくてはならないのではないか

730日に発表された千葉県企業庁の「企業庁造成土地整理事業(造成済みの土地を処分する)及び土地造成整備事業(未造成地を造成する)清算取組方針」によれば、企業庁事業の資金収支の25年度以降の見通しは、①造成土地整理事業は黒字、②土地造成整備事業(未完了の千葉NTはこちらに含まれる)は赤字である。②では分譲・貸付収入を投資的経費(造成費用等)が上回ってしまう (3年度計で12)。これらから、県企業庁は、①資金繰りに困る状態ではない。②「分譲によって資金確保する」とあるが、投資的経費(造成・整備にかかる費用)が分譲貸付収入を上回っているため、造成するだけ損となる。300haの未処分地が残る中で、投資的経費を回収する可能性がどれくらいあるかも含めて議論する必要がある。


4 日本生態学会のこれまでの要望書提出状況

日本生態学会・自然保護専門委員会関連の要望書は、1993年から20136月(そうふけっぱらの要望書)まで、11地域、16回提出されている。

○ 印西市の草地環境「そうふけっぱら」の自然の保全を求める要望書

   2013613日  都市再生機構理事長、千葉県知事、千葉県企業庁長、印西市長宛に提出

○ 沖縄県名護市辺野古・大浦湾の米軍基地飛行場建設に伴う埋め立て中止を求める要望書

   201338日  第60回大会総会決議

   2013313日  防衛大臣、環境大臣、沖縄防衛局長、沖縄県知事宛に送付

○ 中池見湿地への新幹線敷設計画に対して、新たな環境影響評価調査を求める要望書

   201338日  第60回大会総会決議

   2013313日  国土交通大臣、環境大臣、福井県知事、敦賀市長、鉄道・運輸機構理事長宛に送付

○ 中池見湿地への新幹線敷設計画に対して、新たな環境影響評価調査を求める要望書

   201324日  国土交通大臣、環境大臣、福井県知事、敦賀市長、鉄道・運輸機構理事長宛に送付

○ 上関原子力発電所建設工事の中断と生物多様性保全のための新たな調査と対策を求める要望書

     2010318日 日本生態学会第57回大会総会 決議

○ウエストナイル熱媒介蚊対策に際しての殺虫剤フェンチオンの使用回避についての要望書

     2005329日 第52回大会総会決議

     200546日  農林水産大臣宛に送付

     200546日  厚生労働大臣宛に送付

     200546日  環境大臣宛に送付

○緑資源幹線林道、平取・えりも線「様似・えりも区間」の工事中止を求める要望書

     2005329日 第53回大会総会決議

     2005510日 緑資源機構理事長宛に送付

     2005510日 林野庁長官宛に送付

     2005510日 北海道知事宛に送付

○ 細見谷渓畔林(西中国山地国定公園)を縦貫する大規模林道事業の中止および同渓畔林の保全措置を求める要望書

     2003323日 第50回大会総会決議○ 西表島浦内地区におけるリゾート施設建設の中断と環境影響評価の実施を求める要望書 

     2003323日 第50回大会総会決議

     2003414日 沖縄県知事あてに提出

○ 尖閣諸島魚釣島の野生化ヤギの排除を求める要望書

     2003323日 第50回大会総会決議

     20034 9日 外務大臣宛に送付

     2003411日 環境大臣あてに提出

○ 「外来種管理法(仮称)」の制定に向けての要望書

     2002328日 第49回大会総会決議

     200211月   環境省大臣あてに提出

○ 日高横断道路(道道静内中札内線)の工事中止を求める要望書 

     2002328日 第49回大会総会決議

     20024月   北海道知事あてに提出

     20026月   環境省・国土交通省各大臣あてに提出

○ 上関原子力発電所に係る環境影響評価についての要望書

     2001329日 日本生態学会第48回大会総会 決議

     2001411日 作成ファイル

○ 有明海の環境改善に関する要望書

     2001827日 農林水産省・環境省・国土交通省各大臣あて送付

     2001827日 作成ファイル

○ 上関原子力発電所建設予定地の自然の保全に関する要望書

     2000325日 日本生態学会第47回大会総会 決議

     200053日 作成ファイル

○ ジュゴンが生息する沖縄島東海岸の亜熱帯サンゴ礁域の保護を求める要望書

     2000325日 日本生態学会第47回大会総会 決議

     2000410日 作成ファイル

○ 沖縄島在沖米海兵隊北部訓練場内ヘリパッド建設予定地の見直しに関する要望書

     1999329日 日本生態学会第46回大会総会 決議

     1999414日 作成ファイル


5 21住区未造成地のいわゆる「奇跡の原っぱ」が重要なわけ(奇跡と言われるわけ) http://www.nacsj.or.jp/katsudo/shimousa/2013/07/post-10.html

①広い草地が残っていること自体が「奇跡」である。

②過去の工事によって特殊な環境ができた。

③草地だけではなく、水辺や樹林地や湿地など、多様な環境(生態系)がある。

④江戸時代の牧の風景が残っている。


6 21住区保全の価値や効果(希少な生物生育・生息以外)

①市街地からの騒音・振動、大気汚染などを緩和できる。

②土壌の保水力により地下水位の低下や湧水の減少防止、水質浄化にも効果がある。

③土壌や植物からの蒸散により、市街地のヒートアイランドを緩和することができる。

④災害時の避難場所として利用することができる。

⑤企業や大学などがフィールドとして使うことによって、全国に広く発信されることになり当該地の付加価値はさらに高まる。

⑥市民が保全管理に関わることによって、新たな地域コミュニティが生まれ、ひいては地域の防災や防犯にも寄与する。

⑦現在よりも将来の方が当該地の希少価値は必ず高くなる。(今後も国内において自然を破壊するような開発が続くと思われるため)

⑧生物多様性オフセット地として利用できる。

1万人以上の署名が集まったことや多くのメディアで取り上げられているため、全国から注目が集まっている。その中での方向転換は、市や県のイメージアップにつながる。 


7 調整池や別所公園池の水辺とその周辺の樹林は保全が決まっている。それだけ

では足りないのか。

 生きものは多様な生態系を利用して生活している。池で生まれた生き物も雑木林や原っぱを行き来している。例えば、トンボなどは、水辺で生まれて、原っぱや雑木林で成長する。

造成されてしまうと、雨水は排水路から直接水辺に入る。50haの土地に降った雨に含まれる空中の有害物質が浄化されないまま池に入ることになって、水質が悪くなり、水辺の生きものが絶滅する恐れがある。

 一度壊すと元に戻せないので、21住区の未造成地をどう利用するか決定するまでは、造成しないことが必要。


8 21住区未造成地の保全のイメージ(一例)

(1)土地は、現在検討されている生物多様性オフセットを先取りしたものとして、千葉県所有(都市緑地など)、もしくは印西市に無償譲渡(ニュータウン地区の保全緑地)として、保全していく。

(2)ゾーニングして、市民の利活用地域(子供たちが遊べる原っぱやエコツアー、散策など)、保護地域にわけて保全していく。

 保全活動は、企業のCSR活動と連携し、そこからも資金をねん出する。また、保全活動全般に印西市や首都圏からのボランティアを募る。

(3)協議の場のイメージ

 印西市、千葉県、UR、企業、市民、市民団体、専門家(まちづくり、生態系保全、生態系経済評価、千葉県生物多様性センター)による会議。

 その会議において、環境調査と生態系評価、生態系の経済評価、コスト評価(これまでの造成費、売るためのコスト、売れない場合の負のコストなど)を実施する。

(4)維持管理のイメージ

・企業、NPO・市民、行政、専門家による協働で行う。

CSRとしてフィールドを探している企業が多い。とくに当該地のように全国的に知名度が上がっているところは企業としてもメリットが大きい。

・生物相の希少性が高いため、フィールドとして使いたい大学などの専門家も多く現れる。

・市民農園や乗馬などから、管理費の一部を捻出することも可能。







9 周辺の里山自然と奇跡の原っぱの違い


周辺の谷津田や林は、道路などで分断されている場合が多く、広い草原という生態系がない。
請願説明絵その1



「奇跡の原っぱ」は、池、湿地、林、草原が分断されることなく、ひとかたまりとなって存在している。

請願説明その2

ゾーニングイメージ
請願説明その3

保護区域

調査、学習会、観察会、外来種の駆除及び草刈りなどの管理以外は原則立ち入り禁止とすることが望ましい。

保全区域

調査、学習会、観察会、外来種の駆除及び草刈りなどの管理を適宜行い、利用制限を設けながら一般の立ち入りを可能とする。災害時の避難場所。

利用区域

市民農園、乗馬などのレクリェーション、災害時の避難場所。

遊具は設けず、昆虫採集など子供の自然体験の場とする。

利用区域は保護区域から出来るだけ遠ざけて配置することが重要。




 

 

 

 

 

 

 



「奇跡の原っぱ」は、池、湿地、林、草原が分断されることなく、ひとかたまりとなって存在している。

請願説明その2

ゾーニングイメージ
請願説明その3

保護区域

調査、学習会、観察会、外来種の駆除及び草刈りなどの管理以外は原則立ち入り禁止とすることが望ましい。

保全区域

調査、学習会、観察会、外来種の駆除及び草刈りなどの管理を適宜行い、利用制限を設けながら一般の立ち入りを可能とする。災害時の避難場所。

利用区域

市民農園、乗馬などのレクリェーション、災害時の避難場所。

遊具は設けず、昆虫採集など子供の自然体験の場とする。

利用区域は保護区域から出来るだけ遠ざけて配置することが重要。




 

 

 

 

 

 

 


「奇跡の原っぱ」は、池、湿地、林、草原が分断されることなく、ひとかたまりとなって存在している。

請願説明その2

ゾーニングイメージ
請願説明その3

保護区域

調査、学習会、観察会、外来種の駆除及び草刈りなどの管理以外は原則立ち入り禁止とすることが望ましい。

保全区域

調査、学習会、観察会、外来種の駆除及び草刈りなどの管理を適宜行い、利用制限を設けながら一般の立ち入りを可能とする。災害時の避難場所。

利用区域

市民農園、乗馬などのレクリェーション、災害時の避難場所。

遊具は設けず、昆虫採集など子供の自然体験の場とする。

利用区域は保護区域から出来るだけ遠ざけて配置することが重要。




 

 

 

 

 

 

 



b613rokoko at 20:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

今日はテレビ局の取材がありました

今日はTBSの取材があり、奇跡の原っぱを案内しました。風もなく穏やか日でしたので、撮影は昼前から夕方まで続きました。放送はいつになるか今のところ分かりませんが、決まりましたらお知らせします。
DSCF8203 (640x427)

DSCF8213 (640x427)


s2003oct at 19:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年12月10日

ノスリ

会の活動にいつも参加している会員Fさんの写真より。
  原っぱは猛禽類の狩場。21住区のような原っぱは、生態系ピラミッドの頂点にいる生きものも暮らしていける希少な場所です。

IMG_2013120622599



b613rokoko at 21:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年12月09日

里やまとケビンさん 人の手で守られる自然

ケビンさん(千葉ニュータウンのナチュラリスト、東京情報大学教授)は里山の話をされるとき、「里やま」とわざわざ書かれます。それは、里山の山は奥山という本来の山(高い山や低い山などの山)の他に、集落や田畑の近くにある雑木林の意味があるからです。

この欄でも述べましたが、地元の方が「ヤマ」と呼ぶのは、雑木林です。桃太郎の「おじいさんはヤマにしば刈りに行きました」というのは、深い山ではなく、近くの山もしくは、雑木林のことです。

この「ヤマ」は、手入れすることにより、生物多様性豊かな環境が保たれます。

おじいさんがしば刈りに行っていた頃は、コナラやイヌシデなどは薪に利用するため萌芽更新(30年くらい育った木を株元で伐採し、わき目を出させて、そのわき目の一本を30年育てることを繰り返す)され、アズマネザサや下草は燃料や田んぼの肥料にするなどのため刈り取られていました。

日が入る林床には、林の中に育つ草花が育ち、それを餌とする昆虫が集まり、それを餌とする鳥たちが集まります。人間の手が入ることで保たれた自然です。

今は雑木林を利用することも少なくなり、印西でもタケやアズマネザサ(シノダケ)がはびこっているヤマが増えています。

日本の自然は、富士山麓や高山帯、北海道の原野などを除くと、人間の手が入って守られてきた自然が多いのです。

写真は、127日(日)に、NPO法人ラーバン千葉ネットワーク主催の「ケビンの里山講演会」から。撮影はOさん。詳しくはhttp://blog.livedoor.jp/rurbanchibanetwork/archives/35459938.html

P1040939



b613rokoko at 21:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年12月08日

イヌシデとアカシデ

イヌシデとアカシデはとてもよく似ています。樹皮や冬芽では分かりにくいですが、葉や種を見ると違いが分かりやすいです。
景観や生態系を健全な状態で守るためにも、街路樹や公園樹に外来園芸種や地域外の木を植えるのではなく、このような地域在来の木を植えることが必要です。

シデ紅葉

2枚がイヌシデ、右2枚がアカシデの葉です。

イヌシデの葉は楕円形で、黄褐色に色づきます。

アカシデの葉は卵形で先が尾状にとがり、葉が小さいわりには葉柄が長く、赤褐色に色づくものが多いです。

シデ種

左がイヌシデ、右がアカシデの種です。

種の大きさや形状が違います。どちらも風散布です。


s2003oct at 18:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年12月06日

生態系を活かしたまちづくりとは

4日に請願が審議された印西市議会建設経済常任委員会では、活発な質疑応答がありました。私たちも多いに学んだ内容でした。

大きな質問の一つが「生態系を活かしたまちづくりとは、どういうイメージなのか」というものです。あらためて質問されてみれば、主張する私たちはわかっているつもりでも、聞かされる方は、イメージしにくい表現だったと、質問に納得するやら、感心するやらの状況です。

質問に対しては、松本議員が「道路や建物を作ることだけがまちづくりではない。自然を保全することもまちづくりだと考えます」と明快な回答をされています。それに付け加える言葉もないのですが、当会では下記のように述べてきました。

印西市では、従来から「自然と共生するまちづくり」をコンセプトにして、印西市総合計画など様々な計画を立てています。生態系を活かすまちづくりもそのコンセプトの中に入ると思います。

なぜ、わざわざ「生態系を活かす」という表現になったかと申しますと、当会が保全をお願いしている区域がニュータウン事業区域として造成が決まっているためです。里山などの生物多様性豊かな生態系を保全しようという時には、共生という言葉がぴったりです。

でも千葉ニュータウン21住区は造成区域です。1㎡の取引価格が5万円以上もする場所です。国民の税金を投与して買ったのだから、造成して売却しなければならないという主張に対して、売らない方が国民のためになる(売らなくても税金が無駄にならない)、これを売らずに残す方がまちづくりに有利に働く、ニュータウンを発展させるのに役に立つと私たちは考えています。

モールやシネコンがあるニュータウンはどこにでもあるけど、「奇跡の原っぱ」があるニュータウンはここだけです。企業を誘致するにしても、デベロッパーをお誘いするにしても、住宅を探している人にも、この21住区の関東にもまれな生態系が魅力になると考えています。

つまり、豊かな生態系を売りにしようというものです。http://www.chiba-newtown.jp/PDF/Monty145.pdf

そういう意味で生態系の経済評価もこれからの問題ですが、そのように発言したときの松本さんの意見は下記の通りでした。

「こういうものは、お金にかえられない価値がある」



b613rokoko at 15:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年12月04日

請願、印西市議会の常任委員会で採択

当会が提出した協議会の場を設けてくださいという請願が印西市議会建設経済常任委員会(松尾委員長、酢﨑副委員長)において、全員一致で採択されました。

紹介議員の松本多一郎さんは「道路や建物を作ることだけがまちづくりではない。発想を変えて、自然を残すこともまちづくりに入る」と委員の質問に回答されました。松本さんは、50ha250億円の取引価格が予想されることについて「お金では買えない価値がある」と言い切られました。印西市のイニシアティブで新しいまちづくりを提案されています。

請願の賛同議員(請願提出には、紹介議員が必要です。紹介議員は松本さん。賛同議員は、松本さんがお願いしてくださいました)は、金丸議員、中澤議員、橋本議員(50音順)です。

本日の建設経済常任委員会の傍聴議員(この常任委員会に属していないけれども傍聴された議員)は、雨宮議員、近藤議員、中澤議員、山田議員(50音順)でした。

委員会では、小川義人議員、海老原議員などから、示唆に富む質問が出されました。
 反対意見はなし。賛成意見は酢﨑委員でした。

千葉ニュータウン21住区の未造成地に残る

貴重な生態系をまちづくりに活かすための協議の場を求める請願


【請願趣旨と理由】

 千葉ニュータウン21住区内の水辺については、印西市議会の請願採択の結果、樹林地の保全面積が拡大しました。あらためてお礼申し上げます。今回、その周囲の草地についても重要であることから、印西市内はもとより全国から1万人を超える署名を集めて、生態系を活かしたまちづくりを要望する署名簿を102日、印西市長宛て提出しました。つきましては、生態系をまちづくりに活かすための協議の場を求めて、以下4点の理由により、印西市議会に請願するものです。



 UR撤退後の千葉ニュータウンについては、印西市がイニシアティブをとってまちづくりを推進することになります。千葉ニュータウン21住区の未造成地(別添地図参照)は、自然を活かした魅力あるまちづくりのモデルとなります。

 千葉ニュータウンに残る300ha近くの未処分地の中で、当該区域については、当面造成しないことになっています。UR都市再生機構及び千葉県企業庁は、814日放映日本テレビ『スッキリ!』等で、「今年度は造成しない。今後引き合いがあれば造成する』と回答しています。

 当会や日本自然保護協会のような環境保全団体だけでなく、日本生態学会からも保全の要望書が出され、全国からもたくさんの署名が集まりました。これは全国的にも大きく報道されています。

 〇新聞報道 

毎日新聞全国版 616日、 毎日新聞夕刊 620

   共同通信から、静岡新聞、北海道新聞、中国新聞などの科学欄に掲載。

   朝日新聞千葉版 923

   読売新聞全国版科学欄 107

 〇テレビ放映

 朝日テレビ『やじうまテレビ!』 621日、『モーニングバード!』 924

   日本テレビ『スッキリ!』 814

   フジテレビ『スーパーニュース』 105

 〇インターネットニュース 

   ヤフーニューストップ 616日、グーニューストップ 923

 印西市都市マスタープランのための市民調査や印西市環境白書のアンケート結果によれば、印西市民の多くが開発よりも今ある自然を残したまちづくりを望んでいます。

 〇印西市都市マスタープラン 市民意向(市民アンケート調査)

 〇印西市環境白書 資料編 環境に関する市民・事業者意識調査集計結果


【請願事項】 

 印西市主導のまちづくりのモデルとして、首都圏でも貴重な生態系の残る千葉ニュータウン21住区の未造成地を印西市の魅力あるまちづくりに活かすため、市民や市民団体等、印西市、千葉県、千葉県企業庁、UR都市再生機構、有識者により、協議をする場を設けてください。

                                         以上

 平成25年11月20日

亀成川を愛する会

         会長 一島 正四 

印西市和泉970-9 

印西市議会議長

渡 邊 正 一    殿


 

 

 

   本会議は12月18日(水曜日)です。



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奇跡の原っぱカレンダー、寄付を終了します。

おかげさまで、寄付をお願いするために作製したカレンダーはすべてなくなりました。みなさまのご協力、ご支援、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。

b613rokoko at 20:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年12月03日

奇跡の原っぱカレンダー残りわずかです

カレンダー残りわずかとなりました。だんごまつりでも多くの寄付をいただきました。

美しい手賀沼を愛する市民の連合会や我孫子野鳥を守る会の皆様の強力なご支援のおかげもあって、残りわずかとなりました。

ごめんどうですが、振込する前に、事務局にお問い合わせください。kamenarilove@yahoo.co.jp




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