2017年08月22日

2017年08月22日

アメリカザリガニとオニビシ

 20日は、アメリカザリガニが繁殖しにくい明るい水辺環境作りとアメザリ駆除に加えて、千葉県立中央博物館の林紀男さんを迎えて、沈水植物の調査をしました。写真は、明るい水辺作りのためのシノダケ刈りの様子と、作業後の昼食を食べながらの報告会。

 結果は、イトモは全滅、ササバモはわずかに残っているだけで、オニビシだけが大繁殖という状況でした。沈水植物が茎や根を切られて浮いている状況もあり、アメリカザリガニが犯人と考えられるということでした。

 アメリカザリガニは、日本がよほど体質にあっているのか、繁殖時期は一回ではありません。が、もとは秋が繁殖時期ですから、多くが抱卵する前に低密度にもっていきたいものです。頻回の駆除を実施します。

 一方オニビシも、もう実がついており、水中に落下しているものもありました。これも沈水植物の生育環境を奪ってしまうため、昨年から駆除していますが、効果的な駆除は今のうち、27日に、第二回目の駆除を実施することになりました。

20170820 調節池手入れs

20170820 調節池調査後昼食風景s




b613rokoko at 12:22|PermalinkComments(0)