授業を進め時、子どもたちが混同しがちで、しかも教師の悩みの一つに、「結果と結論の区別」があります。
実験後、結果を求める場面と結論を求める場面が混同し、授業のねらいがあいまいになってしまうことが多々あります。
まず、「結果と結論」は、次のように定義できます。
結果・・観察や実験から得られた事実
結論・・考察を根拠に学習問題に対する答え
では、4年生「空気と水」の「閉じ込めた水に力を加えると体積はどうなるだろうか」を例に結果と結論の違いについて考えてみます。
閉じ込めた空気に力を加えると体積が小さくなると学習した子供たちは、「水も体積も小さくなる」と予想します。
しかし、実際には予想に反し、閉じ込めた水の体積はほとんど変わらないという結果となります。
ですからこの場面では、結果と結論は次のようになります。
結果:とじこめた水に力を入れてもレバーは、ほどんど動かなかった。
結論:とじこめた水に力を加えても体積は、ほとんど変化しない。
結果はあくまでも現象(変化)であり、結論は学習問題に対する答えであると子どもたちに指導するようにします。
この時、結果から結論に導き出すために次の3つの手立てが有効です。
①結果を発表させたのち、「つまり・・・」何が言えるのかな?と問う
②その際、「押さえる理科用語」を使ってまとめます。
今回は、「とじこめた空気」「力」「体積」を使ってまとめましょう。
③結果は、「○○から○○だった。」のように理由をつけて過去形で書きましょう。
この3つの手だてにより結果と結論を区別できます。
このように、結果と結論を区別することにより実験から授業のねらいへとスムーズにつながるようになります。












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