一人一実験を行った際、結果にばらつきが生まれ、全体の結果を導きだすことに苦労したことはないでしょうか。
一人一実験は、それ自体大変有効な手立てですが、実験は個別になればなるほど誤差が生じやすくなります。
そんな時は、次の3つの手だてが効果的です。
①同じ結果を3人、違う結果を3人ずつ発表させる。
→子どもたちに結果を発表させる際に、同じ結果の子どもをAAA、次に違う考えの子どもBBBと発表させます。これにより、考えが類型化され根拠もはっきりします。また、聞き手にも理解しやすくなります。このことは、予想でも同じことが言えます。子どもたちに発現させる際には「AAA・BBB」の発表をさせるとよいでしょう。
②ネームシールで自分の立場を視覚化する。
→一人一実験の結果を一覧にして各自が記入するという方法は、個の活動の場を保障す るという意味でも有効でした。事実、実験が終了した子から黒板に結果を記入し、全体の傾向が視覚化されていました。このように誤差は、結果を一覧にすることで解決できます。
③個々の結果ではなく「全体の傾向」に着目させる。
→結果の一覧ができたら考察に入ります。この際、「結果から分かったことは何ですか」という発問は子どもたちとって抽象的で、発言は多様化してしまいます。
そこで、「みんなの結果が黒板に一覧になってます。全体的に言えることは(わかること)は何ですか?」と発問しましょう。
すると、子どもたちは個々の結果から一覧になっている結果から全体的な傾向に着目するようになります。
子どもの実験には誤差は必ず生まれます。しかし、この発問によって誤差が削除され、全体的な結果から結論を導き出すことができます。












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