「楽しい小学校理科授業」の400のポイント

小学校理科の授業にすぐに役立つ情報が満載です。 「楽しい授業づくり」は、ブログ「新人教師と教育実習生の参考書」に移行、リニューアルしました。

    「楽しい理科」を模索しているあなたに、筆者の経験と実践を基に具体的に紹介します。教材の選び方、子どもたちが生き生きとする学習環境、とっておきの授業のネタ、そして授業づくりの基礎をカテゴリーごと分類し、見やすく分かりやすくまとめました。

    カテゴリ: 5年生の植物教材の授業のマル秘ヒント!

    ホウセンカの気孔の観察のマル秘ヒント②です。

    顕微鏡の倍率は、10×40の400倍で観察しましょう。この倍率ならば、はっきりと気孔を観察できます。

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    「植物の実や種のつき方」の学習のまとめとして、身近な花の花粉を観察を取り入れました。子どもたちは、花粉が受粉に大きく関係していることを学習し、花粉への興味が高まっています。

    さらに、アサガオの花粉を顕微鏡で初めて見た経験は貴重で、いろんな花の花粉も見てみたいという思いが出てきました。

    そこで、校庭に咲いている花を集めてその花の花粉を観察してみることにしました。

    採種した花は、パンジー、ビオラ、ノースポール、キク、タンポポ、日々草です。

    この中で簡単に観察できたのは、パンジー、ビオラでした。アサガオほど簡単ではありましたが、花粉の形色がアサガオとは違い、花粉にもいろいろな種類があることを学ぶよい機会となりました。発展的な学習として、効果的な授業となりました。
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    顕微鏡観察は、実際に操作する機会を増やすことや手順を電子黒板に写すなどの指導により、多くの子どもたちが短い時間で操作できるようになることは御紹介しました。

    今回は、操作の際にはガラスのスライドグラスではなく、プラスチック製のスライドグラスを使うことをお勧めします。ガラスのスライドグラス、傷がつきにくく透明度が高い反面、落下などで割れてしまうことがよくあります。

    そこで、今回はプラスチック製のスライドグラスを使用しました。子どもたちはガラスではなくプラスチック製であるため安心して使用していました。このちょっとした工夫が、子どもたちの操作の安定にもつながりました。是非試してみてください。
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    「植物の実や種の付き方」の学習のまとめでは、制限時間内での顕微鏡観察ができるかの授業を位置付けると盛り上がります。

    花粉を顕微鏡で観察する授業は、顕微鏡の台数や実験の効率を考えると2時間は確保していると思います。その授業後、一グループ6人から8人として、輪番制で花粉を顕微鏡で観察する実験を取り入れてみましょう。

    一列に並べた顕微鏡とアサガオの花を用意し、10分間の制限時間内に花粉を顕微鏡で観察できるかどうかを確かめる授業です。(倍率は10×10とします。)

    緊張と自分一人で・・という中ですが、意外と子どもたちはスムーズに取り組んでいきます。私の担当したクラスでは、ほぼ全員が自分の手で観察できました。
    ただし、支援の必要な子どもさんは事前に把握しているはずです。さりげないサポートで実験に取り組ませるようにします。

    この方法で、6分以内に全員が自分の手で顕微鏡で花粉を観察することができました。
    (早い子どもは、2分以内に観察できました。)

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    前回は、花粉の観察には10×10の倍率での顕微鏡観察が適切であることを御紹介しました。

    今回は、観察のさせ方です。教科書では、観察には観察カードを使用していますが、5年生のこの段階では、そのままノートの観察の方が自然のように感じます。

    理由は、
    ①すでに観察の際には、色・形・大きさを絵と文で書くことは定着できている。
    ②観察の際には、常にカードを使用することで、子どもたちは受け身になってしまう。
    ③ノートとカードが分離して、学習の足跡が途切れてしまう。


    理科ノートを学習の記録として残すためにも、観察はノートにすることをお勧めします。
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    授業では、顕微鏡を使っておしべの花粉を観察する授業がります。ここでは、開花したアサガオのおしべをピンセットで引き抜き、プレパラートに花粉を落とします。

    この時、5年生の顕微鏡操作の技術を考えると、目で見てわかる程度の量の花粉をプレパラートに載せることをお勧めします。
    これまで、子どもたちはメダカの学習で解剖顕微鏡と双がん顕微鏡を使ってきましたが、通常の顕微鏡の操作が意外と難しいという実態があります。

    次に、観察倍率ですが10×4でも十分花粉が見えますが、観察する上では10×10の100倍が適当です。

    今年はこの方法で授業を行いましたが、クラスの全員が自分の操作で、花粉を顕微鏡で観察することができました。
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    本単元では、アサガオを教材に、花びら、がく、おしべ、めしべを観察します。4年生では、雄花と雌花と2つの花があることを学習しました。5年生では、一つの花の中におしべとめしべがあり、おしべの花粉がめしべについて受粉することを学びます。

    花は、2人に1つ程度が適当です。自分の手で、花を観察し、そのつくりを確かめることが大切です。

    そこで、ここでも電子黒板を最大限に活用しましょう。おしべとめしべのつくりを説明する際にも、個々の観察から全体での観察に効果をあげます。
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    5年生「植物の実や種子のでき方」では、アサガオを教材として、一つの花におしべとめしべがあり、受粉によって実ができ、種子となることを学習します。

    近年の猛暑で夏休みを過ぎると、学校で栽培していたアサガオが枯れてしまっていることがよくあります。夏休み明けに再度、アサガオを植え直しても、日照時間や気温との関係で花が咲くまで生長しません。

    そこで、一年を通して花の開花が期待できる宿根アサガオ(通称「琉球アサガオ」)を利用してみましょう。

    宿根アサガオというだけあって、「宿根」を植えます。12月頃まで、開花が期待できますので、時期を逸してしまっても十分、花を確保できます。

    また、アサガオですので花びら、がく、おしべ、めしべをはっきり観察することができます。

    是非試してみてください。(校庭に植えておくのもよいですね。)
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    5年生の「植物の発芽と成長」の授業では、インゲン豆を使って、発芽と成長の条件を学習します。

    インゲン豆自体は、栽培が簡単で、理科室でも教室でも簡単に発芽し、その成長も観察できます。ある程度、大きく成長した段階で理科園等に移植すると、開花し、その後結実します。

    この段階まで学習後、実を収穫して、自宅に持ち帰らせ、食用にするよよいでしょう。
    この時期、栽培していたジャガイモを食用として、食中毒を起こす小学校がありますが、インゲン豆にはそのような危険性はありません。茹でで、マヨネーズをつけて食べると最高です。
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    発芽に必要な養分を調べる実験は、検証実験として扱うことはすでに述べました。その際、一人一実験で行うことをお勧めします。

    トウモロコシでもインゲン豆の種子でも簡単にでんぷん反応が出ます。
    そして、注意することは、次の4点です。

    ①一晩水につけた種子と発芽した種子を比べて、でんぷん反応の違いを見ましょう。
    ②ヨウ素液は反応が出るのに、10分ほどかかります。
    ③種子は、カッターで半分に切って調べましょう。

    皮の部分にでんぷん反応が出ないことへの気づき、またでんぷんは水に溶けやすいことを伝えると種子の養分であるでんぷんがでんぷん反応のでない皮に覆われている意味にも気づきます。
    ④一人一実験で自分の用意した種子ででんぷん反応を見ることにより、青紫色を実感します。

    さあ、試してみてください。
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