「楽しい小学校理科授業」の200のポイント

小学校理科の授業にすぐに役立つ情報が満載です。 「楽しい授業づくり」は、ブログ「新人教師と教育実習生の参考書」に移行、リニューアルしました。

学年ごとの「押さえる理科用語」はこれだ!

「楽しい理科」を模索しているあなたに、筆者の経験と実践を基に具体的に紹介します。教材の選び方、子どもたちが生き生きとする学習環境、とっておきの授業のネタ、そして授業づくりの基礎をカテゴリーごと分類し、見やすく分かりやすくまとめました。

理科 ポイント109 授業編15 6年生の「押さえる理科用語」はこれだ!! 

4年生の「押さえる理科用語」の一覧を作成してみました。一覧することで年間を見通して授業を進めることができます。きちんと指導し、つけたい力を身につける理科授業につなげましょう。
                                                                                                                       

単元名

押さえる理科用語

準備

ものの燃え方

ものが燃え続ける・絶えず空気が入れ替わる・窒素・酸素・二酸化炭素・ものを燃やす働き・ものを燃やす働きはない・酸素の一部が失われ二酸化炭素が発生

アルコールランプ

酸素ボンベ

窒素ボンベ

二酸化炭素ボンベ

気体検知管

ガスコンロ

動物のからだのはたらき

胃・小腸・大腸・こう門・食べ物の通り道・消化管・だ液・でんぷん・ヨウ素液・青紫色・別のものに変化・吸収しやすい養分に変化・消化・胃液・食べ物を消化する働き・消化液・吸収・血管・血液・養分、酸素、二酸化炭素を全身に運ぶ・肝臓・空気を吸ったりはいたり・呼吸・

気管を通り左右の肺・心臓の働きにより全身におくる・拍動・脈拍・全身の血液の流れ・養分や酸素はからだの各部分でいらなくなったものや二酸化炭素と入れ替わる・いらなくなったものは血液によって腎臓に運ばれる・臓器・かかわりあいながら生きている

ヨウ素液

気体検知管

ストップウオッチ

聴診器

メダカ

植物のからだのはたらき

 

植物の根、茎、葉・水が通る決まった通り道・根からからだ全体に運ばれる・葉から水蒸気になって出ていく・蒸散・葉に日光

ホウセンカ

植物染色液

顕微鏡

ヨウ素液

単元名

押さえる理科用語

準備

生き物のくらしと環境

動物の食べ物のもと・植物・日光・でんぷん・成長・自分で養分を作ることができない・「食べる」「食べられる」・一本のくさりのようにつながる・食物連鎖

植物・日光・二酸化炭素を取り入れて酸素を出す・空気を通してたがいにかかわりあう・からだには多くの水が含まれる・水によって生きている

気体検知管

ダンゴムシ

太陽と月の形

たいよう・自ら強い光を放つ・月・表面は岩や砂でおおわれる・くぼみ・クレーター・自ら光を出さない・光を反射・光っているように見える・球形・月の形・日に日に変わる・太陽と月の位置関係・光が当たっている部分が変わる・日食・月食・宇宙にある・東から出て西に沈む

遮光版

双眼鏡

方位磁針

10

大地のつくり

がけ・しまもよう・れき・砂・火山灰・層になって積み重なる・地層・水の働きでできた地層・堆積した重み・長い年月をかける・岩石・生き物のからだや生き物がいたあと・化石・魚や貝、木の葉・火山の働きでできた地層・層になって広がる・火山から噴き出す・水の働きで土が流される・色やつぶの起き差が違う・れき、砂、泥が層になる・積み重なる・繰り返される・溶岩

ボーリング資料

安全メガネ

化石標本

岩石標本

11

てこのはたらき

てこ・てごたえ・支点・力点・作用点・支点と作用点の距離を短くすると小さい力・支点と力点の距離を長くすると小さい力・てこをかたむける・力の大きさ(おもりの重さ)・支点からの距離(おもりの位置)・てこを水平・つりあう・てんびん

実験用てこ上皿てんびん

 

12

水溶液の性質とはたらき

食塩水・石灰水・白い物(固体)・蒸発・固体が溶けた液体・二酸化炭素・水に溶けた水溶液・炭酸水・気体がとける・リトマス紙・青色を赤く変える・赤色を青に変える・酸性・中性・アルカリ性・金属をとかす・とけた液から出てきた固体・もとの金属とはちがう・別の物に変化

保護メガネ

ガスコンロ

アルコールランプ

酸素ボンベ

二酸化炭素ボンベ

リトマス紙

塩酸

炭酸水

アルミニウム

蒸発皿

 

 

電気と私たちの生活

発電機の軸・電気を作る・発電・回す・手回し発電機・モーターの軸・明かりをつける・音を出す・モーターを回す・コンデンサー・蓄電(充電)・電気をためる・利用する・発熱・熱に変える・電熱線の太さ

モーター

豆電球

導線付きソケット

手回し発電機

コンデンサー

発光ダイオード

電熱線

地球に生きる

動物の食べ物をたどる・植物にいきつく

食べる・食べられる・関係・空気を通して

水を取り入れないと生きてはいけない

 


理科 ポイント108 授業編14 5年生の「押さえる理科用語」はこれだ!! 

5年生の「押さえる理科用語」の一覧を作成してみました。一覧することで年間を見通して授業を進めることができます。「押さえる理科用語」」をきちんとおさえ、つけたい力を身につける理科授業につなげましょう。

単元名

押さえる理科用語

準備

天気の変化

雲の量、動き・天気の変わり方・西・東・気象情報

パソコン

気象情報

植物の発芽

植物・種子・発芽・水・空気・適当な温度

 

インゲン豆

植物の成長

養分・ヨウ素液・成長・日光・肥料・よく成長する・条件をそろえて・でんぷん・条件

 

メダカの誕生

メダカ・雄・雌・体系(尾びれ・腹びれ)

見分ける・卵・精子・受精・受精卵・子メダカ・成長・接眼レンズ・つつ・アーム・対物レンズ・クリップ・ステージ・反射鏡・調節ねじ・プレパラート・スライドガラス・養分・子メダカ・親

水中の小さな生き物・魚の食べ物・受精

メダカ

双眼実態顕微鏡

解剖顕微鏡

顕微鏡

ペトリ皿

カバーガラス

人の誕生

人・母体内・胎児・成長・母親・子宮・羊水・へそのお・たいばん・乳・生命の神秘・受精・受精卵・親・生命がうけつがれる

パソコン

植物の実や種子のでき方

アサガオ・花・咲く・種子・おしべ・めしべ・花粉・結実・実・種子・受粉・がく・ふくらんだ・おばな・めばな・運ばれる・

昆虫・生命・うけつぐ

アサガオの種

虫メガネ

スライドガラス顕微鏡

単元名

押さえる理科用語

準備

10

台風と天気の変化

台風・南の海上・北に向かう・接近・動き・インターネット・気象情報・天気の変わり方・風・大雨・強くなる・災害・雲・形や色・西から東へと動くとは限らない

気象情報

パソコン

11

流れる水の働き

流れる水・速さ・量・浸食・土や石・運搬・堆積・雨水・上流・平地・下流・川原の石・大きさや形・降水量・水の量や速さ・雨の降り方・増水・洪水・外側・内側・川の流れ

パソコン

12

電磁石の性質

電磁石・同線・電流・鉄・極・向き・コイル・簡易検流計・電磁石の強さ・電流の大きさ・導線の巻数・N極・S極・電流の向き・逆

乾電池

鉄くぎ

導線

乾電池ホルダー

方位磁針

簡易検流計

ものの溶け方

食塩・溶ける・水・電子天秤や上皿天秤・

水と物の重さは変わらない・合わせた重さ

溶ける量・一定の水の量・限りがある・溶け残った食塩やホウ酸・水の量を増やす・水の温度を上げる、下げる・ろ過・蒸発・取り出せる・取り出せない・水溶液・目には見えない・つぶ

トールビーカー

サンプル管

電子天秤

上皿天秤

食塩・ホウ酸

保護メガネ

ろうと

ろうろ台

ガスコンロ

ふりこの動き

振り子・一往復・時間・長さ・おもりの重さ・振れ幅・振り子の長さ

振り子のおもり

鉄製スタンド

ストップウオッチ


理科 ポイント107 授業編13 4年生の「押さえる理科用語」はこれだ!!

4年生の「押さえる理科用語」の一覧を作成してみました。一覧することで年間を見通して授業を進めることができます。きちんと指導し、つけたい力を身につける理科授業につなげましょう。

単元名

押さえる理科用語

準備

季節と生き物(春)

生き物・気温・様子

動物・植物・暖かく・種・観察・育て方

花・芽・まきひげ・子葉

棒温度計

虫メガネ

ツルレイシ

天気と気温

天気・気温・一日・変わり方・温度計・日光・風通し・地面からの高さ・晴れの日・曇りの日・雨の日

棒温度計

百葉箱

自記温度計

電池の働き

乾電池・モーター・回る向き・簡易検流計

豆電球・明るく・つなぎ方・直列つなぎ

並列つなぎ・回る速さ・光電池・電流・

光の強さ・電流の大きさ・回路

モーター

乾電池

乾電池ホルダー

簡易検流計

豆電球

ソケット

光電池

閉じ込められた空気や水

空気・閉じ込める・体積・手ごたえ・おしちぢめられる・おしちぢめられない・水・力を加える・圧す・もとにもどろうとする

 

季節と生き物(夏)

植物・活動・気温・動物・成長・活発・葉が茂る・実・おばな・めばな・実になる花・実にならない花

棒温度計

虫メガネ

星や月(星の明るさや色)

七夕・星座早見・星・明るさ・色・夏の大三角形・ベガ・デネブ・アルタイル・1等星・2等星・表面の温度

星座早見

方位磁針

単元名

押さえる理科用語

準備

季節と生き物(夏の終わり)

夏・活動・成長・気温・たまご・幼虫・葉が茂る・実がなる・種ができる

棒温度計

虫メガネ

私たちの体と運動

人・骨・筋肉・腕・動かす・動物・かたい部分・やわらかい部分・まがる部分・関節・きん肉がちぢむ・ゆるむ・体を支える、体の中を守る

人体図鑑

骨格標本

10

星や月(満月の動き)

満月・月・見える位置・時間・変化・形・東・南・西・半月・方位と高さ・時刻・日

方位磁針

プラネタリウム

10

季節と生き物(秋)

秋・活動・成長・気温・たまごをうんで死ぬ・活動がにぶくなる・寒さにそなえる・葉が落ちる・実や種ができる

棒温度計

11

ものの温度と体積

空気・温める・冷やす・体積が大きくなる、体積が小さくなる・変化・温度・金属・水

ガスコンロ

アルコールランプ

金属球膨張実験器

12

ものの温まり方

金属・熱せられたところ・順に・温まる・水全体・空気・上の方に動き、上の方にあった温度の低い空気が下がってくる・移動して

スタンド

ガスコンロ

示温テープ

星や月・星の動き

星の集まり・時間・並び方・位置

 

季節と生き物(冬)

動物・植物・成長・活動気温・零下(-℃)

温度の変わりにくい土の中で過ごす・より寒い地域から日本に来る・種から芽が出る・芽が開いて育ち始める

 

単元名

押さえる理科用語

準備

すがたを変える水

水・温め続ける・沸騰・100℃・熱し続ける・温度・変わらない・盛んに泡が出る・水蒸気・冷やし続けて・状態変化・固体・液体・気体・目に見えない・0℃のまま変わらない・体積が大きくなる

沸騰石

温度計

ガスコンロ

自然の中の水

地面にしみ込んだ水・蒸発・温度・再び

蒸発・水蒸気・ふたたび水になる・空気中に出ていく・けつろ

カップ

ラップ


理科 ポイント106 授業編12 3年生の「押さえる理科用語」の一覧はこれだ!! 

3年生の「押さえる理科用語」の一覧を作成してみました。一覧することで年間を見通して授業を進めることができます。きちんと指導し、つけたい力を身につける理科授業につなげましょう。

単元名

押さえる理科用語

準備

自然の観察をしよう

生物・色・形・大きさ・姿に違いがある

虫めがね

植物を育てよう①

育ち方・順序・芽・子葉・2枚

虫めがね

昆虫を育てよう

昆虫・体・順序・たまご・幼虫・成虫・さなぎ・トンボ・バッタ・頭・腹・胸・皮をぬいで・新しい体・3つの部分・6本の足

虫めがね

植物を育てよう②

育ち方・体・根・茎・葉

 

ゴムや風で物を動かそう

ゴムの力・ものを動かす・伸ばし方・数・大きさ・もどろうとする・風の力・強さ(強い風、弱い風)・ものを動かす

送風機

植物を育てよう③

育ち方・一定の順序・花

 

植物を育てよう④

育ち方・一定の順序・花の咲いた後・根・種・子葉・葉が次々と伸び、茎や根も伸びる・花・実・かれる

 

動物のすみかを調べよう

食べ物のある場所・かくれることができる場所・土の中や動物のすみか

 

10

太陽の動きと地面の様子

地面・日かげ・影・位置・東・南・西・反対側・さえぎる・同じ向きにできる・時間がたつと変わる・太陽が動く・ひなたはあたたかくかわいている・日かげは暗くしめっている・日なたと日かげの温度・太陽の光であたためられる

遮光版

方位磁針

温度計

単元名

押さえる理科用語

準備

11

太陽の光を調べよう

光・はね返す・集める・反射・明るくあたたか・虫メガネ・まっすぐ進む・虫メガネ

平面鏡

棒温度計

虫メガネ

12

物の重さを調べよう

形が変わって・重さは変わらない・全部を集めれば重さは変わらない・物の形・重さ・はかり・体積・種類

はかり

自作天秤

台ばかり

豆電球に明かりをつけよう

電気・通す・通さない・つなぎ方・乾電池

豆電球・点灯・金属・導線付きソケット・プラス極・マイナス極・1つの輪のように・電気の通り道・回路・鉄・銅・アルミニウム・ガラス

豆電球

ソケット

マンガン電池

乾電池ホルダー

磁石のふしぎを調べよう

磁石・引きつけられる・引きつけられない

鉄・N極・S極・同極・異極・しりぞけ合い・引き合う・はなれていても・磁石にくっつかないものがあっても・磁石になる

棒磁石

鉄くぎ

砂鉄


理科 ポイント104 授業編11 単元の「押さえる理科用語」を確認することがつけたい力を身につける授業への近道だ!

教材研究をする前には、まず学習指導要領で目標を押さえます。ここで大切なことは教科書や指導書を参考にするのではなく学習指導要領を読み込み、自分の目で目標や留意点を押さえることです。

教科書に記述されている目標は学習指導要領の本文と若干異なる場合もあり、学習指導要領の本文から単元の目標、他学年とのつながり、留意点等を確認して箇条書でまとめます。この作業により、教材研究の基礎を培うことができます。


次に、「押さえる理科用語」を確認します。理科では「押さえる理科用語」が単元の目標やつけたい力に直結していることが多いです。

ですから「押さえる理科用語」を常に意識することにより単元の目標を達成できる授業を構想することができます。

4年生「とじこめられた空気と水」では、以下のようになります。

【目標】(アンダーラインは「押さえる理科用語」)

空気と水の性質について体積や圧し返す力の変化に着目して、それらを圧し返す力と関係付けて調べる活動を通して次の事項を身につけることができるよう指導する。

ア 閉じ込めた空気を圧すと、体積は小さくなるが、圧し返す力は大きくなる

  閉じ込めた空気圧しちじめられるが水はちじめられない

このように、「押さえる理科用語」をあらかじめ確認しておくことにより、単元の目標、つまり子どもたちにつけたい力を身につける授業につながります。

最後に「押さえる理科用語」の要点は、次の4点にまとめられます。

①学習課題や学習問題には「押さえる理科用語」を意図的に使用します。

②「押さえる理科用語」は意図的に板書します。(見える化)

③考察にも「押さえる理科用語」を使い、つけたい力と結び付けます。

④学習課題、学習問題、考察、振り返りに「押さえる理科用語」を使い、確かな学力を育成します。

キーワードは、<押さえる理科用語を意図的にしよう?>です!
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