「楽しい小学校理科授業」の400のポイント

小学校理科の授業にすぐに役立つ情報が満載です。 「楽しい授業づくり」は、ブログ「新人教師と教育実習生の参考書」に移行、リニューアルしました。

    「楽しい理科」を模索しているあなたに、筆者の経験と実践を基に具体的に紹介します。教材の選び方、子どもたちが生き生きとする学習環境、とっておきの授業のネタ、そして授業づくりの基礎をカテゴリーごと分類し、見やすく分かりやすくまとめました。

    カテゴリ:授業研究 授業づくりのポイントはこれだ!!! > 話し合いの仕方に困ったら?

    次は、いよいよ発表です。

    発表の仕方にも、一工夫をしましょう。例えば、①という意見の場合には、①①①と3人続けて発表させます。その後、②という意見を②②②というように3人続けて発表するようにします。

    これは、クラスの発表のルールとして定着させると、教師が指示をしなくても子どもたちは、同じ意見の場合には3人まで発表ができること、そのあとに違う意見をという流れが自然と生まれてきます。

    大切なことは、同じ意見は3人まで続けること。その後、違う意見を3人は続けることです。このサイクルで発言が続くことで、教師は次のゆさぶり、問い返しをする準備ができるのです。

    ちょっとした工夫で流れるような話し合いが成立していきます。
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    子どもたちに、自分の考えや予想を書かせる時には絵と文で書くように指導した上で、次の段階に入ります。

    一般的には、ここでグループや全体での話し合いに入りますが、理科では既習経験、既習知識に個人差があり、一部の豊富な経験と知識を持った子供たちで話し合いが進んでしまうことがよくあります。これが、発言の苦手な子に発言をしたくなくなることを助長してしまう要因の一つと考えます。

    そこで、座席が隣同士の2人一組で、自分の書いたノートを見せながら、考えや予想を紹介し合う「ぼそぼそタイム」を位置付けます。

    時間は、2人で1分。つまり一人30秒です。自分の書いた文を自分の書いた絵を基に紹介するという簡単な活動ですが、発言者は躊躇なく発言し、自信を深めます。聞き手は、簡潔に相手の考えを聞くことができ、その場で参考になる発言を得ることができます。

    教室は、一分間、「ぼそぼそ」で盛り上がり、雰囲気が一気に変化していきます。
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    新学習指導要領では、主体的で対話的な深い学びが求められています。各書で様々な解説がされていますが、一言でいうと「自分の考えを持つ」ことから学習は始まるということです。

    理科では、予想の段階、結果から結論を導く考察の段階が、主な話し合いの場面になると思います。その中で、自分なりの予想をしっかり持たせることが、考察の価値も大きく左右します。

    そこで、「自分なりの予想をしっかり持たせる」ための手だてとして、予想を「絵と文」で書くように指導しましょう。

    そのためには、教師が実験や観察の様子をしっかりと絵と文で示す必要があります。その上で、予想をA→A’というように変化を絵と文でノートに書かせます。

    この手立て一つで、子どもたちは事物事象の変化の前後を視覚的に捉えることができ、自分なりの考えを自然と持てるようになります。
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    理科の授業で、子どもたちの話し合いを盛り上がるための一つの工夫として「予想の段階で隣の友達とお互いの予想を伝え合う活動」を位置付けてみましょう。

    理科の授業で話し合いを盛り上がるための鍵は、自分の考えに自信がないと答える子どもたちが大半を占めています。

    そこで、予想を話し合う場面で、まず隣の友達と意見を交換する場面を取り入れます。この時、注意しなくてはいけないことは、次の4点です。
    (1)時間は一人1分。
    (2)ノートを友達に見せながら説明する。

    ⇒予想は、絵と文で書くように指導しているため、視覚化されて友達にも一目でわかります。
    (3)隣の友達の2人一組で行う。
    (4)上手に紹介しているペアがいたら、全体を止めて見本として紹介をする。


    この活動により全体での話し合いが見違えるように活発になります。是非試してみてください。
    写真は、4年生の授業風景です。楽しみながら活動している様子を見てください。
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