かみ合わせと全身の病気・診療日記

歯やアゴ、かみ合わせの不具合、口腔異常などの病気が原因となって精神疾患、整形外科疾患、皮膚疾患、内科疾患、耳鼻科疾患などの症状として発症してしまっている患者さんに日々向かい合っている千葉県の「さかい歯科医院」院長の診療日記です。

2014年10月

くり返す湿疹の悩みが改善

東京郊外から通院してくるFさん。
半年前の初診時に歯の主訴と共に、手足顔を中心とした再発をくり返す湿疹に悩んでおられました。
「薬をぬったり飲んだりしているのですが、良くなったり悪くなったりをくり返して・・・」
歯よりも皮膚の方が気になる様子でした。歯の治療を通じて難治性の皮膚炎が良くなった症例の話をすると「ぜひお願いします!」と。

その後、皮膚に有害性のあると思われる金属の除去と金属除去歯の除菌治療そして歯周病菌除菌等を中心に行いました。

皮膚疾患と歯科疾患との関連性は名古屋のおしむら歯科、押村先生と藤田保健衛生大学皮膚科教授、松永佳世子先生を中心としたグループで歯科治療の皮膚疾患への有効性が確認、確立されています。

その法則通り「このごろどうですか皮膚?」と聞くと
「そういえば足にはまったく湿疹ができなくなり、腕もたまに赤いところが出てくるくらい。」
ともう “忘れかけ” の域に入っていました。皮膚湿疹で悩むことがめっきり少なったということでしょう。うれしそうにズボンをめくってきれいになった足を見せてくれました。

湿疹でお悩みの方、一度ご相談を・・・。

 

3年前から顔から足までの痛みに悩み

最近、隣県から初診でいらしたKさん。(女性)

非常につらそうな顔をしていました。吐き出すように症状や経過をたくさん話されましたが要約すると・・・
3年前、ある歯科で左上小臼歯の修復治療を受けてからどんどん体調が悪くなり、特に左顔面から左下肢にかけての痛みやしびれ感、股関節の可動域障害などさまざま。
いくつかの病院に行きましたが原因はわからず。歯科もいろいろ行ったが、歯と体の痛みを理解してはもらえませんでした。

1回目。藤井佳朗式咬合治療+AKA博田法の診断的治療で股関節の動きが少し良くなりました。

2回目。体調不良のきっかけとなった歯のつめものを慎重に除いていくと途中から
「先生顔の痛みがとれてきた
さらに取り除いていくと
「胸の骨がズレたような痛みがなくなった」と。
さらに取り除いていくと
「心が本当の自分に戻っていくような気がする」と。
体に急な変化が起こってきているので大事をとって今回はここまでにしました。

Kさんの顔は晴れやかになり、よっぽど苦しかったのでしょう。
「うれしくて先生に抱きつきたい気分です

まだこれから体調改善のためにアプローチすることはまだまだありますが、たった1本の歯の治療から始まったこの患者さんの体調不良。

改めて “歯と体のつながり” を実感する症例でした。










 
livedoor 天気
  • ライブドアブログ