2012年7月31日

【角杙神(つぬぐいのかみ)※】

※『古事記』のなかで、神世七世(かみのよななよ)(天地開闢のとき生成した七代の神の総称、またはその時代をいう。)のうち、活杙神(いくぐいのかみ)とともに男女一対となって現れたとされる神(第4代)。

「たちどころに現るるは、光の天子。目にもまばゆい七色の光を纏い、この世は如何でか絢爛な様相となる。“生まれいずる”という、本(本当に)に“基”の欲求、そうだ、これこそ至極の喜びとなり、それはあまねく大地を満たさん。あな(あぁ)、この世を巡る数多の奇跡に、これぞ大神様の恩寵と、如何にか我が心を震わするか。」

「大地はわれら神より生まれ、この世に欠かせぬ数限りない生命(いのち)、そして生命を取り巻く光をも、大地自らその生命を躍動させしことにて、より多くを生み出さんとする。ここに、天と地との何とも深淵なる繋がりが成され、すべてがすべからく豊潤なものへと彩られん。」

「各々方よ。すべてはそなたたちの、ただ“生きる”というその根源なる魂の欲求にて、この世を満たす光たちが呼応し、そなたたちの内も外も、すべてが精妙に成されしことを片時も忘れてはならず。しかるに、生きるとは、唯その生命を維持するのみに留まらず。そこには各々が目には見えねど、僅かでも、そうだ、たとえ僅かずつであろうとも、“より良く”生きんとする衝動が、絶えずそなたたちの魂を揺り動かす。“より良く”生きるは、はて、如何なる業(わざ)か?それは“魂の喜び”を、次々と重ね上げることに他ならず。けして表事(表面)に非ざるぞ。喜びは、さらなる喜びを生み、この世を七色に染め上げる。そうだ、これこそ光の天子たる真の姿。そこには、無上の喜びで共鳴せし光の粒子たちが、われこそはと、こぞって参集し、より良く生きることを叶えし者を大いに称え、そこに幾多の奇跡が降ろされるであろう。」

「天を見よ。ただ天のみぞ。天とは黄金で満たされし神々の鎮座するお社。そこには栄えある叡智が悉く備わり、心(しん)より求むれば、必ずやそなたたちに生きる指針を与えるであろう。面(おもて)は、“表”。そうだ、そなたたちの面はいつ何時も、明かりの下(もと)に照らさねばならぬ。しかるに各々方よ。己の面(つら)をしかと見るがよい。暗き暗き面が、神なる魂にいずれもあてがわれる。これは誠におどろおどろしく、その面(つら)を好む大蛇たちがそなたたちを闇の世へと誘(いざな)いなん。」

「そなたたちの身も心も、すべからく光とともに在ることこそ、誠に順当なる神世の仕組。光は“嬉し”。嬉しは、そうだ、真に満つなる“光”となる。光はわれら神々にいつ何時も繋がる架け橋と、さぁ、しかと心得よ。そうして揚々と我が身を黄金の光で満たすがよい。」

<感想>

この神様を拝すると、そこには原始的な大地がイメージされます。もの凄い地響きとともに、いくつもの光の塊が生まれ出る様子を見させていただきました。これが、日本の国土が創られた最初の光景なのでしょうか。大地には、こうした、地に由来する神々様の息吹があまねく通っています。天に感謝するとともに、大地にも大いに感謝したくなる、そんな深いメッセージでした。

以上。

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