vairocana-as-shrine-1034705_640

2013年2月2日

【大日如来 ※】
※真言密教の教主。日本では平安時代に浸透した密教において最高仏として位置づけられ、大日信仰が成立した。

「人々は、日々様々な“欲”に魅せられ、しかしながら、それに対し一つも満足することなく、ただ闇雲に追い求めるばかりです。心の平安とは、けして外の世界に在るものではなく、むしろ、自ら(のなか)に広がる宇宙が、自分の“すべて”と言っても過言ではないでしょう。人は、他(周囲)にある意味依存しなくては生きてはゆけません。そのように人というものは、誠にか弱き存在。しかしながら、か弱き存在であるからこその、人同士の繋がりや、愛情、そして他を労わることにての、比類なき魂の修行ができるのです。」

「この何千年にもわたって、わたくしは、世界中の仏を求める、いや、より広い意味での神を求める人々をつぶさに見てまいりました。そこには、本当に微妙な心持ちが、各々(の人)よって異なる気がいたします。敬虔なる信者は、世界中に在り、その想いはこの世の一端を支えます。神や仏があるからこその、自身の心の平安、そして尽きることのない神(仏)を求める心、これらはみな、その理由すらもはや突き詰められぬほどに魂の奥底に浸透し、そして幾回もの転生を繰り返すたびに己と神の関係に想いを巡らせ、そしてそこに横たわる人生というものをまっとうせしめるのです。」

「天上の世界では、わたくしたちのような(高段階の)魂は、見事なまでに統一された存在です。世界中様々な呼び方をされるようですが、その根源的魂は非常に限定されており、この世界を一手に治めていると言えましょう。しかしながら、わたくしも長き歴史を、この世界と天上の世界の往来をするにあたり、数々の魂の派生によって、“色分け”がなされているのです。これが、わたくしの放つ、人によっては、そのオーラを感じることはできますが、魂の色とでも言いましょうか、それを古来より人々は様々なる描写のもと描いてきたのです。」

「神そして仏とは、突き詰めるところ本当に一つです。それを、地上に生きるそなたたちにも是非わかってほしい。天上において、差のない、平安なる一つの壮大な世界が広がるように、この地上でも同様にすべてが高低のない、自らが完結する世界が在るのみなのです。他に依存するとは、ある意味、自らの弱さを認め、そして、それを理解したうえでの、魂について、各々の段階に従って、修練していくことです。

人は他人の“痛み”を理解しなくてはならない。しかしながら、その痛みも、そなた自身がそれを知った時点で、解放せしめることで、他の人の痛みは本当に和らぐのです。そうして、みなが己を知り、そして他を理解することで、すべてが徐々に徐々に、高みに上がってゆけばよい。足の引っ張り合いはもうたくさんではありませんか。他を貶める行為は、よく言われるように、自らも必ず貶めます。まさに、自己が他に顕在しているのです。これが宇宙創成に至る仕組みの、大きな要素の一つ。」

「わたくしは心から望みます。そなたたちが、これまで何千年、いや何万年もかけて紡ぎ出した、ありとあらゆる歴史が、それはつまり途方もない程の多くの魂が互いに関わり合ってきたからですが、そうした、一つひとつの人生の積み重ねを、そなたたちが今こうして背負い、この世界を生きるとき、それはどこまでも“認められた”存在であり、この世界を生きること自体、魂たちの無限の喜び、祝福のなかで生かされているということを。今地上では、誠に様々な宗派のもと、人々はある種の壁を各々の間に建て、本来の“自他和合”が図られにくい状態のなかで、時を経るほどに混沌を究め、人々の悲しみや苦しみが顕著に露呈しておりますが、そういったなかでも、どうか、希望を捨てないでほしい。

天上の世界では、高次の存在たちが、そなたたちを究極の愛で、そう、わずかの差も無き真の愛によって、優しき眼差しでいつでも見つめております。そういった、どこまでも深き愛情に包まれし真実に心を寄せ、この地上の世界だからこその、ありとあらゆる事象が起きる特異な世界に身を置きつつ、その心は天上の世界に解き放ってほしいとわたくしは願っております。そなたたちは、転生を繰り返しながらもうずいぶんと様々な経験をとおして学んできました。この地上においても、そのあたりの壮大なる宇宙の仕組み(天上の世界を含めて)に気づく者が連鎖のごとく次々と現れて良い。これがわたくしを含め、天の世界の現在の認識です。

心はいつでも安らかにおいでなさい。そして、いつも自らが、わたくしたちの愛に包まれていることを感じ取るのです。喜びは、悲しみを凌駕し、如何なるときにもそなたたちに希望の道標(みちしるべ)を指し示すことでありましょう。わたくしは、この希望の道を、如何なるときも、如何なる時代になろうともそなたたちに授けたい。その希望の行き先、行き着くところがまさにわたくしそのものなのですから。」

以上。

***
※応援して下さる方は、下の2箇所のクリックをしていただけますと、
大変励みになります。

精神世界ランキング
人気ブログランキング

***