日ごと霊視鑑定を通じて、お出逢いするご相談者の方々より沢山のご質問をいただきます。

それらはご当人の相談事に絡んだ事柄は元より、それ以外でも、これまで何となく気になっていたことであるとか、霊の世界のこと、因縁(カルマ)などについて、以前こんなふうに(
別の人から)教えてもらったのだけれど、という具合で、皆様思い思いにお話しくださいます。

霊視鑑定の終盤に差し掛かる頃には、皆様だいぶ緊張を解かれるようで、とてもリラックスした表情で気軽にご質問してくださいますので、わたくしとしては、そのお姿こそがきっと普段なのだなぁといつも微笑ましく拝見し、可能な限り誠実にお答えしております。

それらの質問をお伺いするたびに、なるほど、人はそのように疑問に感じるのだな、とわたくし自身とても学びになりますし、人々の“知りたい”という気持ちを理解する、本当にありがたい機会となります。

ご相談者の多くについて、わたくしが感じますに、悩みの根底には、やはり人生で切っても切れない“家族”の結びつきについて、長らく抱いている複雑な想いがあるようです。

“なぜこの家族のなかに自分が生まれたのか”と、ご当人を取り巻く家族関係、あるいは、家族のなかでも特定の方との因縁などについて、これまで少なからずの影響を受けたり、幾度の悩まれたりした、そういう複雑な背景があるのではないでしょうか。

以前のブログでもお伝えしましたが、そもそも“縁がある”(あるいは“縁が深い”)とは、輪廻転生(生まれ変わり)において、互いが幾度も出逢うことのみを示すのではございません。

実際に、過去世明らかに両者の出逢いは無くとも、生まれ変わりに際して、天上にて、互いの次なる地上での学びに“適う”(※これは良いことばかり起こるという意味ではありません。)と判断した場合に、両者、天上での“契り”を結ぶのです。

「あなたには、私に欠けている(足りない)ところがある。そして私には、あなたにまだ学ぶべき要素がある。これは最高の学びの両者になりますね。来世は
どうぞよろしくお願いします。」と互いの転生での目的が成就しそうと思えたならば、そこでがっちりと約束する、これも立派な縁の引き方、つまり、“縁がある(縁が深い)”ということです。

鑑定をしておりますと、ご相談者から度々、「家族とは過去世出逢ったことがありますか?」や、「今の家族は、過去世でもやっぱり家族だったのですよね?」などと、“家族の縁”についてを尋ねられることがございます。

人によっては、「家族とは過去世これまで何回逢っていますか?」と、
過去世に巡り会い続けたことを前提に、直球的なご質問をされます。

正直申し上げますと、過去世で出逢ったことが“無い”、あるいはたとえ過去世同時代に生きた者同士であっても、直接的な(
過去世の)ご縁を持たない、今世のご家族は、実のところ沢山ございます。

(次回へ続きます。)

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