2011年06月21日

ユーロ上昇

ブルームバーグ等からの為替情報です。

☆海外市場☆
ニューヨーク外国為替市場では、ユーロが主要通貨の大半に対して上昇。
欧州財務相がギリシャのデフォルト(債務不履行)回避について道筋をつけたとの見方から、域内債務危機に対する投資家の懸念が緩和された。
ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)が、ギリシャのパパンドレウ首相は21日の信任投票を控え、金融支援を確実に受け取るために必要な行動はすべて取ると約束したと述べた。
これに反応し、ユーロは対円と対ドルでの下げを埋めた。


モーニングサテライト為替情報です。


シティバンク銀行 尾川眞樹さん
ドル円予想レンジ:79.80−80.80
注目ポイント:FOMC待ち


☆5月米国中古住宅販売☆
シティバンクでは前月比5%の減少を予想しているが、22日FOMC後のバーナンキFRB議長の記者会見を控えて、本日のマーケットは様子見相場となりそう。


☆注目ポイント☆
今回のFOMCでは金融政策に変更はないだろうと見ているが、記者会見については、米国の景気についてと、金融政策についての2つのポイントに注目している。
まず、景気については、FOMCの見通しを下方修正する可能性が高い。
一方で足元の景気減速については、日本の震災の影響などによる一時的なものであるという点も強調すると思う。
また、緩和スタンスは維持しつつも、QE3について言及する可能性はないと思うので、結局はドルにとってはプラスマイナスバランスのとれた発言となって、ドル円相場へのインパクトは限定的とみている。

kamijo1108 at 18:42│Comments(0)TrackBack(0)

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