2014年12月18日

日曜日にペー論文1stタームが終わって、年内の司法試験系のイベントはTKC模試のみとなった。年内は、ペー論でやらなかった選択科目に重点を置きつつ、TKCに焦点を当てて択一を完成させていく予定である。

というわけで、答練が終わって日曜夕方帰ってきてから択一だけをやっていたわけだが…ようやく、過去問を一旦つぶし切った。「過去問をつぶし切った」とは、最終的に全ての過去問が悩まないで理由付で答えられるようになったということである。9月から12月までに2週、この間の日曜から昨日までで5週、合計7週。いかに短答弱者の俺といえど、短期間に7週すれば間違えることはなくなる。

短期間で回せるのは、「全ての肢を理由付きで答えられるようなった問題は抜いていく」という方式をとっているため、回せば回すほど一周あたりにかかる時間は短くなっていくからだ。6週目、あと5問だったが、そこに来て1問間違えたのは流石に顔が引きつったが・・・。

「出来る問題はやらない」「出来ないところを繰り返す」というのは、もっともオーソドックスな勉強法であり、どや顔して語るようなものでもない。説明も不要だろう。ただ敢えて工夫を言えば、俺は「完璧な問題は二度とやらない」というのを、肢レベルでやっているということである。たとえば、「この問題は間違えたけど、アは秒殺できた」というとき、アの肢の横に「二度とやらないマーク」をつけてしまう。次にその問題を解くときも「ア」は検討対象から外す。「出来ないところを繰り返す」という、択一勉強の超基本作法に照らせば、こういうやり方になるのも必定といえば必定。もしかしたら皆様もされているのかも知れない。


まあ・・・もとより、択一過去問は完璧にするのは当たり前であって、これ自体は「土俵に上がる」レベルに過ぎない。特に、三科目化によりやるべき過去問の数は絞られたから、過去問で問われた知識を知らないというのはますますあり得ないことになってしまった。潰し切ってから思ったが、やはり3科目しか無いというのは相当楽である。こうなると、どこまで択一の平均点・足切り点が上がってくるかちょっと良くわからん。旧司法試験の足切りが8割で、流石にそれを超えることはないと思うが、でもどこまでそのレベルに近づくかわからん。

じゃあ他方で過去問を完璧にして、+αで何か解くべき問題があるかと言えば…何もない。知識量としては、十分だとは思う。あとは問題を解くというより、判例六法なり択一六法なりを読んで知識を維持・隙間を埋めておくぐらいしかできない気がする。

過去問をつぶし切った上で重要になるのは、新作問題や旧司過去問を解くことなんかではなく、注意力を高めることだと思う。注意力が最高の状態と最低の状態では、20点ぐらい軽く変動しちまう。まあ、そこまで酷く波があるのは、受験生の中でも俺ぐらいだと思うが…。

3科目化でどのぐらい点数が上がってくるかは、年末のTKCの結果である程度予測がつくだろう。あれで平均点がどうなるか、それが最大の関心事である。









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