週刊少年サンデー感想・07年29号週刊少年サンデー感想・07年31号

2007年07月15日

週刊少年サンデー感想・07年30号

2週間遅れのサンデー感想。もう私は私の時間軸で生きていくことを誓いました。



結界師
学内パニックについに発展。仕掛けた張本人も収拾不可能な状態に陥ったようです。そんな無責任な。影宮の能力もこれじゃ使えないし(結界師たちは即座に影宮の能力に気づきましたね…さすがだ)。そこで被害が出てから良守にスイッチが入りました。尋常でないくらい人が傷つくの怖がりますからね、この子。それが良守の原動力。黒兜の時も思ったけど、主人公の動機づけは本当に田辺先生うまくやったと思う。こういうところ良守の感情がリアルに伝わるんですよね。よく考えれば過去に幼なじみに大怪我させて、友達目の前で死んだからな。トラウマも当然だよ……。頑張れ、めっさ頑張れ。
学校全部囲って標的指定で滅、ってのはかつて正守が湯呑みの茶だけ指定して抜き取ってみせたアレの応用か。アレ、いつもは『妖だけ』って条件つけてなかったの?と逆に驚き。まー先週結界に人間がかかった時『解』してたから普通にやると人間にも影響出るんでしょうね。ファンブックによれぱ、人間は器を持っているから簡単に滅することは出来ないとありましたが……さすがに無傷じゃ済まないか。かつての正守初登場時と比べると大分基本レベルが上がったのはわかりますが、そういう技術はまだ未発達なんだね良守。あと、個人的には烏森の地を離れた状態でうまくやれるのか、ということにも疑問。だって良守の調査によれば烏森の力ってぴったり塀に沿って区切られてんだろ? 空中だとどこまで有効範囲かわからないけど、とりあえず縦横はあの中に入ってなきゃ烏森は味方してくれないような気もする。そう考えると尚更無謀だな。ここで時子婆さん登場。何気にすごい人、時子婆さんの真骨頂が再び見られるのでしょうか。

金色のガッシュ!!
もうクリアも倒せるんじゃねえの、キャンチョメ(´Д`)<最強すぎ
やられるものの痛みを知れ、ということか。強く優しく、なんてのは実際難しいっスよね。

メテオド
今波さん、って、初めての漢字名字か? いやテロップには今波としか出てないから確定は出来ないかな。怪しさ全開だけど、こういうのは好きだ。
11話めにして、かなり大規模な感じになってきましたね。危険だから、といった理由で置いていこうとした大人の事情を全く慮ろうとしない子供2人。リンハオはともかく、十威はかなり危ないだろう、設定的に。結局ついていくことになるんだろーけどさ。

MAJOR
殴り殺されてでも止めろよ

魔王
力は力であって、正義と同義ではないんだよ…?と言っても多分届かないだろうね、要くん。やってることはイジメっ子以上に凶悪です。こいつらが死んでないか心配。
主人公の力の使いどころがちょっと見えてきたかな? 安藤の“考えろ!” “考えるな!”の葛藤が非常に共感出来ます。世界を変えたい、のは、誰だって願うことで、それを諦めることで人は徐々に死んでいくんだろうね。彼は犬養とどのように違う正義を実現するのか、という話なんでしょうか。

名探偵コナン
いや、どう見ても警察でなくヤのつく人だろ、これ。にしても服部はコナン好きだよな、登場するたび思うけど。

ハヤテのごとく!
オートマグでロシアンルーレットは出来ません、マリアさん。ヒナは結局姉を甘やかすから駄目なんだと思います。

お坊サンバ!!
慈善活動全否定!

イフリート〜断罪の炎人〜
大正生まれかよニナミ……。父の面影を背負った男を彼女はいかにして殺すのだろうか。

ダレン・シャン
ハーキャットつえーよ! あの体重差で猪を投げるか。試練を汚すのは試練に負けるより罪深いだろうからなあ、厳しいっスね、ダレン。

クロスゲーム
東兄弟がなんか好きなんスよね。“──そうしなかったから、ムリすれば明るく振る舞える程度の後悔ですんだんだよ。それもムリしてたのは最初のうちだけだな、──たぶん。”は、珍しく光はいいこと言ったと思います。同じく、階段でふざけてる東が想像出来ない。でも、笑った…?あれ、笑ったのか?え?あ、うん微妙に……?

GOLDEN★AGE
簡単に点を入れられるほど、強豪校は甘くない、か。頑張れ浦田、かもめ中の攻撃はお前にかかってんぞ!

読切:カゲシバイ!
なんか面白いかも。生け贄少女の話は心を揺り動かされるなあ。文楽様が……ユウナにかぶってしょうがな……(そっちかよ!)。自分は一人称「僕」の男ってほとんどアウトオブ眼中なんですけど、今回の主人公は気に入った。何だろう……苦労性か? 苦労してそうなところが好きなのか? 設定を生かしてちゃんとバトルにも応用していたし、作者の地力がありそうです。何より、読切作品では珍しく続きを読みたいと思いました。大体読切はその1話の中で完結してるから、面白いと思っても続きが見たいとは思わないんですが…。あ、いやこれが完結してないって意味じゃなくてね。設定が気に入ったんだね、多分。本誌再登場を私も願います。

ギャンブルッ!
ジンクスを逆に利用、か。あーこれはマサルにしか出来ないことかも。夜に服と靴買って犬に餌あげるなんて相当時間をくうだろうけどな。漫画の中だけでの話だろうけどな。

ワイルドライフ
3Pは………普通の人間には無理だと思うな、私は………。あの、これ、少年漫画……? あ、でも宝生なんだ?鉄生は。瀬能さんはどうなるんだろーね。

絶対可憐チルドレン

皆本・賢木出会い編ギャボォォォォ!!!

あたし、信じてた…! 椎名先生はいつかきっとやってくれると信じてた……! ベッドの上で転がり悶えたっつーの! 久々にサンデー放り投げたっつーのコノヤロー! ほぼ妄想理想通りじゃねーか! やさぐれ賢木を皆本が説教で一発KOだよ! 喧嘩に負けて勝負に勝つのが皆本だよ! 皆本の説教は押し付けがましい嫌な感じがしないのが魅力ですね。皆本も天才児として少なからず周りから敬遠されたろうに、それでも周りを見てあげられるのは何だ、こいつの才能か。ここから2人の友情ロードが始まったわけですね。出会い頭に友情イベント1つこなしてた訳だアッハッハ。“俺より年下のクセに───”とすっかり皆本にほだされたあの賢木の顔に私がKOですよアッハッハあだぱー!(オ・チ・ツ・ケ☆)(セルフツッコミすら落ち着けないぎゃぼー!) っていうか皆本、賢木より年下なんだ…! そっか、同期とは言ってても同い年とは言ってないか。皆本が飛び級で大学入ってきたんだね。賢木も天才とか言ってたから同じ飛び級入学かと思ったけど、女と喧嘩に明け暮れた分それは出来なかったのかね(こう書くとどんな不良かと思われるな)。つか、留学する前に病院で働いてたくらいだもんな。そら皆本より年は上だわ。性格からするとそうは思えませんがゲホゲホ。賢木の尖った心を徐々に丸くしていったのは皆本なんだろうなあ。文字通り心から、本音でぶつかって叱ってくれた人なんて皆本以外今までいなかったろうし。もうね、こういう王道パターン大好き。王道パターンは何回やっても飽きないから王道って言うんだよ、知ってた?あっそう知ってたんだ。紫穂が10才で皆本に会えたのは幸運だ、と賢木は言っていましたが、20やそこらで会えたのも幸せだと思う。というより、人生のうちに1人こういう人に出会えたのが至上の幸福だと思う。一生モンの友人やろ。多分賢木もそう思ってるね、うん(はーい妄想妄想)。
元々自分は「表面上おちゃらけてて女好きだけど、内心少し人間不信気味のひねくれた奴」というのがとても好きでしてね。いや元々だからこれ。賢木見て言ったわけじゃないからこれ。あと前も言ったけど疑うことを知らない純粋バカもね。だから最遊記では悟浄と悟空がツートップで好きです。皆本はルックスは八戒だけど中身は悟空に近いと思います。結局いつもハマるのは同じタイプだよアッハッハ。絶チルがアニメ化したら賢木の声は平田でお願いします(いや……ちょっと合わないかな……もう少し低いか……)。皆本ラブ度に関してはもうチルドレン達の次点なんじゃねーの私、というぐらい粘っこい愛を自覚していましたが、ここ最近の怒涛の賢木キャンペーンで賢木にも陥落したよ私は。“俺の射殺には俺の許可を取りやがれ!!”とか、“「ここは俺にまかせろっ!!」 そう叫ぶなり俺は再び銃弾の雨の中へ───”とかいちいち言動がツボなんだよオメーはよ!! いいじゃない、賢木の話もっと聞きたいよ私は。“こっから先は俺の個人的趣味だ! お前らのためじゃねえよ!”でキュン死に心停止するかと思った。言い回しがさあ、もう好きなんだよ、うっかり惚れそうになるんだよ。あのセリフの次に回想話持ってきたってことは、個人的に皆本を守りたいってことでFAですよね? いやだってあの話の流れからするとそうとしかとれな……! そこまで思える親友が出来てホンマに良かったわな、賢木……おいちゃん涙出そうや(誰?)。言葉に出すとこっ恥ずかしいけど、恥ずかしいから青春なんだよきっと。
2月10日の記事にもあるとおり、賢木を語ると異常に長くなるのは何故。うん、あの頃の夢が叶って良かった……(夢?)。さていい加減キャリーに目を向けよう。キャリーがいたのは皆本の精神の底。ちっさい皆本が泣いてます。何が悲しいんだろう…。ああいうところにあるのは大体トラウマとかだと思うんですけど。“そのままのあなたで、ここにいていいのよ”はキャリーが皆本に言ったのか。ここから、皆本がチルドレンに言った「君は、ここにいていいんだ。」に繋がるのかな。そう考えると、キャリーは結構な影響を及ぼしたのかもしれない。ここで成人キャリー退場…か?

RANGEMAN
誰も泣かないでほしい、と言ったそばからこんな……(ノД`)


kamosuzume at 14:24│Comments(0)漫画・サンデー系 

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