週刊少年サンデー感想・07年41号さようなら大西〜君のことは忘れない〜

2007年11月06日

週刊少年サンデー感想・07年42号

約2ヶ月遅れのサンデー感想。
だから私は私の時間軸で生きていくって言ってるじゃないですか。



史上最強の弟子ケンイチ
戦車にカトレアと名付けてウチに連れて帰りたがるしぐれさんがツボりました。きゃーわゆいなーもー(*´Д`)

結界師
扉絵が綺麗だなあ……。やっぱり田辺先生のすっきりした絵の見やすさは魅力の1つだと思ふ。
早速今日あったことを逐一時音に報告のヨッシー。まあ抱え込まないのは偉いかな、うんうん。正守にもジジイから歩み寄っていたのが印象的でした。うおお家族だ……家族宣言だ……! ある意味正守とジジイの関係が一番どうにもしがたいような感じがしていたのでちょっと嬉しい。表面上は波風立たせないように距離を保ちながらお互い振る舞っていて、その分その位置から動けないでいるような気がしていたので。なんだよジジイも大人になったじゃん(とっくの昔に大人です)。正守と利守ももっと触れ合えるようになってほしいなー…あーやべっ、正守は多分ずっと裏会でやっていくつもりなんだろうけど、家に帰ってきてほしい思いが沸々と沸いてくるのは私の墨村家への執着の強さと夜行に対する愛着の薄さ故か。いや夜行も好きなんだけどね、いいメンバー揃ってると思うんだけどね、いかんせん墨村家、特に兄弟好きな私だからね、週1ぐらいで帰ってきたっていいじゃない、みたいな。それはそれで良守ウザがりそうですけどね!(だがそれがいい)
さーて、母さんにあらぬ疑いかけられて大分ご立腹の良守。“なんかそーゆー… ある意味フツーな理由で動く人じゃないんだよ。”と似たようなことは私もそこはかとなく感じていて、それが良守の口から語られてすっきりしました。そうだよね、全然情報が出てないからよくはわからないけれど、あの人は強さを求めるというより他に個人的にやりたいことがあってそれに勤しんでいたらなんか強くなっちゃいました、みたいな感じだよねハタから見ていて。あんまりそういう力への執着心なさそうだものなあ、放浪癖から言っても。むしろ墨村家で誰が一番力を求めてやりかねないかというとやっぱりまさも(ry。ま、とにかく裏会から持ち込まれたいざこざに巻き込まれた形の良守は扇一族への怒りを溜め込みつつ、影宮から兄貴と扇一族との確執を聞かされます。いやー、無道といい扇一族といい、兄貴あっちで何やってんだよって感じでしょうね。頑張ってるんだけどね、頑張ってるからこうなるんだよな。
で、その努力の人(こういう言葉似合わねえなあオイ!)、正守もやられっぱなしは性に合わない。ついに本腰入れて動き出します。使うは細波。もうね、会話からして完璧に上下関係逆転してるのにはワロタ。ブラック正守降臨です。仲間には優しく、敵対する者には容赦ないのが正守の基本姿勢ですから、ええ。いてまえ正守ィー!俺たちを敵に回したこと、後悔させてやれ!(言いたかった)
今週のどーでもいいけど(シリーズ化するつもりか)。扇一族と墨村一族の話で以前考えたことを思い出したのですが、墨村家の親戚付き合いってどーなってんのやろー、と。修史さんのご両親とか一体どの程度のことをご存知なのか。正守はともかく、利守が結婚する時なんかはわざわざお嫁さんに特殊家業を話したりすることなく普通の家として紹介してそのまま新居に越していくのかしら。でももし利守から次世代の正統継承者が生まれちゃったりしたら全部話して修行させなきゃ駄目よね。あ、正統継承者は正統継承者の直系からしか生まれないのかしら?いやしかし正統継承者もごくたまに死ぬことがあったみたいだから、その場合はやはり残された子孫から方印持ちが生まれてくるのでは………そこんとこどうだっけ。扇家は一郎が名前からして正統な跡継ぎかと思いこんでいたけれど、一郎も外れ者だったんですね。そらあ裏会にいるからして正統ではないですね。扇家の一族ほぼ全員能力者、という能力大盤振る舞いな家系に比べて墨村は少し遠かったらもう一般人、という違いは最初興味深く思えたのですが、考えてみたら墨村って直系の子供の中でも更に方印によって力の出方に明確に差がつく、極めて一子相伝性の高い家系なんだから、そりゃあ親戚なんて遠さになったら霊感も大体なくなるわな、と悟りました。家業自体が土地に縛られた秘匿性の高いものだし数いる必要もないものね。うーんつくづく「広い世界に冒険だ!」的風潮の強い少年漫画の主人公とは思えない環境。ヒロインや他のみんなを守るというベタな目的とここいらへんのあんまりない設定の絶妙なバランス加減がいいのかも。アニメDVDのオーディオコメンタリーでも述べられていたけど、良守や時音の使命に前向きに取り組むところが魅力なのよね。ただ反抗するだけでなくかといって流されるだけでもなく。現代の「自分らしさ」にとらわれて他人と違うことを求めるあまり他人に全ての価値基準を置いてしまう若者や日々の単純労働に嫌気が差している社会人に何かを訴えかけていると思いますよこの作品は(いきなり話が壮大に!)。

ダレン・シャン
血の石を渡して停戦を求めても結局それは降伏に等しく、バンパニーズが大王に血を流しこまない保証もなくむしろこれ幸いと大王と用意してきた軍とで一気に攻め込んで皆殺しにしそうな気がするのは私だけか。まだいまいち説明に納得出来ねえぞカーダァァァァァ!!! えっ、ていうか、弁解これだけで終わり……? よく飲み込めないのは私の頭が悪いから……?

ハヤテのごとく!

歩ヒナが止まらない☆

素晴らしいと思います、ハイ。負けず嫌い、は男女問わず可愛いよね。ツンデレなんて言い方よりも負けず嫌いとか意地っ張りとかの形容詞の方がホントは好き。
今週のビックリは伊澄がマトモなことを言ったこと。今週の伏線はいくつあるのかわからなくなってきたハヤテの過去ネタとナギの失踪。今週の悲しみはマリアさんのたった1コマ出演(何でだろう、全く出ないより悲しい)。今週の萌は観覧車デートでした、マル

マリと子犬の物語
マリィィィィィィイイイイ!!!!!。・゜・(ノД`)・゜・。
だけどなんでこんな取り残された村での誰も見ていなかったはずのエピソードを詳しく描けるんだろう……どこまでが創作でどこまでが後に状況から判断したことなのか。いい加減原作読めってことか。

お坊サンバ!!
カラーだからって浮かれて遊びまくってますね(´∀`)
こういうギャグだけのショートストーリーって案外私好きじゃないこと多いんだけれど、この作品はコンスタントに面白い。気がするようなしないような(揺れ動く乙女心)(乙姫だけに)(あんまりうまくない)。

イフリート〜断罪の炎人〜
炎人の炎人たるゆえんを見た。怒りか……そうだな、今回はタイトルにふさわしい話になった気がします。

お茶にごす。
西森の描く嫌な人間って途中読むの放棄したくなるぐらいには嫌な人間なんですけど、最後はなんとかなるはずだ…!という希望があるからついて行けるんだよな、と妙に実感したエピソード。マイペースながら屈しない精神、というのは何とはなしに惹かれてしまう部分ですよ。

GOLDEN★AGE
新章突入。各々の家庭環境がちょこっと見えましたね。唯の家庭が見えたのは何気に初めてか?近江の方が先に過去話やってたものな。その近江は徐々に母含めて周りにサッカーをする自分を認められつつあるようですね。新章はそんなようなお話かな?

魔王 JUVENILE REMIX
共通するのは、対決。蝉が安藤にこだわるのはやはり己を投影していたから。対決の意思、はこの2人だけでなく、犬養にも確かに共通している。ああもう面白い…!この作品はとにかく面白いとしか言えない面白さがある…!(日本語を学べよ)

兄ふんじゃった!
ここでもツンデレテンプレートか……ツンデレの飽和にはうんざりだぜ……(お前がツンデレを語る資格を持つというのか)(いやこの漫画でまさかこんな展開になるとは思わなくて…)(要するにキスネタをここまで引っ張って今更ヒロインが出てきたことにびっくりしただけ)。

ギャンブルッ!
数が多いと何事も失敗しやすいのでそれを抑えるためには絶対的なリーダーシップと組織的統率力が必要となります。正直金の繋がりだけでそんな統率が取れるとも伊達にそんなカリスマがあるとも思えな……。あと、各テーブルに張ってる(はずの)仲間がテーブルで賭ける投資金と分け前と考えたらそんな儲けられそうにないけどなあ……。勝てはしてもなあ。

絶対可憐チルドレン
この子はサイコキネシス+ヒュプノの合成能力みたい? 純正な超能力のレベルはチルドレンが最強の設定だから、毎回頑張って合成能力考えますな。精神攻撃は最もやっかいだよね。サイコキネシスで脳に行く血を数秒止めればどんなエスパーも簡単に落とせるとは思うけどな。消防車ごとテレポートでどっかに吹っ飛ばせばいいんじゃないかとも思うけどな。強力なヒュプノは相手が望まないイメージでも短時間なら植え付けられるみたい。不二子さんは来たけれども状況は悪化して葵と紫穂がかなり危ないことに……!で続くからもう続きが気になるんだってばよー!!ヒキが絶妙なんだよ椎名ー!!

あいこら
一緒に飲もうか、ハチベエ……!(同類) 嬉しいけど寂しいよ、先生…。でも、お幸せに!(ノ∀`)

メテオド
ああこの漫画は表情が魅力の1つなのかなと今回感じた。“もう… しねーよっ…”と“変な人…”のそれぞれの十威と九曜の顔に揺り動かされた。だからこう、メテオドに関しては名状しがたい感動を覚えるのか……。表情に理屈はつけられないからですね。


kamosuzume at 23:59│Comments(0)漫画・サンデー系 

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