北の大地で天体写真をデジタル一眼レフカメラを使って撮っていますが、その他北国ならではの出来事や諸々の事を雑記的に書いていきたいと思っています。
また新しく私のウエブサイトを立ち上げましたので、併せてよろしくお願いします。
http://www.potato.ne.jp/losmandy/

2インチ双眼装置のファーストライト

先日の土曜日は晴れて素晴らしい透明度になったので、やっと2インチ双眼装置+15cmアポとのファーストライトができました。
ファーストライトと言ってもすでに月は見ていたので、ディープスカイでのファーストライトになります。

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2インチ双眼装置を付けることによって鏡筒の重心がだいぶ接眼部寄りになり、今まで天頂付近が見づらかったのがかなり解消され、すごく快適な観望になりました。

色々と見ましたが、特に印象に残った対象だけをインプレッションしておきます。

M81・M82:単眼ではこの鏡筒でも何回も見てきましたが、双眼装置では今回が初めてです。使ったアイピースは2インチの賞月観星 SWA32mmで見かけ視界70°、37.5倍になり両銀河とも視界の中に余裕で入ります。導入が終わって覗いてみると「オー!、スゲー」っと思わず声を出してしまいました。単眼とは違って双眼では銀河がバックの空から浮き上がって見え立体感があります。確かに双眼装置なので明るさは単眼の1/2になっているはずですが、それよりもその見え方にうっとりです。これは今まで使っていた10cmの双眼望遠鏡で見たときよりも感動しました。

マルカリアンチェーン:使用アイピースは同じ賞月観星の32mmです。これは眼視で見るのも初めてですが、そんなに明るい銀河ではないしおまけに楕円銀河が殆どなのであまり期待はしていませんでしたが、いざ導入が終わって覗いてみると視野全体に点在する銀河が背景より浮き出て見えて、それはそれは圧巻です。まるで宇宙船から見ているような気さえしました。

球状星団:当然ですがこれはもっと大口径の方がいいと感じた対象です。光量が半分になってしまうので、15cmの口径ではちょっときつい感じがしました。ただM13とかM22のような明るいものは低倍率では明るくブツブツ感がはっきりしていて良かったと思いました。

M27:これも背景から浮き上がって見えて、亜鈴状の形が良く分かり見やすいと感じました。

これから先はOIIIフィルタを付けて観望した対象です。

M27:ノーフィルタでも見てみましたが、OIIIフィルタを付けると星雲がもっと濃く見えるようになるので、背景からの浮き上がりももっとはっきりとわかります。

M8:星雲のガスに濃淡や暗黒帯があるのでそれで立体感を感じ盛り上がって見えます。

これは秋のM31や二重星団を見るのが楽しみになりました。
それと忘れてはならないのが惑星です。やっぱり惑星は単眼よりも両目で見た方がよく見えると思いますから。

今シーズンのベランダ観測所オープン

昨夜今シーズンのベランダ観測所を使えるようにしたので、さっそく今朝から使ってみました。
土星と木星を見たのですが、あいにくの薄曇りと低空で殆ど光の塊にしか見えませんでした。
やっぱりもっと高度が上がらないと無理ですね。
ちなみに月は今度は高度が高すぎて、早い時間でないと屋根に引っかかってしまいます。
それと、昨年使っていたマクストフカセグレンだとコンパクトな鏡筒でしたので、使うには何ら問題はなかったのですが、焦点距離1200mmの屈折だとできるだけピラーを前に出さないと後が窮屈になってしまいます。

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2インチの双眼装置がやっと来ました

昨年の12月に注文したインディゴ工房さんの2インチ双眼装置がやっと来ました。
2インチ双眼装置とは2インチのアイピースが使える双眼装置です。一般的な双眼装置はアメリカンサイズのアイピースしか使えません。
事前に納期4カ月と連絡が来ていましたが、やっぱり4カ月かかりました。

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やっぱりデカい!
普通の笠井トレーディングのBS双眼装置と大きさを比べてみました。

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左がBS双眼装置で右が2インチ双眼装置です。



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重さの比較ですが、倍以上重たくなっています。

この双眼装置は望遠鏡のバックフォーカスにかなり余裕がないと取り付けられませんので、2インチの天頂ミラーに付けるのも一工夫されています。
私は事前に望遠鏡と天頂ミラーをインディゴ工房さんに送って、天頂ミラーを改造してもらっていました。
それがこの画像です。
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天頂ミラーの2インチスリーブがアリミゾ・アリガタ方式に改造されていて、取り外しができるようになっています。
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このようにスリーブがアリミゾになっています。元々多分ネジだったと思うのですが、すごく器用に改造されています。天頂ミラー本体に固定ネジが4本追加されていて、それで固定します。
2インチ双眼装置を使うときは、このスリーブを外して双眼装置を天頂ミラーに直付けします。

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こんな感じです。

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2インチの賞月観星 原点 32mm 70°を付けてみました。

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後から見るとこんな感じです。
ビームスプリッターで別れた光をミラーで反射させています。
標準仕様を頼んだので、左右の視力差を調整するヘリコイドのようなものは付いていません。
私は今の所調整せずともいい感じですが、もし調整する場合はアイピースの抜き差しになります。

それとこの双眼装置には双眼望遠鏡の正立ミラーシステムについているような、左右の光軸ズレを直す調整装置もついています。
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このつまみがそうなのですが、左側のミラーの傾きを微調整する装置です。
これによりアイピース交換時の光軸ズレを簡単に直すことができます。
今までのBS双眼装置では、アイピースを回したりロックネジを緩めたり締めたりして面倒でした。
双眼装置で一番使い勝手を悪くしているのがこの光軸ズレかもしれません。

これからもしばらく晴れないようですので、ファーストライトはまだまだ先になりそうです。
ちなみにOR5mmで1.6km先の地上の風景を見たときのバックフォーカスの残りは12mmくらいでした。
接眼部の改造はギリギリ大丈夫のようです。

追記
双眼装置の必要バックフォーカスですが、BS双眼装置で約100mmなのに対して、2インチ双眼装置ですと約140mm必要になります。屈折の場合だとプラス天頂ミラーも足されるので、かなり長大なバックフォーカスが必要になります。
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