北の大地で天体写真をデジタル一眼レフカメラを使って撮っていますが、その他北国ならではの出来事や諸々の事を雑記的に書いていきたいと思っています。
また新しく私のウエブサイトを立ち上げましたので、併せてよろしくお願いします。
http://www.potato.ne.jp/losmandy/

AZマウントPro経緯台は凄い!(長いです)

Sky Watcher AZ-GTiマウントの代わりに買ったiOptron AZマウントPro経緯台のテストがやっと昨日できました。
買う前は情報が少なくて、だいぶ心配でした。今までもLOSMANDY ZやEQ8GOTO赤道儀も情報の少ない中買って使っていましたので、それほど気になっていませんでしたが、さすがにLOSMANDY Zだけは全く情報の無い中での購入でしたので、今思えば凄い冒険だったと思います。

昨日は朝の天気予報と違って夜は晴れるかもしれないとの予想でしたので、スカイメモSとAZマウントPro、BLANCA110EDを持って急遽21時過ぎに自宅を出て、美瑛町の望岳台に行くことにしました。
美瑛町までは星も見えていて期待のできる天気でしたが、白金温泉から上に上がるとガスがかかってきました。どうも雲が低く垂れこめているようです。
望岳台に付くとやっぱりべた曇り状態です。たぶんこれは無理と判断して、白金模範牧場へ向かいましたが、途中で車から降りて空を見ると全く星が見えていません。
仕方がないので観測所へ向かいましたが、観測所は星が見えている物の雲が多く撮影が出来るような空ではありません。
そこで今度はAZマウントProのテストだけを狙って新栄の丘駐車場に行きました。
ここでは雲が多い物の火星とかが見えているのでここでやることにしました。

ほぼ本格的な使用は初めてです。
組立終わって水平も取り電源を入れると勝手に動き出しました。
動き出したその動作音が感動的に静かです。
今までLOSMANDY GEMINI2 SYSTEMとかEQ8GOTOとか自動導入を使ってきましたが、一番静かです。
最後望遠鏡が向いた先には少しずれていますが火星が有りました。
初めての運用ですし、取扱説明書は読んではいましたが、最初に明るい星に向くとしか覚えていませんので、これが明るい星かと言うことで導入して火星を見ていましたが、かなりシーイングが悪く火星の表面が波打っているようです。
次に導入したのはM57です。
アイピースを20mmにしてM57をコントローラーで選択し、Enterを押すと動き出しました。
導入が終わったところでアイピースを覗くとほぼ中心に近い所に入っていました。
アイピースを買ったばかりのビクセンのHR3.4mm(226倍)に交換してみましたが、あまりに暗くて見えてはいるのですがよくわかりません。
今度はアイピースはそのままにしてまた火星を導入しましたが、恐る恐る覗いてみるとなんとしっかり226倍でも視野の中に入っているではないですか。なんという恐るべし導入精度。
ツースターアライメントもスリースターアライメントもしていません。最初のGPSの精度だけのアライメントだけです。本当にこれには感動しました。
他の自動導入の赤道儀ではどうなのでしょうか?
勿論これの前に少しだけ使ったSky Watcher AZ-GTiマウントとは比較になりません。
マァ値段も結構違うので仕方がないでしょうね。
最後はM31を導入して終わりました。
ちなみにM31プラス20mm(38.5倍)ではちょうどいい感じに見えていました。

それでは明るい所で組み立てながらいろいろと説明したいと思います。
1
三脚は別売で2インチ径の太いのと1.5インチ径の細いのと2種類選ぶようになっていますが、私は載せるのが6kg程度と言うことで細いのを選びました。

2
三脚のヘッドに3個のメスネジがあります。ここに水平取りするためのネジを入れます。

3
これがそのネジです。

4
こんな風にねじ込んでおきます。
ひょっとすると完ぺきに根元までねじ込まないで、あらかじめ少し出しておいた方が良いかもしれません。

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このの上に経緯台のヘッドを載せます。
ヘッドの下にはちゃんとネジの上に載せられるようにくぼみが3個あります。

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水準器は少し大きめで結構敏感に動くので使いやすいと思いました。

三脚の真ん中にあるボルトを経緯台にねじ込んで固定し、三脚の固定ノブも締めておきます。
この時あまりきつく経緯台のヘッドを固定していると水平が取りづらいので気を付けた方が良いでしょう。

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こんな状態で3個のネジを回して水準器を見て水平を取ります。
鏡筒を載せる前に水平を取ると鏡筒を載せたときに狂うので、水平は最後に取った方が良いでしょう。

8
鏡筒はこのビクセン規格、ロスマンディー規格の両方対応のアリミゾで取り付けますが、小さな矢印方向が対物側になるように付けます。
この画像では右側が対物側。

9
こんな感じです。
鏡筒が5kg以上の場合は別売の4.5kgカウンタウエイトを付けるようになっています。

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電源を入れるとこんなメッセージが出ますが、放っておくと内臓のGPSにより勝手にアライメントを取り始めます。
ここがSky Watcher AZ-GTiマウントは大きく違いますね。
AZ-GTiマウントでは最初鏡筒を真北に向け水平にしておいた状態から始まりますが、AZマウントProの場合は内臓のGPSによって、鏡筒の向きなどを自動で感知して勝手にやってくれる優れモノです。
そのため架台の水平はしっかりとっておかないとダメなようです。

ここで昨日変だと思ったことがあります。
鏡筒を回して最初真上に向けるのですが、これが昨日は対物側を下に向けてからぐるっと回って天頂に向けました。なので三脚にフードが当たって途中でクラッチが効いて空回りをしていました。

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こんな感じです。
この状態で下向きに時計方向に回り天頂向きになりました。
色々と試した結果、電源を入れるときに鏡筒が水平に近いとこうなるようです。
少し上向きでもこうなりましたので、ある程度上向きか最初から天頂近くに向けておいた方が良いかもしれません。

ある程度上向きだとこうなります。
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対物側をそのまま反時計方向に回して天頂に向けました。

その後また動き出して、止まった時のコントローラーの表示がこんなんです。
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昨日はよく分からなかったのですが、しっかりと「Venus」と表示されていますね。
と言うことはこの向きは金星と言うことですか。

この後本当なら方向キーで金星を導入します。
そうすると
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こんな感じになって導入が終わりです。

これでたぶん使えるようになるのですが、まだまだアライメントで導入精度を上げたいのでしたら、ツースターアライメントやスリースターアライメントもメニューとして準備されています。

最後に
15
やっぱり外国製はしっかりとケースが標準で準備されているのがいいですね。

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使ってみた感想は、凄く静かでおまけに導入精度も素晴らしいと感じました。
経緯台も本当に侮れません。
赤道儀は面倒なセッティングもありますし、その後のアライメント。それを考えると観望だけでしたら経緯台でも十分です。

FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR 星像

今までXF16-55mmF2.8 R LM WRレンズを天体写真では固定撮影しか使っていませんでしたので、一体周辺部の星像がどんなのか分かりませんでしたが、今回追尾撮影に使いましたので、その星像を紹介したいと思います。

今回使った焦点距離は16mmと34.2mmです。
絞りはどれも開放のF2.8でした。


16
まず16mmです。
四隅の他縦横それぞれ真ん中も出してあります。
これを見ると四隅では非点収差と思われるものが少しありますが、縦と横の真ん中あたりは放射状に少し伸びています。これは四隅の手前でもこのような星像になっています。

34.2
今度は34.2mmです。
四隅はほんの少し非点収差のようなものが見えますが、殆ど気にするレベルではないと思います。
この焦点距離だと周辺減光が気になるものの、星像はこのままでも大丈夫なレベルだと思います。

16mmの場合ではF4まで絞るとかなり改善すると思いますが、F2.8の通しレンズとしては結構優秀なレンズではないでしょうか。

スカイメモSのテスト撮影

先週の火曜日にいい天気になったので、スカイメモSのテストも兼ねて撮影してきました。


New1
FUJIFILM X-T2
FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR
16mm F2.8 ISO1600 3分露出 8枚コンポジット
スカイメモS

うまくできるかどうかちょっと心配だったスカイメモSのセッティングですが、結構簡単で使い勝手も良いようです。
またこのズームレンズですが、いつもは固定撮影しか使っていませんので、周辺の星像が心配でしたが、結構優秀なようです。
四隅の拡大画像は後で載せたいと思います。


eq8goto
FUJIFILM X-T2
FUJIFILM XF16-55mm F2.8 R LM WR
34.2mm F2.8 ISO1600 3分露出 8枚コンポジット
スカイメモS

ほぼ焦点距離35mmですが、まったく問題ありませんでした。
今回とったのはこの2カットですが、両方ともピントの追い込みがいまいちでした。
もうちょっとしっかりとピントを合わせないとダメですね。次からはルーペを使いたいと思います。

お盆休みに入りましたが、北海道は今週は金曜まで雨が降るようです。
せっかくの休みなのにAZマウントProのテストもできません。
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