この記事は、ブリ観(Britannia 観光案内所)の閉鎖の経緯を語った文章の3ページ目です。
1ページ目は こちら、2ページ目は こちら になります。
−−−−−−−−−−
以上が、ブリ観閉鎖の経緯、そしてその当時に副管理人さんに充てて状況を説明するために書いた文章です。
これ以後、私は UO に関わっていませんが、この件には少し後日談があります。
ブリ観の正式な閉鎖を発表して間もなく、5人ほどの方から「この件のまとめサイトを作らせて欲しい」「そのために資料などを頂きたい」「一部内容の転載許可が欲しい」という連絡を貰いました。
私は結果的には **** さんをかばって、批判を一身に浴びながら退場することになった訳ですが、まあ最後の経緯がアレでしたし、愚かな管理人として消えていくのを良しとするほどマゾでもないので、これらのサイトがきっかけになって真相が明かにされれば・・・ という期待もありました。
それがハッキリすれば、ブリ観復活の足がかりにもなります。
しかし、その方々が「まとめた」内容は・・・
2ch 系のまとめサイトなので当たり前ではありますが、2ch で広まっていたデマだらけの内容を、そのまんま書いたものでした。
肝心の UO コミュニティ同士の対立や、訴訟問題などに触れている方は一人もいません。
そこで私は内部事情を少し明らかにし、そして「あなたが作ろうとしているのが、2ちゃんねらーの、2ちゃんねらーによる、2ちゃんねらーのためのサイトなら、協力は出来ません。 事の真相を解明するためのサイトなら、協力させて頂きます」と返信しました。
すると・・・ やはりその方々には寝耳に水だったようで、1人はそのまま不通、3人からは「知らないことが多すぎました」と作成を断念するメールが届きました。
しかし残りの1人の方は、すでにサイトの雛形を作られていて、独自の考察や調査なども行われており、私の返信後も「ぜひ作らせて下さい」という返答をされました。
そこで私はこの方に期待し、もう少し詳しいことをお伝えしたのですが・・・
さすがに引かれました。
当時はまだ **** さんのグループと、出版社/UO運営側の訴訟問題が進行していて、いつ裁判になってもおかしくありませんでした。
少なくとも **** さんの側は、それを前提として動いています。
そんな時にこの問題を扱った「まとめサイト」なんて公開すれば・・・ 裁判に巻き込まれる確率は高いです。
加えて、2ちゃんねらーが騒ぐきっかけとなった「UO 内でバラまかれた告発文」は、**** さん側の誰かが ID とパスワードで管理されている掲示板の内容を、無断で転載したものです。
その方のサイトも、その文章を第一の証拠として構成していましたから、それを削る訳にはいかず、しかしそれをそのまま載せていたら法的にマズイです。
結果、詳細を知れば知るほどヤバイと思われたようで、最終的に「自分には荷が重すぎます」とあきらめてしまいました。
そして私も、裁判に巻き込まれる可能性があるのを承知で「いや、頑張って下さい」なんてことは言えませんでした・・・
こうして、全ての事実は葬られ、ブリ観は消えていくことになります。
最後に私がこの件で思うのは、「結局アレって、どうしようもなかったよなぁ」ということ。
この一件の根底にあるものは、「女の嫉妬」ではなかったかと思うのです。
あの対立の主要人物は、みんな女性です。
当時の私の立場からして、この問題に触れないという選択はあり得なかったし、目の前でドンパチが始まろうとしている場面で「勝手にやれば? 俺はしらないよ」なんてさすがに言えません。
しかし、関わった時点で根底にあるのが女の嫉妬なら、もうどうしようもない訳で・・・
あそこで終わるのが運命だったのかな、とも思いますね。
そして UO のコミュニティ同士、さらにコミュニティとメーカーの距離が近くなり過ぎたのも要因だったと思っています。
UO のコミュニティ、つまりグループ同士、ファンサイト同士は、言わばライバルでもあります。
それらが1つの所に集まると、協力している間は良いのですが、反目も起きやすく、そしてそうなった時に一方が潰されかねません。
この件では、そのコミュニティの集まりである UOJC の前リーダーがトラブルで引退し、**** さんがその後を継いでいたことも不幸でした。
また私自身、UO のファンサイトが他のファンサイトを攻撃し、潰してしまった事例をいくつか見ています。
UOJC とメーカーの距離が近くなり過ぎて、メーカーに「わがまま」が通用すると思ってしまったのも大きな(ある意味最大の)要因だと思います。
ユーザーとメーカーは、互いに協力しながらも、やはり「一線」がないといけないのだと思います。
今後オンラインゲームを運営される方は、ファン同士の繋がり、そしてファンと運営側の距離に、慎重になって頂きたいと思います。
1ページ目は こちら、2ページ目は こちら になります。
−−−−−−−−−−
以上が、ブリ観閉鎖の経緯、そしてその当時に副管理人さんに充てて状況を説明するために書いた文章です。
これ以後、私は UO に関わっていませんが、この件には少し後日談があります。
ブリ観の正式な閉鎖を発表して間もなく、5人ほどの方から「この件のまとめサイトを作らせて欲しい」「そのために資料などを頂きたい」「一部内容の転載許可が欲しい」という連絡を貰いました。
私は結果的には **** さんをかばって、批判を一身に浴びながら退場することになった訳ですが、まあ最後の経緯がアレでしたし、愚かな管理人として消えていくのを良しとするほどマゾでもないので、これらのサイトがきっかけになって真相が明かにされれば・・・ という期待もありました。
それがハッキリすれば、ブリ観復活の足がかりにもなります。
しかし、その方々が「まとめた」内容は・・・
2ch 系のまとめサイトなので当たり前ではありますが、2ch で広まっていたデマだらけの内容を、そのまんま書いたものでした。
肝心の UO コミュニティ同士の対立や、訴訟問題などに触れている方は一人もいません。
そこで私は内部事情を少し明らかにし、そして「あなたが作ろうとしているのが、2ちゃんねらーの、2ちゃんねらーによる、2ちゃんねらーのためのサイトなら、協力は出来ません。 事の真相を解明するためのサイトなら、協力させて頂きます」と返信しました。
すると・・・ やはりその方々には寝耳に水だったようで、1人はそのまま不通、3人からは「知らないことが多すぎました」と作成を断念するメールが届きました。
しかし残りの1人の方は、すでにサイトの雛形を作られていて、独自の考察や調査なども行われており、私の返信後も「ぜひ作らせて下さい」という返答をされました。
そこで私はこの方に期待し、もう少し詳しいことをお伝えしたのですが・・・
さすがに引かれました。
当時はまだ **** さんのグループと、出版社/UO運営側の訴訟問題が進行していて、いつ裁判になってもおかしくありませんでした。
少なくとも **** さんの側は、それを前提として動いています。
そんな時にこの問題を扱った「まとめサイト」なんて公開すれば・・・ 裁判に巻き込まれる確率は高いです。
加えて、2ちゃんねらーが騒ぐきっかけとなった「UO 内でバラまかれた告発文」は、**** さん側の誰かが ID とパスワードで管理されている掲示板の内容を、無断で転載したものです。
その方のサイトも、その文章を第一の証拠として構成していましたから、それを削る訳にはいかず、しかしそれをそのまま載せていたら法的にマズイです。
結果、詳細を知れば知るほどヤバイと思われたようで、最終的に「自分には荷が重すぎます」とあきらめてしまいました。
そして私も、裁判に巻き込まれる可能性があるのを承知で「いや、頑張って下さい」なんてことは言えませんでした・・・
こうして、全ての事実は葬られ、ブリ観は消えていくことになります。
最後に私がこの件で思うのは、「結局アレって、どうしようもなかったよなぁ」ということ。
この一件の根底にあるものは、「女の嫉妬」ではなかったかと思うのです。
あの対立の主要人物は、みんな女性です。
当時の私の立場からして、この問題に触れないという選択はあり得なかったし、目の前でドンパチが始まろうとしている場面で「勝手にやれば? 俺はしらないよ」なんてさすがに言えません。
しかし、関わった時点で根底にあるのが女の嫉妬なら、もうどうしようもない訳で・・・
あそこで終わるのが運命だったのかな、とも思いますね。
そして UO のコミュニティ同士、さらにコミュニティとメーカーの距離が近くなり過ぎたのも要因だったと思っています。
UO のコミュニティ、つまりグループ同士、ファンサイト同士は、言わばライバルでもあります。
それらが1つの所に集まると、協力している間は良いのですが、反目も起きやすく、そしてそうなった時に一方が潰されかねません。
この件では、そのコミュニティの集まりである UOJC の前リーダーがトラブルで引退し、**** さんがその後を継いでいたことも不幸でした。
また私自身、UO のファンサイトが他のファンサイトを攻撃し、潰してしまった事例をいくつか見ています。
UOJC とメーカーの距離が近くなり過ぎて、メーカーに「わがまま」が通用すると思ってしまったのも大きな(ある意味最大の)要因だと思います。
ユーザーとメーカーは、互いに協力しながらも、やはり「一線」がないといけないのだと思います。
今後オンラインゲームを運営される方は、ファン同士の繋がり、そしてファンと運営側の距離に、慎重になって頂きたいと思います。