この記事は、ブリ観(Britannia 観光案内所)の閉鎖の経緯を語った文章の2ページ目です。
1ページ目は こちら になります。

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そして 2004 年の11月、例の本が出版されることになります。
出版にあたって、私はメディアワークスの担当者の方から、ブリ観への告知願いのメールを貰いました。
これは以前から UO の書籍の出版があるたびに貰っていたもので、従来のものと特に変わりはありませんでした。
しかし例の一件があるため、ついでにメールで状況を尋ね、やり取りをさせてもらいました。

その一方で・・・ 本がいよいよ発売になると言うことで、2ch やウザスレでは大きな騒動、彼らの言うところの「祭り」が行われていました。

ただ、彼らはこの時点になっても、まだ例の掲示板の内容(の一部を **** さん側の誰かが転載したもの)以上のことを知りませんでした。
水面下の反対派のグループの事や、メディアワークスや EAJ を巻き込んだ対立のこと、訴訟の問題などは、まったく解っていません。
(それ以外の事も彼らは話していましたが、それらは全て彼らによるデッチ上げや妄想です。 もっとも、彼らにはそれが真相かどうかを確かめる術がないので、仕方のないことではありますが・・・)

ただ、いよいよ本が出版されるという事実と、その内容にパクリ(というか、他の人が実施したイベントと同じもの)と思われる部分がある事は確かでしたから、自分たちでハデに盛り上げて苛烈な Rosy Note 叩きを展開します。
もちろん本はパクリが中心な訳ではなく、転載元や、協力したサイトの URL なども掲載されていたのですが、まだ本は発売されていないので彼らはそんなことは知りません。
「パクリ本」と彼ら自身が大々的に騒いでいた事もあって、Rosy Note への掲示板荒らしや人格叩き、誹謗中傷、ゲーム内での妨害工作(水タルを敷き詰めるなど)、ありとあらゆる方法のバッシングや嫌がらせが始まります。

そしてその後・・・ 私は発売が近くなったため、メディアワークス社から貰っていた告知を掲載します。
しかしこれによって、2ch やウザスレでは「ブリ観が特別に宣伝を行っている」だの「Rosy の協力者だ」だの、勝手な憶測や妄想を作り上げていきます。
もちろんこれらは全てデタラメです。
告知の内容は、これまで別の書籍を紹介したものと同じスタイルとしましたし、私は ++++ さんとメールのやりとりや話をした事はありません。

※この件が起こる前に、一度だけ Rosy Note に画像の転載願いのメールを出した事があったのですが、機械的に「画像の転載を許可します」という短いメールが来ただけで、それ以外にコンタクトはありません。

しかし彼らは「ブリ観は完全に Rosy 一派だ」などと次々と勝手な憶測を膨らませ、さらにそれを信じ込む人々が、ブリ観の掲示板に書き込みなども行ってきました。
私はそれらが騒ぎの元になると判断して削除などの対応を行いましたが、それでも彼らは書き込みを続け、それでも対処されるとわかると、さらに酒場の BBS(プライベートに近い掲示板)にも書き込みを行ってきます。

そのため私はいくら対応してもラチがあかない事と、水面下の交渉や経緯も知らない上に勝手な憶測と大げさな「祭り」によって騒動を起こしている彼らが、今回の件で「説明をしろ」と再三書き込みをしていたのを見て、「事実を知っているからお答えするが、あなた方に真実はありません」とはっきりと答えたのです。

ですが、「返事を行った」ということ自体が、最悪の状況を呼びました。
彼らは「だったら真実を説明しろ」と騒ぎ立てます。
しかも返事をしたこと自体が彼らを煽る事になり、人格攻撃・誹謗中傷・デッチアゲ、ありとあらゆる中傷行為が私に降り注ぎます。

※ただ、念のため言っておきますが、沈黙を保っていた間も誹謗中傷や人格攻撃は続いていました。 無視していれば沈静化するというのは、甘い考えです。

しかも彼らだけでなく、2ちゃんねらー以外の雑談掲示板(ブリ観にあった一般の掲示板)の人の中にまで、ウザスレ等の叩き行為やデッチアゲを真に受ける人が出始めます。
ですが、事実の説明なんてできません。
「水面下ではグループ同士が対立し、裁判になろうとしている」なんて言えませんし、もちろん **** さんの名前を出すことも絶対に出来ません。

私は「私にも信用があるため、詳しい内容の説明は許して欲しい」、「もったいぶったつもりで言ったのではありませんでした」、「全てが嘘と言ったのは誤ります」などの謝罪を続けますが、彼らの誹謗中傷は延々と続きます。
擁護してくれる方も多くいたのですが、掲示板は荒れに荒れ、対処できなくなってきます。

こうして、私はブリ観の一時閉鎖を決めることになります・・・
ちょうど「ドラクエ」の宣伝の件で叩かれていたのもあり、表の掲示板で叩かれ、2ch(ウザスレ)で叩かれ、酒場でも叩かれ、おまけにメールでも叩かれ、他に方法はないと判断しました。

ただ、当初はあくまで「一時閉鎖」のつもりでした。
それはトップページにも告知していた通りです。

しかしその後も騒ぎは収まる気配はなく、2ちゃんねらーの中傷と叩き行為によって、Rosy Note を中心とする UO の内装グループもついに潰されてしまいます。
そのため結局、ブリ観の再開のタイミングはなく、また私自身、その頃は年末に入ってリアルの仕事が忙しかったため、一時閉鎖が解除されることがないまま、日が経っていきました。

そして・・・ ついに無期限閉鎖を決意する出来事が起きます・・・

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ブリ観を閉鎖して約10日後・・・
2004年12月の半ば、**** さんからメールが届きました。

その内容を見て・・・ 私は愕然として、腹が立ちました!!
そのメールはその時の私には、到底許容できるものではありませんでした。

「あなたのおかげで大きな騒ぎになった。 あなたの発言が原因です」
「他の人々は沈黙してくれたのに、あなたのために努力は無に帰した」
「発言や行動には責任が付くのですから、腹をくくって下さい」

などなど・・・

私もその頃は、相次ぐ人格攻撃・デタラメな中傷・でっち上げられた罪状などで傷ついていました。
そこに、このメールです。

このメールは **** さんが、私と ++++ さんが知り合いだと思っていて(つまり私と Rosy 側に繋がりがあるという、2ch のデマを真に受けている)、「++++ さんの連絡先を教えて欲しい」と言うメールを送ってきたため、それに対して返信したメールの返答についていた言葉ですが、「この人までが(2ch のデタラメを信用するのか)」という印象を持ったのが本音です。
もちろん「自分で騒ぎの種を撒いておきながら、何を言っている!」という感情もありました。

そしてとりあえず私は、「あなたのおかげで大騒ぎになった」という点は絶対に認められなかったのもあって、こう反論しました。

「私が発言するずっと前から、某所では大きな騒ぎになっていました」
「無に帰したのなら謝るが、コメント以前からすでにそうなっていた事は理解して欲しい」
「++++ さんとの面識はない。あなたも肩入れしたと思っているようだが、間違っている」
「一方だけが執拗に叩かれて潰されるのは許される事ではないし、2ch(ウザスレ)のような叩き行為は間違っている」
「傷ついているので、もう返信は勘弁して欲しい」

ですが、さらに **** さんも返信でこう反論して来ます。

「騒ぎはあったが、火に油を注いだのはあなたです」
「2ch(ウザスレ)で叩かれるのは、叩かれる側にも原因があるからでしょう」
「++++ 氏が潰されたのはそれだけの事をしたからで、残酷だが同情の余地はない」
「真実の追求と執拗な叩きは表裏一体です」

などなど。

そしてついに私は怒り、感情に任せたメールを送ってしまいました!!
「あなたは何が言いたいのですか? お前は不条理で間抜けで愚かな事をした極悪人だと言いたいのですか? UO が嫌になったからサイトを停止した。 しかしここに来てさらにメールで私を叩くのですか!?」
と言った具合です。

しかしその後、落ち着いて・・・
私は怒りのメールを送ってしまったことを後悔し、改めて書き直したメールを送り、再度もう返信は勘弁して欲しいと書きました。
ですが、一度怒りのメールを送ったからか、これに対し **** さんも怒りのメールを送ってきます。

「貴方、男でしょう? ついてるもんついてるんでしょう!? 悪い事は他人のせい、そう言いたいの? しかも話を自分から打ち切る ・・・どうでもよければメールなんてしません!」


こうして以後・・・ 何通にも及ぶ不毛な言い争いのメールが続きます。
**** さんとのやり取りはかなりの長文で、しかもこの後ずっと続き、合わせて合計で10通ほどに及びます。
ですがこの後はもう、双方反論のし合い、ただのあげ足の取り合いでした・・・

そして、ロクな言い争いになっていなかったのと、**** さんの「だったら某所(2ch)の連中を裁判で訴えればいいじゃないですか」などのセリフを見て、コレはもうダメだと判断。
まだまだ言いたい事はありましたが、それらをぐっと腹の中に収め、私は不毛なメールのやりとりを終えました・・・

※彼女のグループは当時、メディアワークスと EAJ を訴える方向で動いていましたから、この荒唐無稽なセリフも単なる言い返しではなく、本心でしょう。 少なくとも当時はそう感じました。

**** さんは以前のメールの時から、「どんな事になっても筋は通さなければならない」と言うのを何度も繰り返していました。
ですが、個人の正義で他者の多く巻き添えにするのは勘弁して欲しいというのが本音です。
また、Rosy Note の内装コミュニティが叩かれて潰れされた事に「当然の報いで同情の余地はない」とはっきり断言できる彼女には、私的に賛同できない、賛同したくないというのもありました。

今回の件で 2ch(及びウザスレ住民)が彼女のグループにとって、結果的に都合のいい行動を取り続けていたためか、2ch を擁護し続ける態度にも反感がありました。

※彼女が 2ch を故意に利用していたのかどうかは解りません。 正直、2ちゃんねらーは彼女の手のひらの上で踊っていた印象がありますが、それが狙ったものなのか、結果的にそうなったのかは解りません。
例の「ビラ」の出所を探ったのは、その辺を確かめるためでもありましたが、結局確認できませんでした。


そして、このやり取りが終わった後、私は決意したのです。

「この問題が完全に解決し、真相が正しい形で公表されるその日まで、ブリ観が復活することはない」と・・・

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以上が、例の一件と、ブリ観が閉鎖するまでの全てです。

例の問題は、その後もまだ続いていました。
**** さんの UO コミュニティグループは当初よりさらに増えて 40 以上になり、彼女らは本の発売後、メディアワークス社を UO ライセンス違反だとして非難し続けていたようです。
その後も彼女たちは活動を続け、まだ事件は続いていたのですが・・・
すでに本が発売された後で、彼女たちがいったい何を目指していたのか、それはもう解りません。

※なお、2ch の「祭り」は本の発売後に急速に消沈していきました。 出版された本がそこまでパクリではなかったこと、転載元や協力者の URL なども掲載されていたことで、2ちゃんねらーも「あれ? 思ってたのと違う」と気付いたためのようです。

私は **** さんとの最後のメールのやり取り以後、UO には関わってはいません。
私は以前、ブリ観の更新をするために仕事を早朝の時間帯にし、昼からは更新を行う毎日を過ごしていました。
つまりブリ観の更新のために生活シフトを合わせていました。
ですが、ブリ観の更新をやめてその必要もなくなったので、年末で忙しかったのもあって、午後にも仕事を入れるようになりました。
そして年が明けた後もそれが普通になってしまったので、リアル的にも、以前のような更新は出来なくなっています。
(今はさらに別の仕事に変わったので、なおさら昔のような更新は無理になりました。 というか、あの頃のブリ観の更新ペースは、個人でやるにはかなり無理があったと今は思います)

そして何より・・・ 数ヶ月 UO に関わらなかったために、完全に UO への興味もなくなってしまいました。
全く関わらない期間が続くと、ここまで興味を失ってしまうものなのかと、自分でも驚いているぐらいです。

私は多くの時間と労力、ある時はリアルの生活を犠牲にしながらも、ブリ観の更新を続けてきました。
また、あの問題については、メディアワークス側には **** さんの弁護を、**** さんにはメディアワークス側の弁護を行いました。
しかしその結果、多くの中傷と非難と罵声を浴び、愚かな管理人として UO の世界から消えて行く事になったことは、非常に残念でなりません・・・
ですが、もうこれで清々しているのもあります。

私が今回の件で一番信じられないのは、**** さんの集めた 40 の UO コミュニティの代表やサイト管理者の方々・・・ それらの人々が、なぜ **** さんの行動を止めなかったのか、なぜみんなそろってあの行動に賛同していたのか、という点です。
確かにあの本には問題があったかも知れません。
しかし、あのように多数のコミュニティで連帯を組んで、他のコミュニティやメーカーや出版社を相手取って反対活動を起こせば、大きな問題になることは解りきっていたはずです。
私はこの事が一番残念で、かつ、UO のコミュニティに失望している点です・・・

※しかし、これは後で知ったことなのですが・・・
やはり **** さんのグループの中にも、**** さんの強硬なやり方に異を唱える人は何人もいたようで、内部的には一枚岩ではなかったようです。
中には、実情を知ってグループから離脱したり、あえてグループに留まって **** さんの行動を止めようとしていた方もいたようです。
ただ、当時の私はそこまで **** さんのグループの内部事情は知らなかったため、ただただ UO コミュニティーというものに失望していました。


私はオンラインゲームというものは、メーカーとユーザーが協力して作っていくべきものだと考えています。
ユーザーは当然ゲームのプレイヤーですが、開発者や運営者もやはりそのゲームのプレイヤーであり、そのゲームをより良くしようと考えているものです。

しかしながら、ユーザーの多くが「お金を払っている」という立場から、「販売者と購入者」「企業と顧客」という形で双方の関係を考えてしまいます。
**** さんは「メーカーは天狗になっている」「この業界は顧客を舐めている」とメールでも数度にわたって主張していました。
また、メーカー等に送る抗議文に関しては「協力者の方々と共同で作成している」と語っていました。
2ch や、その他の掲示板を見ても、ユーザーの多くがメーカーの活動にはネガティブです。

しかし本当は、双方は同一方向に進んでいかなければならないはずなのです・・・

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言うまでもなく、「武闘の天地」(当時公開された UO の拡張パッケージ)が発売されても、しばらくの間ずっと UO の公式ガイドブックや書籍が発売されなかったのは、例の事件のためです。

※他にも、この一件でいくつかの UO 書籍の発売が中止になっています。 その頃は雑誌やケーブルテレビなどでも様々な PR 活動が行われていましたが、それらもこの一件で成りを潜めています。
このトラブルがなかったら、UO はもっと・・・ と言うのは、今でも思うところです。


しかし最近(武闘の天地の発売から約1年後)、メディアワークスから新しい UO の書籍が発売されました。
この時、またメディアワークスの担当の方から宣伝のお願いのメールを頂いています。
私はもうブリ観の更新をしていなかったので、結局この依頼は断ったのですが、その時に聞いたお話によると、例の一件はもう和解したとのことでした。
まあ、メディアワークス側の話なので、**** さんの側がどう思っているのかは解りませんが、もし和解して決着が付いたのであれば・・・
このまま例の一件は、真相が知られることなく、闇に葬られるようですね。

(例の事件後、メディアワークス側の UO 書籍の出版担当者の方は担当から外されてしまったようです。よって、和解と言えば和解ですが、担当追放という形で決着が着いたようですね)

※余談ですが、その方は UO に対する愛情の深い方で、UO 用語辞典など、見ていてそれが伝わってくる書籍を作られていた方だったのですが・・・ 残念なことになってしまったようです。


副管理人の皆さんには本当に申し訳なく思っています・・・
そして、ご協力、本当にありがとうございました。
いくら感謝を述べても足りないぐらいです・・・

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閉鎖当時に書いた文章は以上ですが、後日談に続きます。