ライブで少々夜更かし気味でしたが、翌日はワークショップ。

今回のワークショップは講師の Craftwife 先生が、私の紹介ツイートを見つけてコメントをつけてきたりと、受講前からいろいろ打ち合わせをしていたような形で始まり、なんだか不思議な感覚。ネットの時代ですね。

さて SuperCollider。Craftwife さんは 10年前からのユーザーで、かつてこのソフトはフリーウェアではなかったと聞かされ、びっくりしました。

インタラクティブなシステム--人の動きや環境の変化に合わせて音を変化させる--を作るには、あらかじめサンプリングした物を再生するだけではダメなので、音自体をコンピュータで作ったりいじったりするシステムが必要。代表的な物には MAX/MSP/JItter がありますが、これは結構高い。使いやすさは文句なしだと思いますが。

そこで登場するのが SuperCollider。面白そうなのですが、日本語の入門書がない。ネット上の情報も日本語は少ない。まあ、じっくり勉強するか。

と思っていたところに仙台開催のワークショップ、絶妙なタイミングでした。
会場の TRUNK は卸町会館
卸町会館

という、失礼ながらいまひとつイケてない感じの建物にあります。でも、やたらブザーがセカすエレベータで5階に昇ると別世界で、こんな感じです (リンクなのでクリックしてみてね)。こんなおしゃれな空間でのワークショップは気分がいい。あっ、ワークショップの様子がTRUNKのブログに載ってました。

説明を聞くだけでなく、たっぷり時間を取って音作りもすることができました。他の参加者は皆さん創作活動をやってる人なので、メロディーなどをさくさく作ったりしていました。私は電話の呼び出し音とか作る程度で時間切れ。でもこれだけまとまった時間をとって勉強するのは、家や職場ではなかなかできないものです。

会場周辺は再開発中ですし、地下鉄が通ります。そのときに備えてクリエイティブなものを置こうということなのでしょう。近くにはスタジオなどもできています。地下鉄が開通する頃には、物流一辺倒の感じのこの街も様変わりするのでしょうね。

これからは SuperCollider 岩手県担当w として広めていきたいと思います。

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で、SuperCollider 気になる人は無料なんで こちら からダウンロードしてね。

で例えば、
{SinOsc.ar(400,0,0.5)}.play
とやれば、400Hz, 音量0.5 の正弦波が鳴ります。家の電話機の受話器を上げたときに聞こえる音です。

これを0.5秒ごとにオンオフさせる
{SinOsc.ar(400,0,LFPulse.ar(1,0,0.5,1,0))}.play
と、話し中の音になりますw

400Hz の正弦波を16Hzの正弦波で浅く振幅変調すると
{SinOsc.ar(400,0,SinOsc.ar(16,0,0.4,0.5))}.play
プルプル震えて、これを1秒鳴らして2秒休むと呼び出し中の音になります。
では断続もプログラムに入れてしまいましょう。
{SinOsc.ar(400,0,SinOsc.ar(16,0,0.4,0.5)*LFPulse.ar(0.33,0,0.33,1,0))}.play
これで呼び出し音の出来上がり。ま、こんな感じです。

ワークショップの内容はこんな単純な物ではなく、エンベロープジェネレータ、メロディテーブル、OSC を使って iPhone と連携など一通りのシステムの作り方までやりました。忘れないうちに復習しなくちゃね。