どーも、地域おこし協力隊として高知に移住して8ヶ月のはしもとです。

今回はよく言われる「田舎には仕事がない論」が本当なのか、移住者の目線で感じたことを伝えていきたいと思います!


結論:田舎には仕事があふれている

結論から言って、田舎には仕事があふれています。

それは、協力隊として活動していて色んな場面で感じます。
でも、地元の人は仕事がないから若い人が出ていくというし、移住希望者は家と仕事を見つけるのが大変といいます。

田舎に仕事があるかないか論は、見る人によって全然答えが違うんですよね。

なぜなのか。
そこんところを「どんな仕事があるのか」という例と一緒に考えていきます。
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田舎にある仕事その1 廃れゆく伝統文化

地域にある伝統文化、職人さんの高齢化で危機にあるものも少なくありません。

例えば、高知県室戸市。
漁業が盛んなこの地域では、大漁旗(フラフという)を作る職人さんがたくさんいました。

しかし、その数は減っていき、現在室戸市にはたった1人だけとなってしまいました。 職人さんが手掛けるのは、漁師のためのフラフだけではありません。 こどもの日のフラフや(高知県東部ではこいのぼりと一緒に子どもの名前入りのフラフをあげます)、祭りごとに使う旗も作っています。 最近では、看板となるようなフラフも作ってらっしゃいます。

これらの伝統文化を受け継いでゆく。素晴らしい仕事じゃないですか。


田舎にある仕事その2 生産者が減りゆく分野

田舎で狙い目な仕事は、需要はあるのに生産者が減りゆく分野

前項とかぶる部分ではありますが、職人と呼ばれるほどの技術は要らない分野もあります。


例えば、シキミ。
高知県ではシキミという木をお墓に供えます。(関西だと榊とお花がセットになったものを供えますよね) これらはお墓参りをする人が減ったりということは多少あるかもしれませんが、需要はなくなりません。

今、シキミの生産者が高齢化でどんどん減っていき、供給が全然追いついていないのです。 そのため中国産のシキミが輸入されているのですが、やはり生花の類は長時間の運搬を経るとどうしても品質低下は防げません。 できれば買い手は国産があれば国産を買いたいのです。

市場が商品を欲している状況
です。「作れば作っただけ売れる」市場のせり人が言うのですから間違いないです。

さらに、 このような木を栽培するとなると、挿し木をして、育つのを待って、となるとかなりの年月を要しますよね。 しかし、元生産者が残したシキミ園が放置林となっているところはかなりあるんですね。 その放置林を引き継ぐことができれば、開拓・植林の労力を大幅カットして始めることができるのです!

まさに、ねらい目の仕事。


田舎にある仕事その3 商品化されず眠っている資源

1、2は既にある仕事に参入するかたち。 3は自分で仕事を作るパターンです。

田舎には手つかずの資源が山ほどあります。 また、余剰産物が商品化されていない例もたくさんあります。

例(くず炭→備長炭で有名な室戸市。生産の過程で商品価値のない小さな炭もできます。これらの活用など。)(しきみ染→前述のシキミの生産過程では多くの枝葉がカットされ捨てられています。それを使って草木染め。) (体験ツーリズム→室戸ってヨソモノからするとすごく外国みたいなところです。その異体験は、他の世界で暮らす人にとってすごく刺激的です。その異体験を商品化。) (ゲストハウス→ないんですよね。なんでこれから作ります。24歳の私が手取り13万で7DKに住めるワケ この7DKでね。)


仕事にできるのは能動的な人

食ってく仕組みにはめるのが難しい

このように田舎にはあふれるほどに仕事があるんですね。私が気づいていないものだって山ほどあるはずです。

ではなぜ、田舎には仕事がないといわれるのか。

それは、 仕事はあるにはある。 でもそれを自分が生きていくための仕事として、形を整えるのが難しいから。 ではないかと考えています。

形を整えるという表現がぴったりくるかはわからないんですけど、 要は食ってく収入を得られる仕組みにはめれるかどうか。ということです。 そこが簡単にはいかないところです。


しかし、難しさは知れている

簡単にはいかない、けれど、難しすぎることはない。

今あげた仕事、覚悟さえあれば必ず仕事にできるんですよ。
だってその仕事から生まれる価値を欲しがる人がいるから。


能動的になるだけ

田舎で仕事を得るなら能動的になればいい、そして少しの覚悟を決めること。 これだけだと思います。

仕事になることを見つけること。 その種を仕事として形にすること。 そういう能動性をつければ、田舎には必ず仕事があります。


なので、田舎に移住したいけど仕事が心配。そんな人は一度自分が行きたい地域に行ってみるのが良いと思います。 行くとどんな資源がその地域にあるかわかりますから。

最近なら移住体験住宅などを用意しているところも多いですし、ゲストハウスとかに滞在するのもいいですね。

私が住む高知県室戸市では、移住体験住宅が3件あります。 一日の利用料が1000円、生活に必要なものはすべてそろっています。 1ヶ月借りても都会のアパートの家賃より安いですよ。
室戸で移住体験してみませんか?


さぁ、とりあえず飛び出しませんか?
私は室戸で待ってまーす!