今は、バターよりマーガリンの方が安値だが、
昔はマーガリンの方が高値であった。
我が家の冷蔵庫にマーガリンがやってきたとき、
あまりの美味しさに感動し、スプーンですくって
1箱ほとんどをなめつくしたところ見つかり
母に「アンタ、バカかい!!死ぬよ!」などと
恐ろしい「死の予告宣告」を投げつけられた。
幼児であった私は
食べつくした量の問題であることを理解せず、
マーガリン=死 という図式の恐怖に「ギャーッ」とうち震え
一瞬「なんで、そんな毒を買っておくのだろう」と思ったが
とてもじゃないが、母に聞ける勇気もなかった。
そして間違った理解のもと、
その後、何年もの間マーガリンを口にすることはなかった。
が、マーガリンの穴埋めに何故かバターをジャンジャン
食べるようになってしまった。
パンにもバター。
ご飯にバターとお醤油。
混ぜご飯にもバター(コレは最高!)
クラッカーにもバター。(チーズのようにのせて食べる量)
醤油せんべいにもバター。
おもちを焼いてもバター。
インスタントラーメンにもバター。
小腹が空いたら、バターを切ってそのまま食べた。
何故か母はバターが激減する事は口にしなかった。
今思えばそれくらいバターは安価だったのであろう。
小学6年生頃、東京の親戚の家でバターを食べて「?」と感じた。
その頃は「バターソムリエ」くらいなれる程、
北海道バターを食べつくし、食べ続けていたので、
北海道のバターしか食べたことがなかった私は、
始めて出会った「あっさりしたバターの味」に驚愕した。
バターの味もコクもサラリとしていてマーガリンに似ている味。
コレがウチの近所でも買えれば、
バターでマーガリンが味わえるのに!!と切なくなった程、
マーガリン熱はまだまだ高かったし、理解も間違ったままであった。
帰郷の際に伯父、伯母に「ホントこれでいいの??」と不思議がられたが
「とても美味しいので母のお土産に」と称し、
バターを数個、東京から買って帰った。
今思えば、小学生の娘が東京からのお土産に
バターを数個買ってきたことに
母はなんと思ったのであろう。
今は「植物油脂」と「動物性油脂」の違いも理解し
マーガリンとバターの両方を適度な量で頂いているので
コレステロール値も万全である。
昔はマーガリンの方が高値であった。
我が家の冷蔵庫にマーガリンがやってきたとき、
あまりの美味しさに感動し、スプーンですくって
1箱ほとんどをなめつくしたところ見つかり
母に「アンタ、バカかい!!死ぬよ!」などと
恐ろしい「死の予告宣告」を投げつけられた。
幼児であった私は
食べつくした量の問題であることを理解せず、
マーガリン=死 という図式の恐怖に「ギャーッ」とうち震え
一瞬「なんで、そんな毒を買っておくのだろう」と思ったが
とてもじゃないが、母に聞ける勇気もなかった。
そして間違った理解のもと、
その後、何年もの間マーガリンを口にすることはなかった。
が、マーガリンの穴埋めに何故かバターをジャンジャン
食べるようになってしまった。
パンにもバター。
ご飯にバターとお醤油。
混ぜご飯にもバター(コレは最高!)
クラッカーにもバター。(チーズのようにのせて食べる量)
醤油せんべいにもバター。
おもちを焼いてもバター。
インスタントラーメンにもバター。
小腹が空いたら、バターを切ってそのまま食べた。
何故か母はバターが激減する事は口にしなかった。
今思えばそれくらいバターは安価だったのであろう。
小学6年生頃、東京の親戚の家でバターを食べて「?」と感じた。
その頃は「バターソムリエ」くらいなれる程、
北海道バターを食べつくし、食べ続けていたので、
北海道のバターしか食べたことがなかった私は、
始めて出会った「あっさりしたバターの味」に驚愕した。
バターの味もコクもサラリとしていてマーガリンに似ている味。
コレがウチの近所でも買えれば、
バターでマーガリンが味わえるのに!!と切なくなった程、
マーガリン熱はまだまだ高かったし、理解も間違ったままであった。
帰郷の際に伯父、伯母に「ホントこれでいいの??」と不思議がられたが
「とても美味しいので母のお土産に」と称し、
バターを数個、東京から買って帰った。
今思えば、小学生の娘が東京からのお土産に
バターを数個買ってきたことに
母はなんと思ったのであろう。
今は「植物油脂」と「動物性油脂」の違いも理解し
マーガリンとバターの両方を適度な量で頂いているので
コレステロール値も万全である。