国家試験:高圧ガス製造保安責任者 丙種化学(液化石油ガス)責任者~試験申し込み・テキスト購入まで編~
からの続編です。

重ねてご案内ですが、関係ない方には全く関係ないですし、面白味も全くないので興味ない方はスルーお願いいたします。



国家試験:高圧ガス製造保安責任者 丙種化学(液化石油ガス)責任者~勉強方法・その他編~

さぁいよいよ勉強編です。

テキストと問題集はお手元にございますか??きちんと購入できましたか?

ちなみに私が平成24年度受験の際に使用したテキストと問題集はこちらです。


高圧ガス丙種液石テキスト高圧ガス丙種液石問題集



テキストに関しては平成24年12月に改訂あったようなので現在のものは違うデザインかもしれません。


ガステキスト改正


何度も言いますが本屋さんにはこの本は売っていませんし、勉強材料となるのはこの2冊だけ(場合によっては法規集も)です。かならず購入しましょう。

両方共大きさ(A4程度)厚さ(1cm程度)は同じなのですが、

発行元が違うので表紙からして雰囲気が全然違いますね。

~試験申し込み・テキスト購入まで編~でも説明しましたが、高圧ガス保安協会(以下KHK)では問題集(黄色い方)の取り扱いがありませんでした。

問題集はLPガス協会発行のものです。購入側からすると不親切な話ですね。


発行元が違うということは、当然中身もリンクしていません。

他にも資格の勉強をされた方ならお分かり頂けるかと思いますが、テキスト(参考書)と問題集の発行元は大概揃えます。

なぜなら、問題集をやっていて解説ページを見ると大概“テキスト何ページ参照”的な事が明記してあり、それに従って理解を深める・・・という作業が出来るからです。いちいちいちいち該当箇所を探してテキストペラペラめくるなんて事がないんですよ。大幅な時間短縮です。

しかしこのテキストに限ってはそれがまったくできないので、その点を踏まえても不親切かと思います。

時間も無駄になりますががんばりましょう。





では具体的な勉強内容をご紹介します。
これはあくまでも知識のない私が行った勉強方法であり、万人に当てはまるとも到底思えませんし、頭の良い方はもっと効率よくできる方もいらっしゃるかと思いますので『ひとつの意見』として参考になさってください。

絶対に忘れてはならないのは「受かってやる!!!」という強い気持ちです。これは絶対になくさないでくださいね。

なんならまわりの人にも宣言しておきましょう。その場合不合格だと恥ずかしい思いをします。自ずと勉強にも力が入るでしょう。嫌々やってても受かりませんよ!!!!

そして勉強方法などと書きましたが、とにかく問題集やるしかありません。

一回やって満足してたらダメです。毎日1時間でもいいから集中して何回も何回も問題集やってください。

とくに『学識』の計算問題は同じものしか出ないので数こなすのみです。




さて、私は勉強順序として、テキスト一通り読む→問題集やる→わからないところをテキストに戻って調べる。 このスタイルで行こうと思いました。

早速テキスト読み出しました。

テキストの最初のページは『学識』から始まります。

最初の数行は良いものの、途中からさっぱりワカリマセン。みんなここで挫折するのではないかと思われます。

丙種化学(液石)は高校物理が分かれば分かるというウワサを聞いていたのに、私高校の物理は確か1年生の時しか専攻してなかった気がしますね。記憶はゼロです。

なのでボイル・シャルルの法則なんて初めて目にします。

原子と分子の違いもあやふや。元素記号も僅かな記憶を辿ってももう完全に理解不能です。

molっていったいなんなのよ。

こんなレベルです。でもとにかく『学識』読み切りました。

ほとんど理解していないけれども、問題集に取り掛かる前に頻繁に出てくる言葉や知識は覚えておく必要があります。特に原子量・分子量とmolの関係は暗記するしかありません。


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水素と炭素はよく出ます。
炭素の原子量(質量)12。元素記号はCです。これは基本中の基本なので絶対に覚えてください。

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1molは標準状態で22.4Lの体積を占めるんですって。ここで覚えるのは22.4の数字。1molときたら22.4Lの体積。


問題やるたびにいちいちページをめくって調べてというのも時間の無駄です。私はとにかく時間のムダを嫌うので自分で書きました。


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この画像は上が切れてしまっていますが(切れるのは水素)、私はこれを作ってトイレの壁に貼りました。スマホの待受画面にまでしました。

上半分のでっかい字で書いてあるのは、左から元素名、元素記号、原子量です。この4つ『水素』『炭素』『窒素』『酸素』とそれぞれの元素記号・原子量は、私が問題をやっていて頻繁に出てきたものなので暗記マストです。もう一回書きますが炭素の原子量12。元素記号はCです。暗記ですよ!!

そして元素記号CとかNとか原子を組み合わせてできるのが紙の下半分に書いてある『プロパン』だったり『ブタン』『メタン』『エタン』です。

プロパンはC3H8と表します。このC3H8が分子式。これはCが3個でHが8個中にあるよって事。

Cはさっきから出てくる炭素→原子量は12。ではHは?・・・・Hは水素→原子量は1。

従ってプロパン(C3H8)=12×3+8×1=36+8=44g・・・これがプロパン(C3H8)の分子量です。そしてこの44gが1molです。



もう嫌になりそうですね。書いてる私も嫌です。だいたいこんなことはとっくにテキストに書いてありますね。

この際だから難しい言葉はざっくり覚えましょう。元素記号の定義など問題に出ません。そもそもこういったテストは満点目指すものではありませんので、分かるところを確実に増やして点数稼ぎましょう。

ほんとうに上に載せた紙に書いてあること覚えてたらなんとかなります。


ではいきなり
〈例題1〉
5kgの液状のプロパンが蒸発してガスになった。このガスは標準状態で何Lの体積になるか。

これはテキストの一番最初に出てくる例題です。 
は?って感じです。
いきなり何を問うているのだ?と。
でも幸いすぐ下に 〈解〉があります。問題の意味からして分からないので見てみましょう。


 〈解〉
5kgのプロパンのmol数を求める。プロパンの1molの質量は44gであるから、
  5000g÷44g /mol≒113.6mol
 したがって、題意のガス状のプロパンが占める体積は、
  22.4L/mol×113.6mol≒2545L     答2545L

 5kgが5000gになるのが分からないという方はいないと思いますが、もし分からないならたった今1kg=1000gを理屈抜きで覚えてください。
答えを見たら問題の中にある数字と、さっき覚えてくださいと言った数字“プロパン44gと1mol=体積22.4L”しか出てこないのがわかりますか? 逆に言うと“プロパン44gと1mol=体積22.4L”を知っていないとこの問題は一生かかっても解けません。
そして肝心の計算内容ですが、〈解〉をよくよく読めば分からないこともないのですが、私みたいのはそもそも理屈が分かってないのでとにかく解き方を覚えました。

同じ問題を何度も何度もやります。きれいなノートでもチラシの裏でもなんでもいいです。数こなしましょう。テキスト・問題集がこれ一冊つづしかないので、みんなやってる勉強は一緒です。試験に出てくる問題も数字が違うだけで内容・解き方は一緒です。

解き方覚えて数字を当てはめる。これだけです。



↓は私が使ってたものです。

いらないA4用紙を半分に切って、ホッチキスで止めて、ガムテープで補強っていうなんとも貧乏くさい紙です。



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これも何かの紙引きちぎって書いてたようです。


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間違ってても消さずにどんどん空いてるところ、新しいページに書いて行きます。

消さないのにも理由があります。

問題をやっていて間違えた時、前回の分を残しておけばどこで間違えたのかわかります。

同じ間違いをしたのか、全然違った間違え方をしているのか。そこが分かるだけでも違います。くどいようですが、何度もやるしかありません。

テキストにも何問か問題はあるからそれも何度もやりました。

学識は理屈云々よりとにかく問題の解き方を覚える。これです。


他に頭に叩き込んだ事といえば、セルシウス温度が出てくるあたりでしょうか。

『0℃は273K』を暗記しておきましょう。難しく考えず『273』を引いたり足したりしたら答えになるだけです。

それとトイレに貼っていた紙の下の方に書いてある


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パラフィン系⇒飽和結合

異性体⇒2種ある

プロピレン系⇒二重結合

アセチレン系⇒三重結合

あたりのことと

プロパン(C3H8)、ブタン(C4H10)はもちろんメタン、エタン、プロピレンの分子量も暗記です。


そしてこれらの細々したものは試験の直前までテキスト等で暗記して、試験が始まったら問題用紙の隅の方にわーーーっと書き出してしまいましょう。暗記したもの書いて取り掛かっても試験時間は十分にあるので大丈夫です。


私も一年以上前のことなので記憶が曖昧で、これを覚えてなんのこっちゃって感じなんですがここにこうして書いている以上何度も出てきたのだと思います。要暗記!!!

暗記すべきものさえ覚えておけば、あとの計算は算数ばりに本当に簡単なんです。電卓も使えますしね。丙種の場合解答は選択制なので計算できなくて分からなくても必ずどこかに印を付けてくださいね!
ちなみに、問題集は真ん中あたりから『学識』の問題始まってますよ。


続きましては『法令』です。

この分野はテキストでいうとどこにあたるのか最後までイマイチ分かりませんでした。

私の場合『法令』はですねー、このガスの資格勉強を始める前までに別の資格の勉強をしていまして、そこでも内容は全く違えど『法令』をやっていたんです。なのでこの妙な言い回しに慣れていたというのが良かったのかもしれません。

丙種の『法令』は比較的易しい方だと聞きます。

最初にテキスト読むのは時間の無駄なのでやめて、いきなり問題始めました。

問題文をよ~く読んだら「あれ?これだけ変なこと書いてあるっ!」となれるはずなんですがいかがでしょうか。こればっかりは暗記もへったくれもないので、間違い探しをする感覚で文章のおかしなところ見つけてみてください。

絶対にとは言い切れませんが、私なりの見解をひとつ。

「正しいものを選べ」という設問があり、その下にイ・ロ・ハ・二の記述がありますね。

その記述の中で「~ではない。」「のみである。」とやたらと自信満々に書かれているものに関しては疑ってかかっていいと思います。


そして後半に入ってくると『事例問題』がきます。

ここの解答を見ているとそれぞれの事業所に応じて液石則またはコンビ則で解答するとか書いてあります。


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これ書いていいのかわかんないですけど、私の場合[例]を読んでも意味が分からなかったのと、液石則もコンビ則も最初から理解してないしする気もなかったので、[例]を読むのも理解するのもすっ飛ばしてます。

そこで登場させるべきなのは法令集なんでしょうけど、細かくて見ただけでイヤでしたし実際そこまで詳細に知らなくても問題は解けるので無理して購入されなくても大丈夫です。




そして最後に『保安管理技術』です。

これに限っては現場をされている方の方がどう考えても有利だと思われます。

バルクとバルブの違いが何か分からない私でしたので、とにかく時間がかかりました。

問題集をやりつつ、テキストで確認という作業の繰り返しです。でもこの分野は読んでいて楽しいですね。


高圧ガスを移動する車両の「高圧ガスステッカー(法では警戒標)」:
・警戒標は、車両の前方及び後方から明瞭に見える場所に掲げること。この場合、警戒標は、車両の前部及び後部の見やすい場所に掲げること。ただし、小型の車両にあっては、両面標示のものを運転台の屋根の付近の見やすい場所に掲げることができる。


これを初めて知って以来、街ゆく車にこれが貼ってあると「おおー!これかっ!」と嬉しく思って眺めていましたし、今となっちゃずうずうしく「私だって運搬できるんだぞーー!」と勝手に思ってます。


細々とした数字はやはり暗記するしかないですが(容器の設置場所が地盤面より10cm以上上であるとか)、現場で活躍されている方には比較的分かりやすいのはないでしょうか。

あとは選択肢を誤らないことでしょうかね。



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以上でしょうか。

今後何か追記、訂正等あればちょこちょこなおしていくかもしれません。


本当は10月中にこれを書きあげたかったのに、やっていいくうちに書きたいことがどんどん増えて、でもそれを文字に起せず書いたり消したりしてたり、もうワケワカランから書くのやめようかなって迷ってたら本年度の試験が終わってしまいました。

なので来年以降受験される方へほんの少しでも参考になればいいかなと思います。

最初の方にも書きましたが、これはあくまでも私のやった方法であって絶対合格させますというものでもないので性に合う方はトライしてみてください。


しかしどんな良い勉強方があっても本人のやる気なくしては無駄になると思います。

普段遊んでてもなにしてもいいけど、勉強するときは集中してかっちりやる。

今から1年あるしまだいいかーって思ってるあなたは、来年また落ちますよ。やるときはやりましょう。


この試験は開始後一定の時間が経過したら教室を出ていいことになっています。

その際に出て行く人が多いこと多いこと。

みんなそんなに早くわかるのか!?と焦っていたんですけど、きっとそういう方はほとんど勉強もせずやってきて嫌々受験し、分からないから早々に退室していたんでしょう。

しかも会場はほとんど男性だったので会社に言われて渋々って方が大半だったんでしょうけど、せっかくやるなら合格しようじゃないですか。なんてったって私が合格したんだからみなさんもきっとできます!頑張ってください!!!



とりあえずこれ以上長くなるとあれなので、これくらいで書くのやめておきます。

ご意見等はコメントかメッセのところからどうぞー。



平成25年11月30日