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本能覚醒!ボタン操作とキューブの回転でジュウオウジャーに変身!
スーパー戦隊シリーズ40作記念となる『動物戦隊ジュウオウジャー』より、ジュウオウジャー5人の持つ王者の資格・変身携帯ジュウオウチェンジャーが遂に登場! 
発売元:バンダイ
発売日:2016/2/13
定価:3,980円+税

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パッケージ。商品名に「DX」の記載があります。
スーパー戦隊シリーズではDXの冠はロボット玩具に付けられるのが通例で、変身アイテムにDXの冠が付けられるのは異例です。
最終武器やセット箱などの高価格帯になる商品にはDXの冠が付くこともあるのですが。

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上部にはジュウオウジャーのマスクの写真が掲載。

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内箱。スーパー戦隊の変身アイテムとしてはゴセイジャーのテンソウダー以来となるプラ製梱包材。
中身が見えるタイプのパッケージでもないのに透明プラの梱包材というのも珍しいですね。

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単四乾電池を2本使用。
電池ボックスは本体裏面(キューブとして見た場合は底面)に。

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電源を入れると
「ッチャカチャンチャカ、パララタタタタ ツッチャカタンタラ、パパパパッ」
といった感じの起動音が流れ、LEDが赤く発光。

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開くとLEDが液晶画面を照らす形になります。

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変身携帯 ジュウオウチェンジャー(キューブモード)

かつて人間界と異世界ジューランドを繋いでいたリンクキューブを起動させる為に必要な6つの『王者の資格』と呼ばれるキューブのうち、5つが変化した変身アイテム。
3面に絵柄が描かれており、上段を回転させ絵柄を揃えることでジュウオウジャーへの本能覚醒やジュウオウキューブの召喚、ロボットへの合体などを行う事が可能。
「変身携帯」ということですが、閉じた状態では完全に立方体のキューブ。
スーパー戦隊シリーズで変身アイテムが携帯電話というのは鉄板ですが、ここまで閉じた状態で携帯電話と認識できないものも珍しい。
基本的には分厚いことはあれど携帯電話としての形状は保っていたのですが。

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前後…前後ってどこだろう。3段に分かれています。
各種スチール写真等を見ると、真正面に電話のマークが来る形が正解のようです。
真正面に電話のマークが来ている時が「どの面の絵柄も揃っていない」唯一の状態になります。

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左右から。

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上部から。ワープパネルのよう…というかワープパネルにしか見えない絵柄です。

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パカッとキューブを開くと携帯電話モードに。

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変身携帯 ジュウオウチェンジャー(携帯モード)

キューブを開いて携帯電話にした状態。ボタン操作により本能覚醒や召喚するジュウオウキューブの決定、合体するロボットなどを選択することが可能。
この時代に逆行するかのような2つ折りの携帯電話タイプ。先代の動物系戦隊である「百獣戦隊ガオレンジャー」から15年ですが、ガオレンジャー(変身携帯Gフォン)と同じく2つ折り携帯…というのは何だか時間の感覚が狂いますね。

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真正面から。

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左右から。三段分割になっているうちの二段が上段に来ているので重心バランスが。

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上部の液晶画面。開いた状態ではLEDの光が液晶画面を照らすようになっています。
この状態では正面を電話マークに合わせている為、通話のマークになっています。

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キューブ上部の回転により、この部分の絵柄は変化します。そちらに関しては後ほど詳しく紹介。

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本体下部のボタン部分。
上部3つの色付きボタンは黄色が召喚、赤が変身、青が合体となっています。
下部の数字ボタンを押すと
「ピッ」「ポッ」「パッ」「ポッ」「ピッ」
という5段階の高さの音が順番に流れます。
それにしても#や*はともかく、0のボタンが無いのは相当不便な気がします。

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数字ボタンを押した後にキューブを閉じて回転させると、その番号に対応したアニマル固有の効果音が流れます。
番号とアニマルの対応は
1-イーグル
2-シャーク
3-ライオン
4-エレファント
5-タイガー
6-ゴリラ
7,8,9-未登録(対応アニマル無し)

という形になっています。7,8,9のボタンに対応するアニマルが割り振られていないのは今後の展開の異様な先出しとなってしまうという事情からかと思われます。


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さて、携帯電話…ということで、過去の玩具と比較。
アクセルラー、モバイレーツ、そして元祖携帯変身アイテムということでケイタイザーと一緒に。
どうせならGフォンもあれば良かったんですが…。
ケイタイザーから早19年、携帯電話も息の長い変身アイテムになりましたね。

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変身ボタンを押し、絵柄を揃えてジュウオウジャーに本能覚醒!!
まず、中央にある赤い変身ボタンを押すと
「ピィキュゥゥーーン!」
という音声と共にLEDが赤く発光。続いて
「タタタ、チャン!タタタ、チャン!…」
という操作待機音が流れます。

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続いて変身する戦士を選択。1番のボタンを押すと
『イィーーグル!』
の台詞が流れます。

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ジュウオウチェンジャーを閉じて、再びキューブモードに。

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ジュウオウチェンジャーの上段を回転させます。回転をさせる度に
「カシャンッ!」
という音声が鳴ります。

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そして、ジュウオウジャーのマークの絵柄が揃うと
「ガシャァァン!」
という絵柄が揃ったことを示す特殊な回転音が流れ、それに続いて
「『アーァーーーアァアーーーーッ!!』
 タカタカッタンタンタン!ッタタタタタ!…キュィィーン!ピュゥゥオォォン!ピキィィィーーン!」
という共通変身音が流れ、LEDが赤く発光。そして最後に
「”キィィィー!キュゥゥーーー!!”」
というイーグルの鳴き声が流れ、ジュウオウイーグルに変身完了!
全体的に民族音楽のようなイメージのメロディラインになっている気がします。

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劇中のポーズのように、変身音の途中でチェンジャーを再び開けば液晶画面が発光している様子を確認することが出来ます。

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勿論、他のジュウオウジャーにも変身可能。
2番を押すと台詞が『シャァーク!』となり、LEDの発光色が青に変化。
最後に流れる音声は”ガブッ、ガブッ!”といった感じの噛み付くような効果音になります。
3番を押すと台詞が『ライオンッ!』となり、LEDの発光色は黄色に変化。
最後に流れる音声は”ガォォォーーン!グルル…”というライオンの咆哮になります。

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4番を押すと台詞が『エレファンッ!』となり、LEDの発光色が緑に変化。
最後に流れる音声は”パオォォーーオォン!”という象の鳴き声になります。
5番を押すと台詞が『タイガァァ!』となり、LEDの発光色は白に変化。
最後に流れる音声は”グォォン!ガゥゥウ…!”といった感じの効果音になります。

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6番を押すと台詞が『ゴリラ!』となり、LEDの発光色が赤に変化。
最後に流れる音声は”ウホ、ウホ、ウホ、ウホグォォーン!”という効果音になります。
7~9を押した場合は動物の音声は流れず、「ピロッ」というプッシュ音のみ。
変身音は流れますが、LEDの発光は無く、当然各動物固有の効果音もありません。

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逆に、変身ボタンだけで数字ボタンを一切押さずに絵柄を揃えても変身音は流れます。
その場合はLEDが赤・青・黄・緑・白の5色に発光し、動物の咆哮もイーグル~タイガーのものが順番に流れる形になります。
数字ボタンを押さない場合は同時変身、という扱いのようです。
ちなみに、変身ボタンを押した後に複数の番号を押した場合(1,2,3など)は、一番最後に押した番号が適用されるようになっています。任意メンバーの複数変身、という感じの遊び方は出来ません。

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変身後にボタンを押すと、変身後の名前が読み上げられる形式(例えば1番を押して変身した後でボタンを押すと『ジュウオウイィーグルゥゥーー』、という形)になっています。
押すボタンはどれでもOK。2回目以降は通常のプッシュ音に切り替わります。
7~9番を押した場合や同時変身した場合は個人名ではなく
『動物戦隊!ジュゥゥ、オォォーーゥウジャァァーーーーーー!!!』
という音声が流れます。



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キューブのマークを揃えてジュウオウキューブを召喚!
まず、黄色の召喚ボタンを押すと
「ピリリリリッ、キュオンッ」
という音声が流れ、LEDが黄色に発光。それに続いて、操作待機音が流れます。
続いて、召喚したいキューブの番号を押します。この段階ではボタンを押しても動物の名前は流れず、プッシュ音のみとなっています。
今回は例としてキューブイーグル(1番)を召喚。

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側面のジュウオウキューブの絵柄を揃えると、特殊回転音に続いて
「『キューーブイィィーーグルゥゥーー!』バッサァ、バッサァ…キィィィー!キュゥゥーーー!!」
という音声が流れます。 
これは他のアニマルも同様で、パターンとしては
「『キューブ○○!』+各アニマル固有の移動音(走行音など)+固有の鳴き声」
という形になっています。発光色は各アニマルのカラーと同様。
最後に流れる固有の鳴き声は変身時の最後に流れる鳴き声と同様です。

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7~9を押した場合はLEDの発光は無く、音声も
『ジュウーオウーーキュゥゥーーブゥゥーーー!』
と読み上げられるだけになります。


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ロボットのマークを揃えて動物合体!
青の合体ボタンを押すと
「ピュイィィッ」
という音声が流れ、LEDが青く発光。操作待機音が流れます。

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そして、合体させる組み合わせで番号を押します。
動物合体遊びの際は、本能覚醒の際と同様にボタンを押したら各アニマルの名前が読み上げられるような形になります。
まずはジュウオウキングに合体。1、2、3(イーグル、シャーク、ライオン)のボタンを押します。

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ロボットの絵柄を揃えると特殊回転音が流れ、
『アーァーーーアァアーーーーッ!!』
という変身時と同様の雄叫びが鳴り、LEDが青に発光。
そして、
「ダララララララララララッ…」
というドラムのような効果音が流れ、LEDが赤→青→黄→緑→白の順で発光します。

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効果音が止まると
『サンッ!』ドォォン!
 『ニ!』ドォォン!
 『イチィ!』ドシュゥゥーン!
 『ジュウーーオーーウーキンーーーグゥゥゥーーーー!』
ガシュィィン!キュォォーーーン!」

という合体音が流れ、ジュウオウキングが完成!!

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勿論、異なる組み合わせでも合体が可能。
例として1-5-4の組み合わせで合体させると
「『ヨン!』ドォォン!
 『ゴ!』ドォォン!
 『イチィィ!』
ドシュゥゥーン!
 『ジュウーーオーーウーキンーーーグゥゥゥーーーー!』
ガシュィィン!キュォォーーーン!」

という合体音になります。
一方で、組み合わせが成立しない(1-3-4など、同じ部位を構成するパーツを入れている)場合は、キューブの番号の読み上げだけになり、「ジュウオウキング」の台詞の読み上げが無くなります。

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今後の展開のネタバレになってしまいますが、6-5-4の組み合わせでボタンを押すと
『ヨンッ!』ドォォン!
 『ゴ!』ドォォン!
 『ロクッ!』ドシュゥゥーン!
 『ジュウーーオーーウーワァァァァーーーーーイルドォォォーーーー!!』
ガシュィィン!キュォォーーーン!」
という音声が発動し、新戦力ジュウオウワイルドに合体完了!

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さらに、1-2-3-4-5-6すべてのボタンを押した場合は、イーグル~ゴリラの読み上げに加え、最後のボタンを押した後に
『キリン!』『モグラ!』
という音声が追加されます。
そしてロボットの絵柄を合わせると
『ヨンッ!』ドォォン!
 『サンッ!』ドォォン!
 『ニッ!』ドォォン!
 『ゴ!』ドォォン!
 『イチィ!』ドォォン!
 
『ロクッ!』ドシュゥゥーン!
 『ワァイルドジュウオウキィィンーーーグゥゥーーーー!』
ガシュィィン!キュォォーーーン!」

という新たな合体音声が流れ、超戦力・ワイルドジュウオウキングが完成!!


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動物銃剣ジュウオウバスターと合わせて、動物戦隊ジュウオウジャーに変身!
生命を弄ぶ宇宙の無法者デスガリアンから地球に生きとし生ける全ての動物達を守れ!

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付属するジュウオウジャーのミニ人形。5人分が入っています。
このミニソフビは合言葉を叫んで貰えるジュウオウイーグルのフィギュアやプレミア発表会、東映ヒーローワールドなどでランダム配布されていたフィギュアと同じです。
オマケ的なもので特に意味はなさそうですね。

総評
スーパー戦隊シリーズ40作記念、ということで前年の忍者に続き、今度は動物…とスーパー戦隊としては非常に鉄板のモチーフとなりましたが、玩具全体で統一されているのは「キューブ」という前代未聞の題材。
変身アイテム自体は携帯電話、しかもこのご時世にガラケーと、またもシリーズとしてはお馴染の選定となっていますが、ここ近年の状況を考えるとかなり変わった変身アイテムに仕上がっています。
それは「コレクションアイテムを一切必要としない変身アイテム」であるという点。ゴセイジャー以降はゴーバスターズという例外を除いて「各メンバー固有のコレクションアイテムを共通ガジェットに装填して変身」というシステムが続いていたので、00年代の方式へ回帰している形になっています。
そういった形式だけに、「チェンジャーを買うだけで5人全員に変身できる」という利点も同時に復活。これまではロボットや別売りのDX変身シリーズ、もしくはカプセルや食玩などで補完する必要がありましたから…。
但し、一方で思いっきり今後の展開をバラしている(新形態であるジュウオウゴリラの存在や4-5-6の組み合わせで合体する2号ロボのジュウオウワイルド、果ては第一次スーパー合体となるワイルドジュウオウキングまで発覚しています)ので、やっぱり一長一短だなぁ…と。
更に、ワイルドジュウオウキングの登場も例年通りなら1クール最後の12話程度…ということで、1クール目で内蔵音声の全てを使い果たしてしまうことになるわけなので、1年間を牽引できる重要アイテムにはなれるのか?という懸念もありますが。
全体的に触ってみた印象としては「タービンの回転をキューブの回転動作に置き換えたアクセルラー」という感覚。ボタン毎にマシンが割り振られているなど、結構被る部分が多いんですよね。
単独の商品として完全に完結しており、近年の玩具展開に慣れているからこそ、実際に遊んでみるとそのボリュームに驚くかと思います。価格も抑えられていますし、スーパー戦隊シリーズの変身アイテムとしては初の多色発光LEDを搭載するなど、地味ながらもトピックが多かったりもしますし。
完全な私見ですが、バンダイが昨今で臨界点を迎えていた「コレクションアイテムからの脱却」を狙って送り出したアイテムなのかなぁ…と。