こんにちは。かなたろうです。
試験期間中に答え合わせをしてしまい、
自滅して論文試験に不合格となった僕は、
さらに翌年の司法試験の受験を目指すこととしました。
ただ、僕は大学4年で、
法科大学院に進学する予定であり、
当時は新司法試験の受験回数に3回という制限があり、
しかも法科大学院在籍中に受験した旧司法試験も、
その3回のうちにカウントされるというものでした。
つまり、翌年に3回目の司法試験に挑戦するということは、
法科大学院合格後の新司法試験の受験回数を減らすことになる、
きわめてリスキーな選択でした。
また、旧司法試験の合格者は年々半減に近い勢いで減少しており、
翌年の司法試験に合格することは決して容易いものではないと思いました。
さらに、法科大学院を合格しての新司法試験は、
合格率も高く、受験機会が3度あれば合格しやすいように思いました。
ただ、僕は、新司法試験の受験回数は2回あれば十分だと思い、
またリスクを避けて多くが受験を受け控えする可能性があることから、
翌年の旧司法試験についても合格のチャンスは十分にあると考えました。
そして、僕は3度目の司法試験への挑戦を決めたのです。
3度目の司法試験に向けてやったことは、
今までの勉強と大きく変わりません。
択一試験対策は、過去問と答練の問題、予備校の過去問集を解き、
出来なかった問題をノートにまとめ、そのノートで復習するというものです。
論文試験の対策は、過去問の参考答案を理解し、
論証カードを作成してそれを覚えるということを基本に、
あとは答案構成の練習(どのように書くかということの書き出し)と、
近時の重要判例の論証カード化でした。
また、直前期には時間が余ったため、
知らない論点をつぶすべく、択一六法で出てくる論点を論証カードにもしました。
3年目の勉強の際にも、
僕は基本書を読んだり最低限出席が必要な授業以外の授業には出ておらず、
あくまでも独学のスタイルを貫いていましたが、
この独学のスタイルでも十分に合格は可能だと思っていました。
そして、法科大学院に進学してすぐに、
3回目の司法試験の択一試験がはじまったのです。
3回目の司法試験の内容につきましては、
明日以降、お話しします。
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