こんにちは。かなたろうです。

今日からは、私の司法試験合格までの経験をもとに、
司法試験合格のための最短独学勉強法を説明をしようと思います。

まず、以前にもお話ししましたが、
司法試験の最短合格勉強法は、独学です。
そして、「独学」とは、
①予備校の基礎講座を受講しない
②大学の授業に出ない
③基本書を読まない
ということです。

予備校の基礎講座、大学の授業、基本書を読む時間を省略し、
効率の良い勉強をすることが、司法試験合格のための最短勉強法です。
多くの受験生は、司法試験の合格のためにこれらが不可欠と捉えて多くの時間を要するため、
いつまでたっても合格できず、また勉強時間の割に成績が伸びないように思います。

では、基礎講座を受けず、大学の授業を受けず、基本書も読まずして、
いったい何を勉強すればよいのでしょうか。

それは、過去問です。
司法試験に限らず、資格試験の多くは過去問の焼き直しです。
そして、過去問には実務家になるうえで必要な知識が多く詰め込まれています。
そのため、過去問を解くことが、合格への最短の道といえるでしょう。
司法試験に限っていえば、過去問を制覇することは、
司法試験の勉強の9割を占めるといっても過言ではないように思います。
逆に、司法試験の過去問は多くの受験生が勉強しているため、
これを理解せずに受験することは他の受験生に差をつけられるという意味で、
極めて無謀なものだと思います。
そのため、過去問を制する者は司法試験を制する
あるいは、司法試験は過去問を理解したものから合格していくといえるでしょう。

では、その過去問をどのように扱っていけばよいのか。
特に、法律を知らない初学者が司法試験合格のための勉強をどのように行えばよいのか。
その具体的な勉強方法について、論文試験の勉強法と択一試験の勉強法に分けて、
明日以降お話しします。