こんにちは。かなたろうです。
本日は、スケジュールの立て方についてお話ししたいと思います。
スケジュールは、
①やることを書き出して、
②それを試験までの残りの日数で割るという逆算で算出すべきであり、
これが極意です。
そして、それを1年、1か月、1週間、1日単位で、
それぞれ見直していく必要があります。
例えば、1年後の司法試験(予備試験)の合格を目指す場合、
やることとしては、以下のものになると思います。
最低限、★マークのものはこなすようにしましょう。
1)論文試験対策
★スタンダード100参考答案×6科目(+行政法)
・重要判例5年分×7科目
・論文試験答練
2)択一試験対策
★過去問集×7科目
・一般教養科目
・予備校の問題集
・択一答練
まずは論文試験対策のスタンダード100から始めましょう。
これは、各科目1か月をかけてよいと思います。
そして、1か月でやる問題数が決まればそれを週で割り、
さらに日で割って1日でやらなければならない問題数を算出します。
これをもとに日々の勉強を進めていき、
遅れてくれば頑張って追いつくように進めていけばいいと思います。
1日当たりの問題数自体は、それほど多くはならないのではないでしょうか。
なお、過去問は問題を見て事実関係が理解できれば、
すぐに参考答案を見て内容を理解するようにつとめましょう。
そして、分からないところがあればC-bookで理解するということを繰り返せば、
それほど苦労なく進めることができると思います。
理解した時点で、要点を簡潔に論証カードにまとめていくのです。
ちなみに、以前も説明しましたが、学説の対立などは覚える必要はないです。
判例通説を採用して、無駄を省いていきましょう。
そして、1科目1か月と決めたら、
1か月後には次の科目に移りましょう。
これをまだ試験まで余裕があるからといってだらだら伸ばしてしまうと、
あとあと時間切れになる恐れがあります。
1か月の間にできなかったところがあれば、それは後の予備月で行うようにしましょう。
また、論文の予備校答練があればそれをペースメーカーにすることも一つの方法です。
直前に作成した論証カードを暗記して試験を受けることを繰り返せば、
直前期の暗記作業が楽になります。
これがはじめの7か月ということになります。
次の3か月は、択一試験の勉強に充てることをお勧めします。
これも、まとめて取り掛かったほうが問題の重複があり記憶に残りやすいので、
科目ごとに片付けるイメージで取り掛かればよいと思います。
問題を解いて、できなかった問題をノート化していき、
2週間で過去問すべてをとき1周させましょう。
そうすると、残りが2か月になりますが、
1か月は予備月として、
これまで手が回らなかったところの勉強に当てましょう。
余裕があれば、重要判例を読むのもよいかと思いますし、
教養科目の勉強もできればしたほうがいいでしょう。
最後の1か月は、直前期でインプットに当てます。
択一試験の直前であれば、択一試験のノートでひたすら演習しましょう。
憲法に関しては、判例百選の判旨を読んだり、
憲法の条文を暗記することもよいかもしれません。
そして、択一試験後は論文のインプットに当て、
よゆうがあれば過去問をベースにして、
答案構成の練習を繰り返すということでよいと思います。
以上をスケジュール通りに行うことができれば、
司法試験合格はかなり近くなると思います。
そして、万が一不合格になっても、
もう1年で同じことをやり、徐々に範囲と精度を高めていけば、
合格は間違いないです。
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