こんにちは。かなたろうです。
今日は答練の活かし方についてお話しします。
答練には、
①予備校が行う直前期の択一答練・論文答練のほかに、
②予備校が行う比較的長期間での論文答練、
③仲間内で行う自主ゼミとしての答練があると思います。
僕は、いずれもうけましたが、
一番役に立ったのはやはり①直前期の択一答練・論文答練です。
これらは、インプットの確認になることに加え、
制限時間内で答案を作成する練習にもなりますし、
本番で出そうなところが出題されるので、とても役に立ちます。
知らない論点・問題も出てくるでしょうから、
知識の穴埋めにも使えます。
もちろん、知らなかった論点は論証カードに、
分からなかった肢はノートに記載し、直前期に再度見返します。
次に、②予備校が行う比較的長期間での論文答練についても、
もし可能であれば受講したほうが良いと思います。
これは、直前期の答練とは異なり、 試験に出そうなところというよりは、
その分野をひととおり出題していくものですが、
特に初学者の方はペースメーカーとして受講されるとよいと思います。
こちらも、知らなかった論点に関しては、
論証カードを作成してストックしていき、直前期に復習しましょう。
最後に、③仲間内で行う自主ゼミとしての答練ですが、
こちらはやみくもに行うことには注意が必要です。
仲間内の場合、議論しても正しい答えが出るとは限りませんし、
一人で勉強する場合と比較して時間がかかるというのが私の意見です。
もちろん、ほかの方の解答を見るのは勉強になりますが、
それは予備校答練で見る優秀者の答案の方が勉強になりますし、
得てして関係のない話になったりすることが多いように思います。
そのため、③仲間内で行う自主ゼミとしての答練は、
メインとしての答練として位置づけるのではなく、
生き抜き、モチベーションの維持という観点でとらえていたほうが良いと思います。
そういう意味でも、③仲間内で行う自主ゼミとしての答練は、
司法試験の合格のために不可欠ではないので、
独学で行う方は、無理に仲間を見つけて答練を行うまでの必要はありません。
そのような仲間がいなくても、独学で司法試験に合格することは可能ですから。
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