HIDA KANAYAMA 金山巨石群と筋骨めぐりのスタッフブログ

≪岐阜県下呂市 金山町≫ 縄文時代から機能している太陽カレンダー 「金山巨石群」 と飛騨街道金山宿に張りめぐらされた 「筋骨めぐり」 を紹介します

“飛騨かなやま” 金山巨石群 と 筋骨めぐり のスタッフブログ
本ブログでは 『金山巨石群』 および 『筋骨めぐり』 に関する個別の情報を掲載していきます

中日新聞 2018年 9月 4日(火)
『中津川「丸山神社のふな岩」と近くの巨石』
当リサーチセンター(調査資料室)では今年、春分の日を過ぎた 3月23日、十数年前から気にかけていた 中津川市苗木 にある 丸山神社の鮒岩(ふないわ)の調査に出かけました。以降も何度か通い測量や考察を重ねてきました。そのひとつが下の記事です。記事にもあるように、5月にはアメリカから調査・書籍編集のため金山に滞在していたナツヤマ博士にも同行いただき、また金山の有志ら 4名と愛知県のスタッフ 1名も同行し調査を手伝っていただきました。

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PDFはこちら

もうすぐ秋分(今年は 9月23日が秋分の日)。
当日前後は「金山巨石群」が忙しいので、その前の期間にふたたび「ふな岩」に出かけます。
巨石群と秋分の朝日・夕日の関係に加え、今後の課題は12km離れた笠置山との関連を調査していきます。下の写真は、真西に位置する笠置山へ太陽が沈んだ直後です。
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全国各地で巨石調査が始まりつつある今、地方に眠る巨石の謎解きのポイントは何か!? まずは古天文学的(考古天文学的)にこの「ふな岩」でその基礎が学べます。超基礎編といったところでしょうか。ただしフナには見えなくて、クジラでしょうか。南向きのそのモニュメントはきちんと台座の上に据えられています。その台座に沈む光を観察する「しかけ」がしてあるのです。
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写真左が南側の道路から撮影。右は神社境内に回り込み北側から撮影。

南側はクジラの目もくりぬいて、背びれも彫刻されています。尾びれは勢いよく空に向かってそりあがっています。ですが市の天然記念物とされていますね。これまでにもさまざまな分野の専門家が入り調査があったようですが…。
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ちなみに金山巨石群の岩屋岩蔭遺跡は県の文化財(縄文時代の史跡)になっていますが、単なる縄文人の洞窟という扱い。一時はどういうわけか「史跡」のはずが「天然記念物」と間違った県の表示が立っていましたね。本当にどういうわけか。気づいて岐阜県に指摘したのは他県の方でした。

これまで考古学上では、巨大な石はすべて天然記念物とされてきましたが、世界の巨石文明の謎を背景に、わが国におけるその後の見解はいかがなものなんでしょうか !?  
先の 9月 4日の記事に次のようなものがありました。

『人類は複数の集団から進化し、初期から多様性を内包していた』日本語
(原文はこちら〔英語〕/2018年 7月11日)

記事を読むと、ものすごく新鮮ですね。これまでの定説、アフリカ単一民族からの進化がベースとなっていた人類のはじまりでは説明がつかなくなってきたわけです。最後にあるように、研究で大事なことは、集めた情報を再構築し、見直しをすることです。それがこの国ではどの程度「進化」しているのでしょうか…!? この国における巨石文化を明らかにすることは、私たち祖先の功績を再認識することにつながり、喜ばしいことではないでしょうか。素直に考えればそうです。しかしある情報によりますと、日本の縄文時代が表に出てくると、仕事がなくなる(減る)人たちがたくさんいるそうです。卑弥呼あたり以降を研究する専門家のことでしょうか。それを守るために必死だそうですが、さみしい話です。そういえば、8年前にお会いしました天文学者さんが言っておられた「考古学」「天文学」は金にならない。という言葉を思い出します。さみしいついでに。

ともあれ「ふな岩」は見るだけでもおもしろい。まだ見てない方は、ぜひおススメ。なぜ海に面していない岐阜県なのにクジラなのか。この考察はここではまだにしておきます。縄文遺跡との関わりある各土地に眠る巨石の謎は、金山と中津川の中間、白川町の切井にもあります。これも機会があればまたご紹介します。

金山町商工会による 軽トラ朝市 を開催します。

2018年 8月26日(日)8:00~11:00

会場は 飛騨街道金山宿 の 本町商店街

筋骨めぐり にお越しの際は、ぜひ金山の軽トラ市ものぞいてみてください。
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会場はこちら。筋骨マップ の赤く〇で囲ってあるところが会場の 本町商店街 とご利用 駐車場 です。
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