2017年 4月15日(土)
巨石群のすぐそば、岩屋第二ダム湖の東岸沿い400mに植えられたソメイヨシノの桜並木。岩屋ダムが昭和47年(1972年)に完成して後の植樹ですから、45年程経過?少なくとも40年は経過していることになります。
今日がライトアップと出店の最終日、桜は満開で週末は天候に恵まれ一気に花が開きました。例年よりも少し遅め。今年も駐車するのに、駐車場だけでは足りず、道路脇に。係員の指示でスムーズに駐車できました。ちなみに八坂湖畔桜のパーキングは無料です。
最初の頃、田んぼに水をはっていたのは桜並木正面の一面だけでしたが、最近ではこの周辺も水がはってあるため、遠くからも見ても鮮やか。
近づくとすでに多くの人だかり。 午後7時頃。
このあと人が増えだし、ざっと見で300名以上。
この距離感の迫力が素晴らしい。ライトアップを始めて13年目ということですが、年々神々しさが増しています。スタッフの皆さまに感謝。
今年も最終日は売り切れゴメン状態。BGMは演歌。「よこはま、たそがれ」に乗って団子のリズム。
金山のこんな光景は 一際贅沢な感じ。町なかにもあるといいですね。
八坂湖畔桜の魅力は何と言ってもロケーション。ダム湖畔だけあって周囲の威圧感もなく広々とした空間です。田んぼに水をはって映し出す演出は苗代桜のパクリとも言えますが、この迫力はパクリをすでに超えた魅力があります。夜の桜並木を歩く人も増えました。もっとも湖畔桜というくらいだから、わざわざ水をはらなくても、昼間対岸からの景観が湖面に映し出す桜並木が本来の姿とも言えますが、このライトアップはいい演出です。
写真では伝わらないのが、この場所の質感。空気感というか、甘い桜の香りと、時々響くカエルの合唱、空にはコウモリが行き交い、人々の話し声がザワザワ…。交通騒音や排気ガスの心配はほとんどなく、空気が澄んでいるため、飛騨金山ってホントにいいトコだな~と思う瞬間です。
今年も週末にかけて、去年並みにたくさん来てましたね、とスタッフの方。
もしかして今年の方が多かったかも、とも。
ライトアップと出店は終了しましたが、満開になったばかりなので、まだしばらくは楽しめそうです。
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ついでと言ってはアレですが、飛騨金山の最南端にある「嶽見桜(たけみさくら)」もレポート。
4月16日(日)
桜から御嶽山が見える、というところから命名された江戸彼岸桜「嶽見桜」。
今日は晴天とはいえ、遠くかすんで御嶽山は見えず。
15日と16日の 2日間は昼夜の出店とライトアップの日。
スタッフによると今朝はまだ 3分咲きくらいで、昼にかけて 5分咲きくらいにまで開いたそう。
ちょうど地元菅田小学校の親子らが見学に。
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